忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

過去からの手紙

2012-01-31 22:10:37 | 松山伊予倫理法人会
ちょいと・・・シリーズ「コーヒーに挑戦」から離れます。

実はのんき、先週の土曜日から3日間。昨日までとある研修に行っておりました。
Facebookからご覧の皆様には、すでにご案内の通りですけどね。

詳しく内容をお話しするわけにはいかないのですが、ちょいと「概要」と申しますか・・・「のんき的視点」からぜひ皆様にも感動をシェアしようと思いましてね。



このグラフ、こちらのサイトを拝借しました。しかし、本当によくまとめていらっしゃると思います。
すごいです。

東日本大震災の時にちょっと異なる動きをしていますが、「失業者数」と「自殺死亡者数」の動きが非常によく似た動きをしていることが見て頂けると思います。

すでに多くの方がご存知だと思うのでですが、1998年。消費税が増税されたその翌年、自殺死亡者数が3万人を超えてから昨年2011年に至るまで、その数は毎年
3万人を超えていますね。

普通であれば1年くらい3万人を超えたとしても、せめてその翌年は元の水準に戻ったり、翌年はともかく、何年かしたら元の水準に戻るんじゃないか、って、
そう思いません?

だけど、いつまで待ってもそんな気配すら見せない。当たり前のように人は毎年3万人を超える水準の人たちが自ら命を絶つのです。

だけどこれ、失業者数と自殺死亡者数の相関関係から考えると、こんな推測が思い浮かびます。

1998年。自殺者数がこれまでの水準より約1万人多くなって以来、潜在的な失業者の数が一向に回復していないんじゃないか・・・と。


のんきは今、倫理法人会という団体で活動しています。
企業団体に倫理観を教育していくことで、企業に活力や元気を取り戻して行こう・・・。そんな活動です。

さて。のんきが今回参加したのは、そんな倫理法人会が開催している研修なのですが・・・。

そのことをブログに記してみよう、と思ったのは、今回の研修で、のんきとして、非常に共感する部分が大きかったからなんです。

のんき的時事問題のんき的経済問題のんきの聖書物語のんきの宗教観~総集編などを通じてのんきが伝えようとしたこと。その中に、「日本の危機」があります。

政治的なものを絡ませるのは今回はちょっとばかり遠慮したいので控えますが、「戦後レジューム(戦後体制)」であったり、日教組による反日教育、
似非経済学者たちによってこれ見よがしに繰り広げられる「日本破綻論」。そして「自虐史観」。

日本が「敗戦国」であることでこの国に植え付けられた、日本人が自ら日本人を忌避(きひ)する思想や思考。

G.H.Q.による支配体制下にあった日本に施された、まるで60年殺しか70年殺しでもあるかのようにしてこの国の誇りや自尊心を決定的に破壊するための政策。

現政権は、そんな戦後政策のなれの果てであるともいえます。


そろそろ国民は気付くべきだと思うんですよね。なんかおかしい、って。本来「教師」って尊敬されるべき立場のはずですよね。だけど「教師」が自分たちが
教える子供たちの保護者に逆らうこともできない。親がまともに子を育てることができず、親の子殺し、子の親殺しが普通にまかり通る社会。


国民の皆さん。子供は親に孝養を尽くし、兄弟、姉妹は互いに助け合い、夫婦は仲むつまじく和ぎ合い、友達は胸を開いて信じ合い、また
自分の言動をつつっしみ、すべての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格をみがき、さらに進んで
社会公共のために貢献し、知識を養い、人格をみがき、さらに進んで社会公共のために貢献し、また法律や秩序を守ることはもちろんの
こと、非常事態が発生した場合は、身命をささげて国の平和と安全のために奉仕しなければなりません。


さて。上記は「教育勅語」という、戦前の日本の教育の規範となった「勅語(天皇陛下直々の意思表明)」です。

G.H.Q.によってこの国がはぎ取られたのは、こういった、今考えるとごく当たり前の考え方なのです。


冒頭で示したように、今、この国では、「就労しない国民」が多く存在することが、その社会問題としての根源に存在するようです。
どうしてでしょうね。

もちろん、経済的な問題。企業に人を雇うだけの余裕が生まれないことにもその問題はあります。だけど、もう一つ考えられる問題として、企業に
従業員が定着しないことにも問題があるのではないでしょうか。

