忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

社会システムの陰で・・・

2010-01-31 10:12:25 | のんき的時事問題
図らずも連続シリーズと化してしまいました。前回の日記の続きです。

前回のコメントからご推察の方もいらっしゃいますでしょうが、今回は子どもたちの問題を
特に「少子化」という側面からテーマにしてみたいと思います。

民主党の政策の中で、「子ども手当て」と「高校授業料の無償化」の問題があります。
のんきのブログを詳しく読んでくださっている方にはお解りかもしれませんが、のんきはこ
の2法案に関しては、基本的に賛成です。

福祉先進国北欧はかつて・・・そして民主主義の3記事をごらんいただければ、その理
由はお解りいただけるか、と思います。

TVでも見えてくるようになったので、ご存知の方ももう大分増えてきたかとは思います
が、この2法案は、こういった北欧の教育システムをモデルとしています。

ただ、これが日本でできるか、というと、これはやはり別問題だと思うのです。
これは3点。

・北欧では、歴史的背景により、国民と政府との間に十分な信頼関係が築けていること。
・北欧の各国では、四国全体の人口程度(250万人程度)しか国民がいないこと。
・北欧ではこれを実現するために、国民は高額の税金を負担しているということ。

このことを今の政府は隠しています。北欧は、この3条件がそろっているので、これが実行
できるのです。まあ、企業に負担させていたりする部分もあるようですが、やはり民主党
は、この政策を行うための恒久的な財源を先ず国民に示すべきだと思います。

で、今回の記事。
男性も、女性も、大人は自分たちのことばかり考えているようですが、これからの社会を築
き上げていくのは間違いなく次の世代。子どもたちなんです。

ってことで、今日のデータ。すみません。長くなることは覚悟しておいてください。

こちらは平成17年国勢調査結果を元にした、「世帯数」の推移です。内訳は「総数」「親族
世帯数」「非親族世帯数」「単独世帯数」の4つ。つまり、前世帯数と、そのうち家族が共
に暮らす世帯、家族以外で共に生計を立てている世帯、一人で住んでいる世帯、それぞれの
数の推移です。

ちなみに単位は「千人」。以下同様です。

各項目の増加と共に、前世帯数も順調に増加していますね。

当然といえば当然ですが、このうちで最も多いのは「親族世帯数」。ってことで、更にこの
「親族世帯数」の内訳を見てみましょう。



「・・・ 何か、変じゃない?」
 「世帯数」のグラフとは何か違う変化がありますね。
全体が増えているわけではなく、増えているのは「核家族」。「その他の親族世帯」、つま
りおじいちゃんおばあちゃんといっしょに暮らしたり、複数の世代で共に暮らしているよう
な親族の世帯はむしろ減っている様子が良くわかります。

「日本の社会構造の『核家族化』」と言われる所以です。

では、さらにその『核家族』の内訳を見てみましょう。


皆さんの中で、「家庭」のイメージって、どんなイメージでしょう。
お父さんがいて、お母さんがいて、子どもがいて、両親が子どもの手を両側からつないで、
笑顔で歩いているような・・・。そんなイメージってありませんか?

そんなイメージを象徴するように、やはり、「核家族」という家族形態の中でも、「夫婦と
子ども」で構成される家族の割合が一番大きくなっています。

いますが・・・。

そんな理想とされる「夫婦と子ども」で構成される家族の数が、調査年ごとに減っています
ね。

変わりに増えているのが、「夫婦のみ」で暮らしている世帯と「片親と子ども」で暮らして
いる世帯。

割合で見てみると、昭和60年度の「夫婦と子ども」の割合が実に75%。夫婦のみが23%。片親
と子どもが11%であったのが、平成17年には、それぞれ52%、34%、14%と変化しています。

もちろん、「夫婦のみ」には子どもが結婚して家計を外れた家庭もあるでしょうし、純粋に
比較はできないと思います。実際、夫婦のみで、65歳以上の家庭が1,200,000世帯以上あるよ
うですので、実際に「夫婦のみ」の世帯で、「子どもを産まない選択」をしている世帯の数
はグラフの数値よりもぐっと少なくなってくると想像されます。

だとすると、このグラフのうち、「問題点」として浮かび上がってくるのが「片親と子ども」
のみの世帯が増えていること。

ってことで、次回はこの「母子・父子家庭」に内在する問題を詳しく見てみたいと思います。


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マルサスの罠

2010-01-28 18:11:56 | のんき的時事問題
先ず冒頭で、少しだけ謝罪をしておきたいと思います。
やはり、昨日のブログで用いた表現に、用いた表現で、本来適切ではない表現であったかと
思う部分があります。
あえて訂正は行わずに置いておこうとは思うのですが、やはり、特に女性に対して不快感を
与えてしまう表現だと思います。

このことを謝罪したいと思います。

ですが、一つの捉え方である、とも思いますので、記事として、のんきの考え方を述べるこ
とで、ご理解いただければと思います。その上で、ぜひコメントにてご意見をいただければ
と思うのです。

特に女性が、この問題をどのように捉えていらっしゃるのか、のんきとしても非常に関心が
ある部分ですから。どうぞ、よろしくお願いいたします。m(_ _"m)ペコリ

それでは、今日の記事へと移ってみたいと思います。

「マルサスの罠」。

この言葉は知人から教えてもらった考え方です。
どのような意味か、ということは、記事全体を通じてご理解いただきたいと思っています。

昨日、のんきは記事中で「女性の社会進出」が家計の可処分所得を減らす原因となった、と
述べています。

女性が社会への進出を訴え始めた頃の世相を考えてみましょう。

当時は、戦前の考え方と、戦後、導入された新しい考え方とが共に渦巻く、その変遷期に
あったのだと思います。

「男性の職場」「女性の職場」。上記の時期からは随分と経過した時期ではありますが、の
んきが最初に就職した職場でも、同じ職場でありながら、男性の給与と女性の給与には差が
設けられていました。共に正社員であるにも関わらず、です。

