blogram。
右サイドバーの「お薦め情報」の項目と、左サイドの中央辺りに張り付けてますね^^
この、「blogram」には、「カテゴリーマイスターの日」っていうのがあります。
で、そのカテゴリーマイスターの日。のんきのメールにこんなメールが届きました。
>あなたは、正午の時点で、1位~10位にランクインしていたカテゴリがありましたので、
>「カテゴリマイスター」として、ポイントをプレゼントさせていただきました。
これ、つまりブログラムのサイト内に創設されてあるカテゴリーの一つで、のんきのブログがベスト10に入りましたよ、っていうメールです。
のんき自身、何度かこのカテゴリーマイスターとしてポイントをいただいた事はあるのですが、今回は。
なぜ記事にしようと思ったのかというと、その「カテゴリー」がのんきにとってはとてもうれしいカテゴリーだったからなんです。
実は、「麻生太郎ランキング」でベスト6に入ったんです。
それくらい、麻生さんの記事を書いてるんですよ、ってことなんですが。
記念して、実はずっと前にのんきがシリーズとして「麻生太郎&松本純 100分対談」という、ある雑誌の記事を転載する形でご紹介した事があったんですが、
これ、実はのんき、まだ完結させていませんでした。
そこで、完結編として、この記事の中で、「麻生太郎&松本純 100分対談」の続きを記してみたいと思います。
出典はこちらです。
タイトルバックとして、以下にご紹介しておきます。
Part1、Part2、Part3、Part4、Part5
それでは、「麻生太郎&松本純 100分対談」完結編をお届けいたします。
松純 僕はいま国民が不安なのは、未来が見えないからだと思っています。この先どうなるかかわからないということが、人間は一番不安なんです。
よくなろうが悪くなろうが、先が見えるなら腹が座ります。ですから、その将来像をお示しするのが政治家の役割だと思います。麻生先生は官邸を去
る最後の日に「日本の未来は明るい」とメッセージを残されました。その真意は?
麻生さん 日本というのは悲観論を言うほうがインテリと思っているヤツが多いんですよ。会社の始業式が一番いい例。あのバブルのときでさえ、
「わが社を取り巻く環境は厳しい」と言うわけだ。あれをアメリカで言ったら翌日は社員全員いなくなってるよ。だから日本は常に得体のしれない
悲観論を言い募り、不安を煽るんですよ。僕はインテリと思われたいと思ったことがないから、明るい話、楽観論を言うんだけど、悲観論は雰囲気
やムードでしゃべれるんです。だから悲観論は世の中に簡単に流される。しかし、この国では楽観論を言い続けるのは自分で理論的な理屈を組みた
てて、言い続ける意味が必要なんだよ。ムードじゃないから、なかなか余の中に流されない。それで悲観論に押しつぶされてしまう。
松純 これまでの歴史上いろんな不幸な出来事がありましたが、日本人は全てを乗り越えて来ています。そして千何百年もの歴史があるわけですから、
もっと自信を持っていいと思います。
麻生さん だいたい悲観論って外れるだろ? 日本は将来こうなりますと悲観論を言って、それが全部外れるのは、人間がそうならないように努力す
るからだよ。1900年ごろ、ロンドン中があと10年したら馬糞で埋まって街並みがなくなると当時の『ロンドン・タイムズ』は書いた。しかし実際には
汽車が登場し、馬糞はなくなるわけだ。そしたら煙で大変だとなる。次は車が登場し、排気ガスで大変だとなり、今では電気自動車だ。そういう技術
の進歩、人間の努力と言うものを常にインテリは見ていない。
松純 日本人は力を合わせればものすごい力を発揮できる国民性と思っているんですよ。
麻生さん 日本人は自然との調和を求める国民なんだよ。アングロサクソンがつくった映画のように敵を全滅させて終わりではなく、なんとなく敵も
悔いを改めるという話が多いだろ? そういう文化なんですよ。隣人とは奪い合う敵ではなく、二代目も三代目もずっと共同で刈り入れをやっていく
仲間だと言う意識が元にある。だから、海外から舐められるといえば舐められるな。これは間違いない。けど、長く付き合えるのは日本なんです。
資源があればそりゃ強いよ。だからブラジルだ、ロシアだ、BRICsだともてはやされていた。労働資源として人件費の安い中国とインドが出てきた。