今、この国に求められていることこそ、「企業倫理」ではないでしょうか。
「伝統」の価値 その4。この記事でのんきはこんなことをお伝えしていますね。

日本の「老舗」。何よりも一番大切にしていたのは「人」なのだそうです。老舗は、従業員を解雇しないんだそうです。

どんなに経営状況が行き詰まり、大変な経営状況になったとしても、決して解雇しなかったんだそうですよ。

その事は、結果的に経営状況が立ち直り、復活した時に、改めてそんな従業員たちは元々能力のある人たちですから、老舗の経営状況を立ち直らせるための
礎になる。そうやって存続し続けてきたんでしょうね。


実は、このことを教えて頂いたのも倫理法人会の上部団体である社団法人倫理研究所の人だったりします。


倫理法人会は、つまり企業倫理を実践する企業をこの国に増やしていくことで、戦後体制の中、この国から奪い去られたものを再び日本国民に取り戻すこと
を目指している、団体だ、ということです。経営者が社員を大切にし、時に厳しさをもって接することで社員に倫理観を備え、また社員が家庭で教わったこと
を家族に伝えていく社会。

朝早く起きないといけないのがちと辛かったりするんですが・・・ だからこそ手に入るものもあります。
もしあなたの身の回りでそんな活動を見かけたら、ぜひ一度覗いてみるのもよいかもしれませんよ。


さて。研修から帰った後、のんきはなんとなく自分の部屋を整理してみたくなりました。

いるものといらないものに分けて、今の自分には必要がない、と感じたものは捨て、また必要だと思うものは改めて整理しなおしました。

そんな中、過去にのんきが過ごした時代。過去、別の仕事に就いていた時代の写真や、同僚や学生時代の友人からもらった手紙などが出てきました。

ふと手紙に目を通すと・・・。その当時ののんきに宛てられた手紙であるはずなのに、あたかも今の自分へ向けて記された手紙であるような文面が記されて
いました。

いろんな人に出会いながら、様々な活動に取り組んでいる今ですが、平日ののんきの心は意外と孤独だったりします。
過去ののんきと出会いながら、「ああ、のんきはこんなにもたくさんの人に見守られていたんだな・・・」と、そんな風に感じて、ちょいと涙がこぼれたり
しました。

さ。心機一転。また新たなる日々を、のんきは頑張ります。


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コーヒーのルーツ

2012-01-22 21:50:34 | みんなの生き物
はい(≧▽≦)ノ

いよいよシリーズ、「コーヒーに挑戦」第三弾(≧▽≦)ノ

テーマ「コーヒーのルーツ」の始まり始まり~~(≧▽≦)ノ

って、ただですねぇ~~。のんきが仕入れた資料、まあまあ分厚くて読みつくすにはちと時間がかかりそうです。

ってことで、このシリーズはちと飛び飛びのシリーズとなりそうです。 まれに登場する予定ですので、焦らずに待っててね。

さてさて。今回のテーマ、「コーヒーのルーツ」。内容的には・・・ちょっとしょぼいかも。
「へ~~。で?」って言われちゃいそうな感じです。 

コーヒー発祥の地は、「エチオピア」という国なのだそうです。って、エチオピアくらいみんな知ってますかね。



このあたりです。

「紅海」という海を中心に見ると、エチオピアという国は、アラビア半島、すなわちサウジアラビアなどのアラブ地域とも非常に近い位置にあることがわかると思
います。



エチオピア、って、実は人類発祥の地である、とも言われているのだそうです。

そんなエチオピアですが・・・。実は、どのようにしてコーヒーを発見されたのか、そもそも誰がコーヒーを発見したのか。このことはよくわかっていない
のだそうです。

ですが、このエチオピアには、とある伝説があります。・・・伝説、っていうより、昔話とか、童話に近い感覚がするのですが・・・。

それは、「カルディ」というヤギ使いの少年のお話です。
カルディはこのヤギ使いのお仕事が、とても大好きでした。

というのも、このヤギ使いのお仕事。「ヤギ」は、「山羊」という漢字が充てられているように、山に登って草を食べる動物。
カルディはヤギを連れて山に登り、ヤギが草を食べている間は大好きな詩を作ったり、口笛を吹いたり、好きなことをしていられるから。

んで、カルディが少し高い音で口笛を吹くと、ヤギはカルディの下に集まってきます。夕刻前になると口笛を吹いてヤギを集め、また引き連れて
家に帰る。彼はずっとそんなお仕事が大好きでした。

ところが・・・ある日のこと。夕暮れが近くになり、カルディはいつものように口笛を吹いたのですが、いつまでたってもヤギは戻ってきません。
もう一度口笛を吹きますが、やはり戻ってくる様子はありません。