女性には出産と育児というリスクがあり、これは企業側にとっても、会社を早期退職する可
能性が高い女性という存在に対して、男性と同等の給与を与えることは、恐らく抵抗があっ
たと思うのです。

ですが、このことに対して、女性の側から異論があがります。つまり、「全ての女性社員が
結婚するわけではないし、そのリスクを同一に考えるのはおかしいのではないか」というこ
と。また、出産後、会社へ復帰する可能性だってある、と。

結果、女性にも自立できる可能性の幅が広がり、結婚よりも就職を選択する女性が増える
きっかけともなりました。結婚する女性が減ったわけですから、当然パート労働という雇用
形態を選ぶ女性が減り、これまで男性の聖域でもあった職場に、女性が進出することとなり
ます。

当然、これまで低賃金で雇っていた女性を男性と同等の給与で雇うわけですから、大企業で
もない限り、どこかで賃金の帳尻を合わせなければなりません。

どこで帳尻を合わせるかと言うと、「ボーナス」であったり、新入社員の賃金であったり、
果ては雇用者数であったり・・・。

低賃金でも正社員として雇ってもらえるだけまし。首を切られた男性は、では一体どのよう
な生き方を選択するでしょうか。

そうです。結局、パート労働という雇用形態を女性が選ばなくなったわけですから、そこへ
男性が進出していくより他ないんです。男性のパート労働という働き方・・・。

元々、パート労働に見合う職場には、男性より女性の働き方に見合った職場の方が多いと思
いませんか?

では、男性のパート労働と言う働き方・・・。パート労働という名前は使われませんね。

「派遣社員」。

そうです。現在の社会の状況とは、すなわちかつて女性が占めていた所得層に、雇用の形態
を変えて、男性が増加した状態に他ならないわけです。
「派遣村」の報道の様子を思い浮かべてください。女性は殆ど存在していませんでしたよ
ね。のんきも詳しくその様子を見たわけではありませんが、のんきが記憶しているかぎり、
派遣村の報道で映し出されていた人たちのうち、99.9%は男性であったと思うのです。

では、どうすればこの状況が改善されるのか。難しい問題ではありません。男性と女性の
役割をそっくり入れかえればよいのです。

女性が主に収入を生み出し、男性が時間帯労働で家計を支えるような働き方を選択する家庭
が増えれば、それほど難しくないと思います。

ですが、皆さんはどう思うでしょうか。恐らくアンケートをとったとして、90%以上の方が
このような家庭形態には反対すると思います。何より、先ず反対の声を上げるのは男性より
女性でしょう。「そんな男性とは結婚したくない」と言うはずです。

問題はこれだけでは終わりません。

前記した派遣村を生んだ原因。リーマンショックによる、大量の派遣切り。これを「社会問
題である」と多くの国民が捉えたと思うのです。

そして、「専門的ではない分野の派遣雇用を禁止しよう」。こういった動きが実際に政府内
でも見られるようになりました。では、実際にこういった法案が採択されたと考えて見ま
しょう。

派遣労働の禁止。今まで派遣雇用でまかなっていた部分に正社員を雇わなければならないと
しましょう。当然、労働者数はそれだけ確保する必要があるわけですから、多少の現象はあ
るにせよ、正社員を雇用しよう、と大企業の連中は考えるでしょうか。

答えはNo.だと思います。

どのような選択をするか。大企業は、間違いなく海外へ逃げます。
そして、日本では海外レベルとは言わないまでも、そのレベルにかなり近い給与でかまわな
いという者しか雇えなくなります。もしくは能力があり、管理者として適する者しか。

中国でも賃金水準が上がってくるでしょうから、次はベトナム、インド、インドネシア。更
に賃金の水準の低い地域へとシフトします。

「マルサスの罠」。日本国民の給与の平均は、次は「女性の平均」ではなく、「外国の平
均」に合わせられてしまいます。結果、更に失業者数は増え・・・。

生活水準を向上させようとすればするほど、どんどん生活水準は低下していってしまう。

つまり、これまでは「男性」と「女性」の問題で済んでいたかもしれませんが、これからは
「日本人」の問題として捉えなければならなくなるんです。っていうか、もう既にヤバイ水
準まで来ていると思いますが・・・。

っていうより、これから問題となってくるのはむしろ「日本人」と「外国人」の問題です。
「男性」ではなく、「日本人」がこれまで男性がたどってきた道と同じ道を歩むことになる
のでは、と。となると、これまでの「女性」と同じ意味合いをこれからもつであろう存在が
「在日外国人」。そして「移住外国人」。放っておけば、「女性」に「男性」が管理される
社会ではなく、「外国人」に「日本人」が管理される社会が訪れかねないということ。

さて。のんきの説は行き過ぎでしょうか。
「まさかそんな時代が来るわけないじゃん!
ひよこさん。本当にそう思いますか?