資金は基軸通貨をもつアメリカが強い。資源もない、労働力も高い日本がなんでここまできたのかというと組織力があったからですよ。組織がきちん
働いて生産性を高め、高品質のものを常に生み出してきたから成長できた。労働力、資金力、資源力の3つ+組織力と考えると、絶対に日本が世界に
冠たるものになると思うがね。
松純 そうですよ。場当たり的にムードに流されるのではなく、しっかり勉強することが大事だと思います。自民党も野党に転落した。いま民主党の
大失策で国民の不安が高まっている。すぐにでも内閣不信任案を出して、倒閣運動しろと言う方もおられますが、そうじゃないと思う。我われがしな
ければならないのは、世論に無条件に迎合する場当たり的な対応ではなく、どんな事態が起きても全てに対応できるだけの知識、胆力、情報分析力、
説得力、演説力、組織力を強化すべきことだと思います。いまこそ演説ひとつに命をかけるくらいの真剣さが必要だと思います。
麻生さん いいこと言うねえ。そのとおりだ。
松純 そのためにも麻生先生にはもっと頑張っていただいて、時代の本物の政治家を育ててもらわないと。政治家はどんな師や先輩を仰ぐことができる
かで将来が決まる。僕が見るところ、気力はまったく衰えていない。しかも体脂肪率15.6%、BMI指数(体格脂肪)22、血管年齢42歳という70歳とは思
えないくらいの体力をお持ちなんだから、もっと頑張っていただきたいと心の底から思ってますよ。
麻生さん がっはっはっは。
さて。いかがでしょう。
まあ、最後のあまりにもヨイショな部分はご愛嬌として。
この本が出版されたのが、2010年10月27日。
麻生内閣が解散総選挙で敗れ、民主党政権となったのが2009年9月。
鳩山由紀夫が退陣し、菅政権が生まれたのが2010年6月。
党内選挙がおこなわれ、菅直人が小沢一郎を破ったのが2010年9月。
上記対談が行われたのは、その後のお話です。
3月11日。東日本を襲ったあの震災も、原発事故も起こっていない、そんな時期に行われた対談です。
どうでしょう。だけど、そんな今の日本だからこそ必要なメッセージが、この対談ではふんだんに込められているような気がしてなりません。
この記事は、やっぱり麻生さんのこの決め台詞で締めることとしましょう。
日本の未来は明るい!!
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この、「blogram」には、「カテゴリーマイスターの日」っていうのがあります。
で、そのカテゴリーマイスターの日。のんきのメールにこんなメールが届きました。
>あなたは、正午の時点で、1位~10位にランクインしていたカテゴリがありましたので、
>「カテゴリマイスター」として、ポイントをプレゼントさせていただきました。
これ、つまりブログラムのサイト内に創設されてあるカテゴリーの一つで、のんきのブログがベスト10に入りましたよ、っていうメールです。
のんき自身、何度かこのカテゴリーマイスターとしてポイントをいただいた事はあるのですが、今回は。
なぜ記事にしようと思ったのかというと、その「カテゴリー」がのんきにとってはとてもうれしいカテゴリーだったからなんです。
実は、「麻生太郎ランキング」でベスト6に入ったんです。
それくらい、麻生さんの記事を書いてるんですよ、ってことなんですが。
記念して、実はずっと前にのんきがシリーズとして「麻生太郎&松本純 100分対談」という、ある雑誌の記事を転載する形でご紹介した事があったんですが、
これ、実はのんき、まだ完結させていませんでした。
そこで、完結編として、この記事の中で、「麻生太郎&松本純 100分対談」の続きを記してみたいと思います。
出典はこちらです。
民主党 無策政権の400日 | |
クリエーター情報なし | |
三栄書房 |
タイトルバックとして、以下にご紹介しておきます。
Part1、Part2、Part3、Part4、Part5
それでは、「麻生太郎&松本純 100分対談」完結編をお届けいたします。
松純 僕はいま国民が不安なのは、未来が見えないからだと思っています。この先どうなるかかわからないということが、人間は一番不安なんです。
よくなろうが悪くなろうが、先が見えるなら腹が座ります。ですから、その将来像をお示しするのが政治家の役割だと思います。麻生先生は官邸を去
る最後の日に「日本の未来は明るい」とメッセージを残されました。その真意は?