途方に暮れたカルディは、あわててヤギの声がしないか、と聞き耳を立てながら、ヤギが上る山に登ります。すると・・・遠くからヤギの声がし
ました。

あわててカルディは、ヤギの声がする方向へと駆け足で駆け上ります。すると、ヤギたちはそんな山の中で、走り回り、角で小突きあい、後脚で
立って踊り、狂ったように鳴き声を立てていました。

よく見ると、ヤギたちは一本の木に集まり、次々とその木の葉と赤い実を食べています。カルディは、その実を毒ではないか、と疑いました。
ヤギたちは、いつまでも帰ろうとしませんでしたが、しかし死ぬことはありませんでした。

そして、ヤギたちは翌日もまた同じ場所に集まり、また同じ騒ぎを起こします。カルディは好奇心に駆られ、その葉を口に含んでみました。
とても苦かったのですが、噛み続けるうちにゾクゾクとした感じが生まれ、やがてその感覚は全身に広がります。

カルディは続いて赤い実を口に含みます。種は固すぎて葉が立たなかったのですが、実をもう一つ、口に含んでいくうちに、やがてとても楽しい
気持ちになり、ヤギたちと一緒に踊り始めました。

家に帰ったカルディは、父親にもこの話をするのですが、不思議な魔法の実のお話は、瞬く間にエチオピア中に広まり、赤い実の存在は、エチオピア
の文化にとって欠かせない存在となったのだとか・・・。

もちろん、その赤い実こそ、「コーヒーチェリー」。そして、その実がなっていた木こそ、コーヒーの木です。



最初、エチオピア人はカルディがそうしていたようにコーヒーチェリーやコーヒーの葉を口に含み、噛んで味わっていたのですが、やがてエチオピア人
はそんなコーヒーの葉や実を、さまざまな方法で加工し、味わうようになります。

葉と実を熱い湯に浸してお茶にしたり、豆を挽いて獣脂と混ぜて口に含んだり、果肉を発行させてワインを作ったり、果皮を煎って甘い飲み物(キシル
というのだそうです)を作ったり・・・。

実際にのんきたちが知っているような「コーヒー」としての飲み方を行うようになったのは、16世紀頃なのだそうです。

エチオピアでのコーヒーの飲み方は、第二弾のコメントで、花蓮港さんがご紹介してくださっているような感じ。

袋に入れることまでせず、ツボの中で煮たてた湯の中に、粉上になるまで砕いたコーヒー豆を入れ、煮立ててのみのだそうです。
むちゃくちゃ苦そうですね。


さて。次回はエチオピアで生まれたコーヒーが、一体どのようにして世界中に広まり、これほどに愛されるようになったのか。そんなお話をしてみたい
と思います。

次回をお楽しみにネ。


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「悪」か「正義」か~日本銀行を考える~

2012-01-09 21:23:27 | のんき的経済問題
さて・・・シリーズ、十二支にはなぜ龍が存在するのか()に続く2012年第二弾!

「コーヒーのお話?
ひ、ひよこさん・・・ コーヒーのお話の続きは、現在Amazonから資料を取り寄せ中です。 もうしばしお待ちを・・・

「じゃ、な~に? 
そ、そりゃ~~タイトルにもございますように、 日本銀行のお話です。

はい。ってことで、ちょいと久しぶりに政治・経済系のネタをば。
本当は、消費税の問題にしようかと思ったんですが、消費税ネタもずいぶん記しましたからねぇ。

ちなみに消費税を記そうと考えたのは、

消費増税案を決定 14年8%・15年10%、半年延期
↑こちらのニュースを見たから。正直怒りに近い感情を覚えましてね。すぐにでも記事にしようかと思ったのですが、ちょいと抑えました。年末だったし、
あまり小難しいことやネガティブなことを記すのもどうか、と思いまして。