では、このブログをごらんになっている方に、「外国人参政権法案」を、まさか政権与党が
提出するような時代が来るなんて、だれか想像された方はいたでしょうか。

っと・・・。元々は選択的夫婦別姓制度を問題とした記事でしたね。

ですが、それくらいの危険性をこの制度は孕んでいる、ってことです。

「選択的夫婦別姓制度」は、今以上に男性の権威を弱め、さらに日本人の人口を減らすため
の法案です。

そんなばかな、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それくらいの危険性を孕んだ問
題を、現与党は国民への審判を問うこともなく、「国民の信頼を受けた政党だ」という勝手
な理屈で通そうとしているんです。

せめて、開かれた場で、国民に分かりやすいよう、賛成派と反対派で議論し、更に国民の信
を問うような、それほどのことを行うべきだと思うんですよ、ホント。

とにかくのんきは、今の民主党を信頼することなんて、とてもできません。


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選択的夫婦別姓制度

2010-01-27 08:57:46 | のんき的時事問題
コメントで話題にしていただいたので、折角ですから、記事にしてみたいと思います。

「選択的夫婦別姓制度」。
今国会では、実に62の法案が提出されようとしています。その62の法案の中に、この「選択
的夫婦別姓制度」にかかる法案が含まれています。

「夫婦別姓問題」
これは、「ジェンダーフリー」の問題と、背を合わせるようにして付いてまわる問題です。
ジェンダーフリーの定義は、「従来の固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平
等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること。」とされています。(Wiki)

のんきが話題にしてきた問題の中で、「地区」の問題、「特定永住外国者」の問題と並
んで、このジェンダーフリーの問題は、もう一つの「逆差別」にかかる問題でもあります。

良く似た法律に、「男女雇用機会均等法」という法律があります。

経緯を説明すると、まず、昭和47年(1972年)に「勤労婦人福祉法」としてこの法律の前進
ができあがります。

続いて、1979年(昭和54年)12月18日に、国連で「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃
に関する条約(女子差別撤廃条約)」が採択され、日本もこれに批准します。

これに基づいて、昭和60年(1985年)、「勤労婦人福祉法」が改正され、「雇用の分野にお
ける男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律(男女雇用機
会均等法)」が制定されました。

そして、1999年4月1日、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する
法律」として、この法律はさらに改正され、「募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚
生、定年・退職・解雇において、男女差をつけることが禁止され」ました。

この法律の制定によって、「女性の時間外労働・休日労働の規制」に関する撤廃、「女性の
深夜業を禁止(一部職務を除く)」の撤廃がなされました。

そして、2006年6月15日成立、2007年4月1日施行の改正・男女雇用機会均等法では『「女性に
対する差別を禁止する法律」から「性別による差別を禁止する法律」へと変わ』りました。

つまり、女性だけでなく、男性に対する性差別も禁止される項目が追加されたのです。

さて。この、男女雇用機会均等法。面白いグラフがあります。

こちらは、厚生労働省発表の「婚姻数及び婚姻率」のグラフ。

グラフを見ると、ある年を境に、婚姻率が急激に低下し始めているのが分かりますね。

そう。昭和47年。「男女雇用機会均等法」の前進である、「勤労婦人福祉法」が制定された
年です。

「え~そんなの、人口が増えなくなったからじゃないの~
ひよこさん。では、こちらをご覧下さい。


こちらは総務省統計局のデータで、日本の人口の推移を表したものです。

ごらんのように、昭和47年は、人口増加の真っ只中。人口が増加しているにも関わらず、な
ぜか昭和47年から、急激に婚姻率が低下し始めているんです。


こちらは、「出生数」と「出生率」のグラフです。
もっと露骨にその問題点が見えてきますね

「女性の社会進出」。このことがもたらした最大の弊害だと思います。
まあ、本当にこの「男女雇用機会均等法」と「婚姻率・出生率の低下」がリンクしているの
かどうかは分かりません。

ですが、「社会の世相」を如実に現している、ということはできるかもしれません。

では、最後にこんなグラフを示してみましょう。


統計局データです。

こちらは「離婚件数及び離婚率」のデータ。さて。どう感じるでしょうか。

元々、日本のコミュニティでは、片働きが当たり前。女性は家に入って、家事育児を行うの
が通例でしたね。

時代。世相。その他諸々の諸事情があり、「やってみなければ分からなかったこと」もたく
さんあったと思うんです。男尊女卑。浄土真宗的な、日本古来の習慣が、女性の権利を圧迫
し、欧米から新しい情報がたくさん入ってくるにつれ、「女性も男性と対等なんだ」という
認識が世の中に広まり始めました。

ジェンダーフリーが叫ばれ、いわゆる「社会派」と呼ばれる人たちが大活躍し、男性と女性
の差別をなくするため、「法律」と「教育」の両側面から日本人の意識が変化させられまし
た。

だけど、その結果・・・。どうなったかを見ると、本当にその事が正しかったのかどうか、誰
が判断できるといえるのでしょうか。

男性社会に女性が進出すれば、当然男性の働くべきところは少なくなります。やむを得ず、
女性社会へ男性が進出することとなり、当然男性の所得は減少します。

男性社会に女性が進出した。では、女性の給与は男性並になったのかというと、そうでは
ありません。男性の給与が減らされ、女性の給与と均一化された。

女性が社会進出したとはいえ、未だ男性の扶養に入っている女性の方が多いわけですから、
当然家計の可処分所得は減少します。

家計が社会へ支出できる所得が減ったわけですから、当然物価は下落します。
物価が下落すれば、当然会社が給与として支払える金額が少なくなるわけですから・・・

これ以上は言うべくもありませんね。

で、改めて考えてほしいんです。

「選択的夫婦別姓制度」。

今更過去に戻せとは言いません。不可能ですし、改正されたということは、それなりに見直
すべき点もあったということですから。

ですが、あえてこれを加速させるようなことを行う必要がどこにあるんでしょう。

もちろん、他国と比較して、夫婦別姓を導入したことで、婚姻率が増加したというデータ
があることも事実です。一方で離婚率が低下することを裏付ける、論拠となるようなデータ
も存在しません。