麻生さん 日本というのは悲観論を言うほうがインテリと思っているヤツが多いんですよ。会社の始業式が一番いい例。あのバブルのときでさえ、
「わが社を取り巻く環境は厳しい」と言うわけだ。あれをアメリカで言ったら翌日は社員全員いなくなってるよ。だから日本は常に得体のしれない
悲観論を言い募り、不安を煽るんですよ。僕はインテリと思われたいと思ったことがないから、明るい話、楽観論を言うんだけど、悲観論は雰囲気
やムードでしゃべれるんです。だから悲観論は世の中に簡単に流される。しかし、この国では楽観論を言い続けるのは自分で理論的な理屈を組みた
てて、言い続ける意味が必要なんだよ。ムードじゃないから、なかなか余の中に流されない。それで悲観論に押しつぶされてしまう。
松純 これまでの歴史上いろんな不幸な出来事がありましたが、日本人は全てを乗り越えて来ています。そして千何百年もの歴史があるわけですから、
もっと自信を持っていいと思います。
麻生さん だいたい悲観論って外れるだろ? 日本は将来こうなりますと悲観論を言って、それが全部外れるのは、人間がそうならないように努力す
るからだよ。1900年ごろ、ロンドン中があと10年したら馬糞で埋まって街並みがなくなると当時の『ロンドン・タイムズ』は書いた。しかし実際には
汽車が登場し、馬糞はなくなるわけだ。そしたら煙で大変だとなる。次は車が登場し、排気ガスで大変だとなり、今では電気自動車だ。そういう技術
の進歩、人間の努力と言うものを常にインテリは見ていない。
松純 日本人は力を合わせればものすごい力を発揮できる国民性と思っているんですよ。
麻生さん 日本人は自然との調和を求める国民なんだよ。アングロサクソンがつくった映画のように敵を全滅させて終わりではなく、なんとなく敵も
悔いを改めるという話が多いだろ? そういう文化なんですよ。隣人とは奪い合う敵ではなく、二代目も三代目もずっと共同で刈り入れをやっていく
仲間だと言う意識が元にある。だから、海外から舐められるといえば舐められるな。これは間違いない。けど、長く付き合えるのは日本なんです。
資源があればそりゃ強いよ。だからブラジルだ、ロシアだ、BRICsだともてはやされていた。労働資源として人件費の安い中国とインドが出てきた。
資金は基軸通貨をもつアメリカが強い。資源もない、労働力も高い日本がなんでここまできたのかというと組織力があったからですよ。組織がきちん
働いて生産性を高め、高品質のものを常に生み出してきたから成長できた。労働力、資金力、資源力の3つ+組織力と考えると、絶対に日本が世界に
冠たるものになると思うがね。
松純 そうですよ。場当たり的にムードに流されるのではなく、しっかり勉強することが大事だと思います。自民党も野党に転落した。いま民主党の
大失策で国民の不安が高まっている。すぐにでも内閣不信任案を出して、倒閣運動しろと言う方もおられますが、そうじゃないと思う。我われがしな
ければならないのは、世論に無条件に迎合する場当たり的な対応ではなく、どんな事態が起きても全てに対応できるだけの知識、胆力、情報分析力、
説得力、演説力、組織力を強化すべきことだと思います。いまこそ演説ひとつに命をかけるくらいの真剣さが必要だと思います。
麻生さん いいこと言うねえ。そのとおりだ。
松純 そのためにも麻生先生にはもっと頑張っていただいて、時代の本物の政治家を育ててもらわないと。政治家はどんな師や先輩を仰ぐことができる
かで将来が決まる。僕が見るところ、気力はまったく衰えていない。しかも体脂肪率15.6%、BMI指数(体格脂肪)22、血管年齢42歳という70歳とは思
えないくらいの体力をお持ちなんだから、もっと頑張っていただきたいと心の底から思ってますよ。
麻生さん がっはっはっは。
さて。いかがでしょう。
まあ、最後のあまりにもヨイショな部分はご愛嬌として。
この本が出版されたのが、2010年10月27日。
麻生内閣が解散総選挙で敗れ、民主党政権となったのが2009年9月。
鳩山由紀夫が退陣し、菅政権が生まれたのが2010年6月。
党内選挙がおこなわれ、菅直人が小沢一郎を破ったのが2010年9月。
上記対談が行われたのは、その後のお話です。
3月11日。東日本を襲ったあの震災も、原発事故も起こっていない、そんな時期に行われた対談です。
どうでしょう。だけど、そんな今の日本だからこそ必要なメッセージが、この対談ではふんだんに込められているような気がしてなりません。
この記事は、やっぱり麻生さんのこの決め台詞で締めることとしましょう。
日本の未来は明るい!!
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