何に対して怒りを覚えたか、ってことは、のんきのブログから「消費税」でブログ内検索でもかけてやってください。
なんとなく想像がつくと思いますのです。

んで、日にちが経って少し感情が冷めてしまったこともあり、今回は違う記事にしてみます。消費税のことは、また詳しく記事にすることもあるでしょう。

まぁね~。世論が、大分のんきが考えていることに近づいていることもその理由の一つにあるんですよ。マスコミの記事にしても然り、TVから見える国民
の考え方も然り。

だけど、だからこそきちんと正確にわかってもらいたい、っていう気持ちもあります。だから、きっとまた消費税のことは記事にすると思います。


んで、改めて今回日銀のことを記事にしようと思った理由、なんですが。

そのことを記す前に、そもそものんきの考え方と世論との間にあったギャップについて、少し説明してみたいと思います。


のんきだって、最初っからわかっていたわけじゃありません。糸口は、たった一つの疑問です。
・・・って言っても、はっきりとは忘れたなぁ。

確か、日本の国債のことを、「そんなに危なくない」という情報をちらほらと見かけて、「それって本当なのかなぁ」って考えてたのが、そもそもの始まり
だったでしょうか。理屈が知りたかったんですよ。危なくない、っていうんだったら、危なくないっていう理由が。

んで出会ったのが三橋貴明さんという存在。その時に受けたショックを記したのが→こちらの記事です。

まぁ、目からうろこというか、なんというか・・・。マジでショックでしたね。
それからどんどんとのんきは「日本の国債が破綻しない理由」ってのに取りつかれてどんどんと調べ始めたわけです。

最初の理由は、

日本の国債は、日本政府の借金であって、日本国民の借金ではない。日本の国債は94%を国民が保有していて、実際には国民にとって「国債」とは借金では
なく、資産である。日本国民の資産は1400兆あり、日本の借金は(当時で)830兆だから、まだまだ余裕がある。

この理屈です。つまり、現在の国債の状況は、日本国政府が日本国民からお金を借りていて、別に外国から借りているわけではないから問題はない、ということ。
対外的には純資産を230兆ほど抱えていて、純債務国だ、と。

ところが・・・。なんですかね、マスコミってやつは。この理屈を逆手にとりだしたんですよ。
「国民の資産は1400兆あるというが、毎年40兆近い国債が発行されており、時期に1400兆の資産は底をつく。そうなったら国内で国債の消化ができなくなり、
国債のGDPに占める割合が世界でもずば抜けて多い日本では、やがて国債は破綻します」と。

恐ろしいですね。 彼らの言う、「日本の借金」が1000兆円に近づいてくると、中にはこんなことをいうマスコミまで現れる始末。
「国民の資産は1400兆あるというが、国民の借金は300兆もある。資産と相殺すると、その額は1100兆しかない。もうすでに『日本の借金』は1000兆円に迫って
おり、日本の国債が破綻するのももう間近だ」と。

さて。これを見て、おかしいと感じる人はどのくらいいるでしょうか。























はい。では二つ目。日本の国債が破綻しない理由。
・日本の国債の本当の購入者は主に銀行をはじめとする民間の金融機関であり、その資産総額は2700兆円を大きく上回る。

そもそも国民の資産とされる1400兆とは、預金取り扱い機関の資産の総額が1400兆(実際はもうじき1500兆に迫ろうとしてます)だということで、では
その1400兆のうち、いったいいくらが国債の購入に充てられているのか、というと、その額は360兆程度。つまり、負債と相殺したとしても、「限界に
近づいている」というのは誤っていることがわかります。

日本の国債が破綻しない理由三つ目。
・日本政府の金融資産は400兆以上存在する。(中央政府の資産は200兆)

マスコミはなぜか国民の資産は負債と相殺したがるくせに、政府の資産は負債の金額のみで示そうとします。

四つ目の理由。
・「1000兆」と言っているのは「地方債を含む公債」の総額であり、中央政府の保有する国債の総額は(決して少なくはないが)800兆円弱に過ぎない。

国債と地方債を合算することで、政府(国・地方を合わせて)の負債をより大きく見せようとしています。

この理由をもってすれば、上記の破綻する理由など吹いて飛ぶこともよくわかるかと思います。ですが、それでも、

「『いつか』支払いの限界が来て、国債の買い取りができなくなる日が来るに違いない。その場合はどう説明するのだ」といいます。

そういった人たちを納得させるために登場するのが「日本銀行」の存在です。
上記の理由がすべて理屈として通用しなくなる時が仮に到来したとしても、実はこの国の金融のシステムを用いれば、日本の国債の消化が全くできなくなる
時など到来するはずがないのです。というより不可能だと思います。

日本の国債の7割を購入しているのは日銀以外のの金融機関です。仮に国債の消化が難しくなるということは、そのほとんどの原因が民間の金融機関にある、
ということになります。