ですが、これを日本で実行した場合どうなのか、と言うことに対しては、本当に疑問が残ります。

グレーゾーンを、「白だ」と認めてしまうことは、同時にさらなるグレーゾーンを広げてし
まう結果となります。「規制緩和」が次々と実行された結果、何が起こるのかということ
は、小泉内閣で十分実感したはずなんです。

グレーゾーンはグレーゾーンのままとして残しておくべきだと思うんです。
「通称制度」。せめてこれを認める程度に留めておけばいいのに・・・。

まあねぇ。のんきのブログを見てくださる方が、国民全体の何%に相当するか、なんて考え
ると、本当に微々たるものだと思うんですが、せめてのんきのブログに接した方だけでも、
問題点に気づいて、「真実を見ようとする目」を持ってくださることを、願ってやみません。


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「政策」

2010-01-25 09:30:56 | のんき的時事問題
ドンキホーテの続きです。
今、民主党のもっぱらの話題は「小沢疑惑」。そして「鳩山献金問題」。ですが、あまりこ
こにとらわれすぎると、国民にとって、本当に大切なことが目に見えてこなくなることもま
た事実。注意しておく必要があると思います。

昨日、のんきは知人に誘われて、ある市議会議員の方の事務所立ち上げの結成会に顔をだし
ておりました。その市議さん自身への認識も、のんきはありましたし、ぜひ応援したいとい
う気持ちがあります。

以前に市政報告会へ呼ばれて顔を出したときに配られた「市政政策」と比べてみても、今回
配布された政策は、非常に現実的で、よく練られているな、と感じられるものがそろってい
ました。さすがだな、と感じました。

ですが、問題は応援に来た他の政治家たち。某国会議員も来ていました。
彼(市議さん)は、自民党系ですから、当然応援にいらっしゃる議員さんも自民党の議員さ
んです。

「変わらなければならない」
口ではそういいます。控えてはいますが、どうしても出てくるんです。小沢批判、鳩山批判
が。政策の中身じゃないんですよ。

「なぜ自民党が敗北したのか、反省をしなければ」
できてないんです。

自民党が敗北した原因。色々あります。マスコミによる執拗な切り取り報道と「報道しない
権利」を駆使した偏向報道。故中川元財務大臣の失態。鳩山邦夫氏を切ってしまったこと。

ですが、
自民党が敗北した最大の原因は、一番大事なときに、ときに、肝心
の自民党議員が麻生さんに背を向け、誰も彼を支えようとしなかった
こと。


麻生さんは、「ぶれた、ぶれた」と盛んに言われましたが、ぶれていたのは麻生さんじゃあ
りません。麻生さんの周辺。肝心の政治家が、マスコミの執拗な偏向報道に踊らされ、自分
たちの保身に走り・・・。国民が愛想を尽かしたのはそんなあんたたちなんだ。

だからこそ、本当に変わろうと思うのならば、あんたたちがそのことを謝罪するべきなん
だ。反省すべきはそこだろう!!

今声を上げて言わないといけないのは、小沢批判、鳩山批判じゃないだろう!!
今国会に提出される法案に、選択的夫婦別姓問題、外国人地方
参政権問題に関する法案が含まれていること

じゃないのか?国民に向けて議論されることもないまま、国民の信を問うこともないまま、
国民の生活の基盤を揺るがしかねない妙な法案が、いつの間にか提出されようとしているん
ですよ!!

もちろんその問題も出てきてはいたが、「今提出されようとしている」ということまでは言
及されなかったし・・・。

ホント、思うんだよな~。衆院選のときに自民党が出した政権公約をもう一度表に出して、
今民主党が出している新経済政策と項目ごとに比較して、自民党の
案の方がよほど具体性が あって、実効性のある公約だ

と堂々と議論してほしいんだよなぁ・・・。

衆院選で負けたから、自民党の公約は信頼するに足りないものだ、とか、負けた公約を今更
掲げられない、とか考えてるんじゃないよな~。

何度も言うが、自民党が負けた理由は「正しいこと」を「正しい」と信じ続けることができ
なかったこと。そんな状態のままで、今更新しい政策を持ち出しても誰も信用しないよ?
「ぶれた」としか捉えられないんだ。

そのためにも、あんたたちが、ちゃんと自分たちが自民党が大敗した最大の原因だと認め、
その上で改めて麻生政権下の政策を表にだして、堂々と民主党と議論を戦わせてほしい。

「ブレない政治」って、そういう政治をいうんじゃないんでしょうか。

国民が求めているのは、世論によって簡単に考え方を変えてしまうような、そんな信頼性の
ない政党じゃありません。保守政党として、自分たちの信念を貫き通し、正しいことを正し
いと主張できる、そんな政党なんですから。


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ドンキホーテ

2010-01-24 08:59:32 | のんき的時事問題
国会答弁を見て思うことの中に、菅直人財務相のことがあります。

いえ、これは彼に限ったことではないかもしれません。ですが、彼の答弁のやり方が、一番
今の民主党を象徴しているように思うのです。

予算委員会 茂木敏充議員の質疑
↑この動画で、自民党の茂木議員との質疑応答が行われます。Youtubeで探したのですが、見
当たらなかったので、衆議院インターネット審議中継の動画から。10:07分頃から菅財務相の
ターンが始まります。

この動画の中で、茂木議員は、中国の故事成語、「朝三暮四」をたとえに、麻生内閣の補正
予算と鳩山内閣の補正予算とを比較して、「同じ予算を組むのであれば、基金を止めなけれ
ばよかったではないか」と問いかけています。