他の金融機関が保有しておらず、日銀のみに与えられた権利として、「日本銀行券の発行」という権能があります。
もし仮に民間の金融機関が国債の買い取りをできなるとすれば、国債の預入残高に占める割合が多くなりすぎ、国債の購入に充てる余裕がなくなった、という
ことです。

であれば、日銀が保有する資産から工面して民間の金融機関が保有する国債の買い取りを行います。そのことによって民間の金融機関に再び国債を買い取るだけ
の余裕が生まれ、再び国債を消化することが可能になります。

量が足りないのであれば、日銀がさらに日銀券を発行し、国債の消化が可能となるまで買い続ければ、国債の消化を行うことができます。
このことを、「買いオペ」と呼びます。

さて。それでも

「それだけ国債を買い取っても、それでも国債の買い取りができなかったらどうするのだ。日本の国債は破綻するぞ」

という人がいます。つまり、民間の金融機関が保有する資産のすべてを使い尽くしてもなお国債の買い取りができなくなったらどうするのだ、と。

その場合、最終的に登場するのが、「日銀による国債の政府からの直接買受」という方法です。

このことは、「財政法」という法律で規定されていて、

第5条 すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れて
はならない。但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない。


として、国会の議決があれば日銀による政府からの国債の直接買受は可能である、と記されているのです。

そうすると、最終的にどうしても国債を破綻させたい連中はこういいます。

そんなことをしたらインフレが起きて大変なことになる」と。

っていうか、そこまでしないといけなくなった時点で、すでに大変なことになっていると思うんですが。
という突っ込みはさておき・・・。

国債を日銀が直接買受るとインフレになる、っていうんだったら、インフレが社会問題として深刻になる前に買受をやめればいいだけの話だと思うんですけ
どね。


と、まぁ。実はここまではのんきが本当に記したい記事を記すまでのプロローグ。記事中でのんきが記すことを理解するために知っておいてほしいこと、
です。

ってことで、次回はなぜのんきが日銀のことを記事にしたくなったのか。そのあたりを詳しくお話ししてみたいと思います。

あ、その前に、「コーヒーの記事」の続きを書くための資料が到着したら・・・ちょいとこの記事は中断です。
次回記事がどちらのネタになるか。 次回記事をお楽しみにネ。


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十二支にはなぜ龍が存在するのか~月氏(がちし)との邂逅~

2012-01-05 22:02:11 | みんなの生き物
さてさて。

それでは、「十二支にはなぜ龍が存在するのか~月氏(がちし)との邂逅~」。

十二支にはなぜ龍が存在するのか~謹賀新年~の続きです。

「月氏(がちし)ってなぁに?

 ひよこさん。「月氏」。一度こんな記事に登場していますよ。

のんきの宗教観~外伝

ガンダーラ王国そのものは、紀元前6世紀ころから存在したらしく、ガンダーラが最も繁栄
するのは、イラン系遊牧民族の「月氏(がちし)」がインドに築いた王朝、「クシャーナ朝」
の時代。「月氏」が漢字表記になっていることからもわかるように、月氏とは、始皇帝の時
代の中国史にも登場する民族です。


中国と月氏との出会いはというと・・・。

時代は紀元前2世紀。漢の時代。武帝という皇帝が、張騫(ちょうけん)という人物を同盟を結ぶために、この「月氏」のもとへと派遣したことがそのきっかけ。
当時の月氏は、「匈奴(きょうど)」という民族と敵対していて、この匈奴に敗れた月氏は、北のほうに逃れていました。中国では、このころの月氏のことを、
「大月氏」と呼んでいました。

漢はこの「匈奴」を挟み撃ちにするためにこの月氏に張騫を派遣したのです。

さて。この月氏という民族。いわゆる「遊牧騎馬民族」で、実に八尺(2m40cm)を超える身丈の馬を駆使していたのだとか。

当時の中国で利用されていた馬は、「蒙古馬」という種類だったのだそうです。蒙古馬。日本の在来馬もルーツは蒙古馬にあるそうですから、こんな感じでしょうか。



一方、月氏の馬はこんな感じでしょうか。



さて。この月氏の馬を見た漢人たちの驚きたるや、なかったかのではないでしょうか。
そしてさらに、月氏の言葉で言う「馬」の発音と、漢語の「龍」の発音は、とてもよく似ていたのだといいます。

このことから、漢人たちの間で、「西方に龍を駆使する民族がいる」といううわさが瞬く間に広まります。
そして、このころから、中国では「龍」を描くとき、それまで「蟲」をモチーフとした「龍」から、月氏たちの駆使する「大形の馬」をモチーフとした龍に、
その描かれる姿は大きく変化するようになりました。