民主党は前政権に謝罪すべきだヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
で、のんきは全く同じことを記事にしていますね。

政治に対する素人であるのんきにでさえ分かることなんですよ。
そして、基金がストップされた段階で、多くの方(政治に関しては素人である方)たちが
ネット上で意見を述べられていた通りに動いているんです。

・基金には必要な事項(絶対に実行しなければならない事業)が多い。
・今年度ストップしたとしても、必ず来年度の予算で実行しなければならない。

その通りでしょう?
24:08頃から始まる茂木さんの質疑と、菅大臣の質疑を見てみてください。

元々エコポイント制度に対して、批判を行っていたのは民主党なんです。自民党は、当時野
党であった民主党の反対を必死に説得してこのエコポイントを実行したんです。

茂木さんは、今年度一杯エコポイントは予算組み(予算組みしたのは自民党です。恐らく麻
生政権が続いていれば来年度も継続して予算配分したでしょう。なぜならばエコポイントは
大きく国民の消費を押し上げているんですから。反対していたのは民主党です)されている
んだから、わざわざ補正予算で組まずとも、4月からの本予算で堂々と予算組みすればよい
のではないか、と問いかけています。

ですが、これに対して菅大臣は、「4月からの本予算にエコポイントを組んだら野党の皆さ
んは賛成してくれるんですか?」と逆切れしています。

前記しましたが、反対していたのは自民党ではなく、民主党なんです。

続く補正予算の具体的中身に関しても、菅大臣の答弁では、アニメ事業の育成が「箱物」か
ら「人材育成」へ変化しただけで、他の事業に関してはパクリです、といっているとしか思
えません。

「不必要な事業があったから予算の組み換えを行った」
と言っているのに、そのほとんどが麻生政権のパクリ。つまり自分たちが批判していた事業
をそっくりそのまんま、自分たちが実行します、と言っているわけです。

この後、33:25ころから直嶋氏が答弁に応じます。直嶋氏はきちんと認めていますね。
「組み換えではなく、拡充である。エコカー、エコポイント事業に関しては、非常に大きな
効果が上がっているので、継続します」と。

まあ、「民主党からも提案していた」という枕詞付ではありますが、誤りは誤りとして認め
ることが必要だと思うんです。で、続いてエコハウスのことに関して前原さんが36:37から説
明を始めています。

38:15頃から長妻氏が雇用助成予算枠に関して説明を始めます。

つまり、直嶋氏がきちんと誤りを認めたことによって質疑が前向きに進み始めたわけです。
内容が納得分かりやすいものですから、問題点の指摘等もきちんと行われていきます。

で、「ドンキホーテ」の話。

基本的に、菅さんのスタンスは、「国家の債務は自民党の責任」。「失政を行ったのは小泉
内閣である」です。

菅財務相 債務の新旧分離案「魅力的」 国民に状況を説明するため
↑このニュースを見れば、この菅さんのスタンスが良くわかります。
菅さんは、「麻生政権までの債務」と「鳩山政権後の債務」は分けて考えることに大変魅力
的だ、と言っています。自分たちが政権与党である、という自覚が大きく欠落しているんで
す。国の債務が自民党政権の債務か、民主党政権の債務か、ということは全く関係のない話
ですからね。

のんきのブログを読んでくださっている皆さまにはもうお解りかもしれません。菅さんのこ
のスタンスは、非常に矛盾しているんです。

先ず、国の債務内430兆を生み出したのは海部政権時代の自民党。裏でコントロールしていた
のは小沢一郎と金丸信。200兆の債務を生み出したのは自社さ連立政権。菅氏も鳩山氏もこの
とき政権の中枢にいたんです。

小泉元総理は大幅な緊縮財政路線を取りました。歴代の総理の中で、唯一国債の発行残高を
減らした唯一の総理です。そのスタンスは安倍氏も福田氏も継続したはずです。

そして、その責任を、リーマンショックの世界恐慌から大幅な立ち直りを行うための足がか
りを作った麻生政権のせいだと言う。そして、麻生政権当時の経済対策をほぼパクっている
わけです。

本当に政権交代を行わないといけないのは、日本じゃありません。今や政権第一党となり、
最大与党となった民主党そのものなんです。

小沢、鳩山、菅。この三人が政権の中枢から去ることが一番の経済対策だと思います。
加えて千葉、山岡、赤松。国の威信を揺るがすような問題発言の目立つ議員が民主党内には
多すぎます。

「ドンキホーテ政党」はもういらないんです。

「民主党の政権交代」。今のんきは心よりこれを望みます。


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国会開幕!!

2010-01-23 08:52:26 | のんき的時事問題
さて。いよいよ今週は通常国会が開幕された週となりましたね。

世間においても、今回ほど国会に注目の集まった国会って、あまりないんじゃないでしょう
か。

水曜日には予算委員会において、自民党谷垣総裁と鳩山首相との論戦が繰り広げられまし
た。
この国会質疑。マスコミは「政治とカネ」の問題に注目し、「責め切れなかった」谷垣総裁
を必死に演出しようとしていましたが、のんきが見ていて、一番面白いと感じたのは、平野
官房長官V.S.谷垣総裁、千葉景子法務大臣V.S.谷垣総裁のシーン。

幾つかのんきのマスコミ批判をここで行っておきますが、前期したように、自民党若手のヤ
ジを紹介した上で、「責め切れなかった」谷垣総裁を演出し、あたかも「政治とカネ」にま
つわる答弁ばかりが行われたように演出し、あたかも国民の側であるような顔をして、「予
算」に関する質疑が行われなかったことを批判した。

したんです。だけど、のんきは違う印象を受けました。

確かに、冒頭は「谷垣さん弱いよ~」なんて言いながらのんきも眺めていたんですが、決し
て「責め切れなかった」わけではないと思うんです。

民主党って、よく「ブーメラン政党」という表現をされます。つまり、自分たちが放った言
葉によって自分たちが政治責任を負わなければならないような立場に追い込められる、とい
う・・・。

今回の答弁で、その様相が最も強かったのは鳩山氏。

「(母親から資金供与されていたという証拠がみつかったら)バッチ(議員)を付ける資格
はない」

ここまで言わせた谷垣さんは正直すごいと思いました。

ただ、谷垣さんが問うたのは、「総理大臣を辞めますね」ということ。議員を辞めろ、とま
では言わなかったんです。けれども、鳩山氏は自ら「議員を続ける資格はない」と。

つまり、証拠が見つかれば国会議員を辞職すると言ったんです。きっといつか大きなブーメ
ランとなって彼自身に跳ね返ってくるに違いありません。

で、谷垣さんは「予算については別に質問する時間がありますから」今回は答弁しない、と
前置きした上で、続いて天皇の国事行為と公的行為の答弁に入りました。

そう。谷垣さんは、予算の討議はしっかりと別に時間を取って行います、と言っているんで
す。なのに、そこを報道せず、「国民が本当に討議してほしいのは予算についてだと思う」
という節のゲストや専門家たちの発言を紹介したり、中にはアナウンサー自らそういった節
の発言を行っている報道局もありました。ねぇ、テレ朝さん。

本当に面白かったのは、その後の天皇の国事行為に対する討議と検察への指揮権に関する部
分。

ここになると、一切出てこないんですよ。鳩山氏は。討議は主に平野氏が行い、時折岡田外
務大臣がサポートする程度。このことを締めの部分で、谷垣さんは「総理のリーダーシップ
がない」と皮肉っていましたが、正しくその通りだと思います。

平野氏は、最終的に鹿野予算委員長諭されて、「予算委員長の指示に従ってください」と言
うことで、天皇の国事行為に関するルール作りについて、ガイドラインを国民に向けて示す
ことを無理やり約束させられて、苦々しそうに壇上を去りました。
で、千葉景子。

首相は「指揮権を発動するつもりはありません」。
千葉景子は「一般論としてあります。前提がない質問にはお答えできません」。

千葉景子は何度聞いても同じ答えしか言いません。つまり、どう聞いても、「いざとなった
ら発動します」と言っているようにしか聞こえないんです。

加えて、「取調べ可視化法案」の発議を行おうとしているのもこの千葉景子。要はタイミン
グなんですよね。どう考えても小沢氏の逮捕に関して発言を行っているとしか聞こえないん
です。

このことを谷垣氏が問うても、「前提のない質問にはお答えできません」の一点張り。で、
「一般論としてはあります」の枕詞をつける。

以前にもお伝えしたことがありますが、日本では三権分立が政治形態の基本です。
民主党の政治のやり方を見ると、明らかに立法府が行政府に介入しようとしている。そうと
しか見えないんです。しかも、検察庁が絡んでくるとなると、司法権にも抵触する可能性の
ある分野です。

まるで全体主義(ファシズム)を見ているようです。

しかしこういった部分から話題を逸らし、「政治とカネ」のみを必死に演出しようとするマ
スコミ。「報道しない権利」と「切り取り報道」を駆使してさぁ。

まあ、確かに関心のある分野ですが、もっと全体像が見えるような報道をしていただきたい
ものです。

長くなりましたので、この記事はこの辺りで終えますが、実はあと二つほどテーマにしたい
件があるんですよねぇ。

それは、「菅直人財務大臣(副総理)」と「前原国交相&岡田外務相」のお話。

まあ、のんきなりの視点ですから、異論がある方もあるかもしれませんし、ひょっとする
と、政治に関心がない方も多いかとは思いますが・・・。

ですが、政治に関心を持つことって、とても大切だと思うんです。

「景気がよくならない」「変な事件が増えてきた」「行政府でいやな対応をされた」
文句は言うけれども、「なぜ」そうなのかということには関心を持たなかったりする。

「だって結局決めるのは国会議員やろ。オレたちには何もできんやん」
その結果、マスコミに踊らされて、民主党に票を集めすぎた結果、何が起こっているか。

あ、批判ばかりしているようですが、のんきも民主党政策の中で、「いいな、これ」と思っ
ているものもあるんですよ。後日記事にはするつもりですが。

小沢&鳩山の横暴ぶりに目を奪われると、「良いこと」も「悪いこと」も見えなくなってし
まいます。いつか民主党批判のみが矢面に立って、民主党の(閣僚の)中にもきちんと国民
のこと、または国益を考えて、間違っていたことはきちんと謝罪し、現在の視点としてきち
んと意見を述べることができる議員がいる、ってことが分からなくなってしまう恐れもあり
ます。