さて。改めて見てみると、ちょいと「馬」っぽくないですかね。

やがて、月氏は再び匈奴に追われ、西方へと遠ざかっていきます。漢人たちはあの大形馬接触することはなくなり、やがて大形馬をモチーフとしたまま、
漢民族の中で、「龍」は独自の発展を遂げていきます。より大きく、より煌びやかな姿へと・・・。

さて。それでは改めてタイトルにある設問。

「十二支にはなぜ龍が存在するのか」

これは、つまるところ、華夏族の有していた「トーテム信仰」がそのルーツとなっているのではないかと思います。

「龍」だけではありません。古代中国では、「猪」「鳥」「蛇」「羊」「虎」「牛」もすべて神聖な生き物として崇拝され、また生活に根差した存在でした。

「龍」はそういった神聖な動物たちの象徴。伏羲によって、「人間が喜ぶ生き物」として「馬、蛇、鳥」のキメラとして生み出された「龍」。


さて。シリーズ、「十二支にはなぜ龍が存在するのか」。いかがだったでしょうか。

改めまして、本年一年が、何よりもこの国に住むすべての皆様にとって素敵な一年となりますよう、心よりお祈りいたします。


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十二支にはなぜ龍が存在するのか~謹賀新年~

2012-01-01 15:15:03 | みんなの生き物
みなさ~ん。

あけましておめでとうございます゜+。:.゜【アケ】ヽ(祝´∀`祝)ノ【オメ】゜.:。+゜

もちろん、「十二支にはなぜ龍が存在するのか」というタイトルと、「謹賀新年」というタイトルには相関関係はありません。

あけおめ記事と記事を分けるのがめんどかっただけで・・・

ってことで、今年もよろしくお願いします。今年も(ヾ(´・ω・`)ノ よろしく(o´_ _)o)ペコッ

さてさて。んでは。昨日の記事の続き。

改めて、


こちらの二つの写真の違いなのですが、実は「波打ち方」にその違いがあります。

蛇って、ふつうは地面を這(は)う生き物ですから、ふつう、のんきたちが「龍」に対してイメージしているような、縦に波打つ進み方はしません。
左右にくねくねと体をひねらせながら、横に、平面的に波打ちますね。この違いが、実は「龍」と「蛇」との決定的な違いなんです。

縦に波打つ生き物というと・・・。


尺取虫というやつです。もっといい画像があったんですが、取り合えずwikiから引っ張ってくることにしました。

 ではでは。前回の日記の最後で行った設問。

一番最初にこの「龍」が考えだされた時、本当に龍はそんな姿をしていたのか。


そうなのです。




古代中国の龍の姿って、どちらかというと、「虫」にそのイメージは近かったようです。
中国の「トーテム信仰」の中では、「蛇」は「虫」の眷属。蛇だけでなく、爬虫類そのものの上位に「虫」は存在したのです。「虫」・・・どちらかと
いうと、「蟲」でしょうか。

さて。どこで改めて見ていただきたいのがこの記事。
秋の使者です。

このころは・・・のんきの一人称がまだ「のんき」ではなく、「僕」だったんですね。

それはさておき・・・。「蟲」という漢字。記事中で記しているように、

「羽蟲(鳥類)」「毛蟲(獣類)」「甲蟲(亀類)」「鱗蟲(魚類)」「裸蟲(人類)」

そう。「蟲」とはすべての生き物を表す総称として、昔の中国では用いられていたようです。
だとすると、中国では、「蟲」とは、爬虫類だけでなく、万物の大元であった、と考えていたのではないでしょうか。

だとすると、「龍」のモチーフが「蟲」であり、「蟲」から龍が生まれたと考えることは、それほど不自然なことではないように思います。
さて。それでは「蟲」をモチーフとして生まれた「龍」ですが、そんな「龍」が、なぜあれほどに壮大で、天かけるほどに大きな存在へと進化していったので
しょうか。

実は、それには「華夏族」とある民族との出会いが大きく影響しています。
ヒントは、前回の記事においてお伝えしました、伏羲と女媧の伝説。
伏羲が創り出したという「龍」。そのイメージにあります。

さて。ではいよいよ「龍」が、のんきたちのイメージするような、荘厳な生き物へと昇華するに至った、そんなお話をしてみたいと思います。

以上。こんな「龍」のお話を見ながらお伝えいたしました。

天空のエスカフローネ OP



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