そして同時に「悪いこと」も見えなくなってしまい、いつの間にか国民を破滅へむかわせる
かのような悪法が成立していたりする。

よくも悪くも、今の民主党政権は、「小泉政権」と非常に良く似ているんです。
中国よりか、アメリカよりかの差はあるにせよ。マスコミ報道のあり方も然り。

まぁね~。国会答弁を全部見ろってわけにも行かないでしょうしねぇ。

だけど、「何かおかしい」っていう、その感覚は、大切にするべきだと思いますよ。

以上。のんきの政治観でした


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あれから・・・・

2010-01-21 21:56:51 | のんきの日記
さて。ひょっとすると、長らく疑問に思っていた人もいるかもしれません。

決断・・・でお伝えしたように、のんきは昨年8月来、無職です。

「その後、どうしてるの~
はい。ひよこさんに代わって言っていただきました。

実のところ、「暇になったとたんに忙しくなった」。
これが本音です。

「暇になったんやろ」

ってな具合で、いろんな人から用事を頼まれてしまい・・・
長らく忙しい状態が続いていました。

昨年12月末辺りから大分用事も片付いて、こうやってPCに向き合うことの出来る時間も大
分作れるようになりました。

まあまあ、暇になったんです。

なので、そろそろ社会復帰のことを考えるようになりました。

じゃないと腐ってしまいそうで・・・

前々から声をかけてくれていた人に、今日会う機会があったので、その話をしてきました。

早いうちに社会復帰したかったので、3月か4月頃がいい、と言ってみたのですが、さすが
に来月からは厳しいってことで、4月~6月を目安に採用してもらうことになりました。

給与的には、のんきが今まで就職した会社の中では一番の好条件。

最初の会社のころに比べれば、のんきも大分成長したとは思います。
今度こそ、のんきの能力や資質が、会社にきちんと貢献できるようなものとなるか・・・。

やってみないとわからないですね、こればかりは。

やっぱ将来的には、きちんと家庭も持って、パートナーとなる人や、子どもたちが不自由だ
と感じることのないようにしていきたいですからね。

のんきの歩んできた道が、間違った選択ではなかったと信じて。
次こそは、大人として、自立した存在となれるよう、がんばってみたいと思います。
**********************************************************************


過去のこと何時まで引きずって生きてるの

思いでも 後悔も かばんに詰め込んだら

まだ間に合う 情熱と言う切符を握り締めて

雲分けて レールのない空へ・・・

乗り込もう 未来行きに

今という駅 一つ一つ確かめ 夢のゴール向かおう

大丈夫! 一人じゃない みんないっしょだから

各駅停車でもいいじゃない 

              Get on !!

             DEEN~レールのない空へ


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「光」の秘密

2010-01-20 10:06:50 | のんきワールド
今日は久しぶりにのんきの中に神様が降りてきました。

教えてgoo!を見ていたら、中々興味深い質問をされている方がいらっしゃいました。

「植物の葉はなぜ緑色じゃないのか」

・・・?
ねぇ。葉っぱは緑色してるよね~。
「枯れた葉っぱが茶色いから、そういうこと?
そういうことでもないようです。ひよこさん。

では、こんな表現をしてみるとどうでしょうか。
「植物の葉は、なぜ緑色をしているのか」

この質問に対する解答は簡単ですね。植物には葉緑素があるからです。葉緑素が緑色の光を
もっとも強く反射するので、緑色に見えるんです。

って言われると、こう思いませんか?
「緑色の光を反射している、っていうことは、その植物は本当は緑色をしていない、ってい
うことじゃぁ・・・」

「植物の葉はなぜ緑色じゃないのか」とは、つまりそういうことです。

だけど、のんきは思います。
「植物の葉が反射しているのは、本当に緑色の光なの?」

答えはNoです。 なぜなら、もともと光に色なんてついていないんですから。

「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」。光は時としてこんな色に見えます。

ですが、元々、のんきたちが見ている光は1種類。「光子(フォトン)」と呼ばれる、一つ
の粒(量子)に過ぎません。まあ、これが「電子」である場合や、「光電子」である場合も
あるのですが、元々同じ一種類の光の粒に過ぎないんです。

なのに、なぜこんな様々な色に見えるのか。

実は、光や電子といった、「量子」っていうのは、言い換えてみれば「振動する粒子」。
イメージ的には、膨(ふく)らんだり、しぼんだりをものすごいスピードでくり返している
粒子、といったところでしょうか。実際には違うみたいですけどね。

だけど、そうイメージするのが一番近いと思うんです。
可視光のうち、その膨らみ方が一番小さい(振動の幅が小さい)粒子が紫色に見えて、一番
大きい粒子が赤色に見えるわけです。

で、振動の幅の小さい粒子の方が、当然より細かいすき間まで通り抜けることが出来ます。

振動の幅が小さい粒子の方が、ある一定時間に振動する数(振幅数)も当然多くなりますか
ら、より激しく動くことになります。より狭いところまでいって、場合によると物を傷つけ
たりすることもあります。

紫外線や放射線(γ線やX線など)が遺伝子レベルにまで悪さをするのは、多分そういうこ
とだと思うんです。

一方で激しく振動する方がより速くエネルギーを消費してしまうのでしょうから、光の量が
少なくなればなるほど、エネルギーの量が小さくなり、例えば大気圏を通り抜けることが出
来ず、結果、一番振動の幅が大きい赤い光が最後まで残って、地上から見える夕焼けの光は
赤く見える、と。

だけど、どんな色の光も、実際はそういう色をしているわけではなく、その幅で振動する光
の粒を脳が「赤」だ、「緑」だと認識しているわけです。いわば、一種の錯覚。

さて。冒頭の「なぜ植物の葉は緑色ではないのか」。

結局、葉緑素が弾いている色は、緑だけではなく、実際は黄色の光も橙色の光も、赤色の光
も弾いているわけです。

「黄色」「橙色」「赤色」

何かを思い出しませんか?

 「銀杏(いちょう)」「楓(かえで)」「紅葉(もみじ)」

葉緑素の数が少なくなるにつれ、つまり葉がその生命としての役割を終え、死へと近づくに
つれ、葉のすき間が大きくなり、緑の振動の幅を持つ光、橙色の大きさを持つ光、赤色の大
きさを持つ光の順で光が通過できるようになるわけですね。

つまり、枯れ葉の色(全ての可視光が通過できるようになった葉)の色こそ、きっとその葉
本来の色なのかもしれません。

ですが、「色」そのものが脳の錯覚であることを考えると、きっと植物の葉は無色透明であ
る、っていのが真実なのかもしれませんね。


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またかよ~。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。

2010-01-18 18:32:11 | のんきの日記
「キン肉マン」ロビンマスク役の声優自殺か(読売新聞) - goo ニュース

またしても・・・。訃報です。
っていっても、声優さんの情報なので、あまり馴染みはないかもしれませんね・・・。

ロビンマスク役の声優さん=郷里大輔さん死去。
。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。辛すぎるよ・・・。

しかも自殺の疑いがある、って・・・。まだ57歳だよ。

もっといろんな役を演じていたようだけど、このロビンマスク役が一番の代表キャラクター
なんだね。
解りやすいキャラクターで言うと、他にドラゴンボールの牛魔王やMr.サタン役があります。

聞けば、「ああ、あの声ね」、ってみんな思い浮かぶと思います。

やっぱりのんきが一番アニメから影響を受けていた時代に活躍されていた方だから・・・。

それにしても、改めて調べてみると、いろんな声優さんが既に命を閉じられていたと言うこ
とに、改めて衝撃を受けています。

塩沢兼人さん(~2000年5月10日:45歳)。この方が亡くなったことはのんきも知っていたのですが・・・。
ちなみに有名なキャラクターでいくと、
・ジェロニモ(キン肉マン)、物星大(ハイスクール!奇面組)、牡羊座のムウ(聖闘士星
矢)、レイ(北斗の拳)

宮内幸平さん(~1995年6月2日:65歳)。いわずと知れた亀仙人(ドラゴンボール)。・・・亡くなって
たんですね・・・。Zの途中で声が代わってたってこと、ぜんぜん気づいてなかった・・・。

鈴置洋孝さん(~2006年8月6日:56歳)。ブライト艦長(機動戦士ガンダム)です。ショッ
クですね~。調べるまで知らなかった。まだご在命だとばかり・・・。
他、破嵐万丈(無敵鋼人ダイターン3)、日向小次郎(キャプテン翼)、ドラゴン紫龍(聖闘
士星矢)、天津飯(ドラゴンボール)、九能帯刀(らんま1/2)

曽我部和恭さん(~2006年9月17日:58歳)。知る人ぞ知る、という感じの声優さんですが、
のんきには元気爆発ガンバルガーのヤミノリウス3世のイメージが強い方です。
・双子座のサガ、双子座のカノン(聖闘士星矢)くらいかな・・・。名の知れた作品の役っ
て、それほどないですね・・・。だけど、のんきには印象の強い声優さんです。

う~ん・・・。それにしても郷里さん・・・自殺とは・・・。う~ん。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。

本当にお疲れ様でした。

さようなら・・・ロビンマスク。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。


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あしあと・・・

2010-01-17 11:26:14 | のんきの日記
あしあと・・・といってもgooあしあとではありません

振り返ったとき、必ずそこに残されているもの。

隠そうと思っても隠し切れないもの・・・

「え~ だけど、あしあとなんて、すぐ消えちゃうじゃん」
たしかに・・・。 だけどひよこさん。ひよこさんがひよこさんのこころの中に残
した「あしあと」って、ずっとひよこさんの中に残っているでしょう?

僕たちが歩いてきた道って、消えてしまったようでも、ずっと僕たちのこころの中に残って
いるんですよね。

なぜこんな記事を書こうと思ったかというと・・・。


norinorimiffyさんの日記で、こんな動画を見かけたからなんです。

あれから15年も経つんですね・・・。

「戦後」と呼ばれるようになって65年。今の日本があるのも、戦争を体験した人たち・・・
おじいちゃん、おばあちゃん、そしてのんきたちの父親や母親が必死に日本を支え、育んで
きてくれたからなんですよね。

「阪神大震災」
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒。神戸地域を中心とする関西地方とその周辺を
襲った大地震です。

死者:6,434名 行方不明者:3名 負傷者:43,792名。

戦後の日本で、最も大きな災害だったんですよね。


15才の君へ・・・

君がいたから 前を向けた
君がいたから 頑張れた
君がいたから 泣くのをやめた

15年前のあの日

傷ついた街で
私たちの背中を押してくれたのは
生まれたばかりの君たち

「この子たちの未来を照らし続けるんだ」

あの日の思いを胸に
今日も

君たちがいたから 15年でここまで来られた

君たちこそが希望の光



・・・すげ~よ~ 。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。 涙がでそうだ。
っと・・・危うくのんきの実年齢をばらしそうになった・・・。

のんきは頑張れているのかな。

戦後、必死にこの国を支えて頑張ってきた先輩たちに恥ずかしくないくらい・・・。
あの体験をして、必死に頑張ってきたみんなに恥ずかしくないくらい・・・。
何よりも今年15才になる彼らに恥ずかしくないくらい・・・。

頑張らなきゃ。

これから残していくあしあとに胸を張っていけるように・・・。

norinorimiffyさん、ありがとう。

お礼に、のんきからもお気に入りの曲をご紹介しますね。

昔、見えないもの、だからこそ・・・でもご紹介したField Of View の曲なんですが、同じ曲をZARDのバージョンでお楽しみください。

                         ~君がいたから 1995年5月15日~


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