さて。お待たせしました。
忙しくて、中々続きが書けませんでしたが、シリーズ最終章。
「1週間」
太陽系の続きです。
発端はヨーロッパのメソポタミア文明にあるわけですが、では、何故
これらが日曜・月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜となっているの
か。
英語では、それぞれ、Sunday、Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、
Friday、Saturdayです。
Sunday、Mondayは解りやすいですね。それぞれ、Sun(太陽)Day,Moon(月)
Dayが由来です。だから七曜のそれぞれ日曜、月曜をそれぞれあてはめて
います。
問題はそれ以外。Tuesdayは火曜。では、それが意味すると思われる火星は
というと、Mars(マーズ)。どこも被っていません。ギリシャ神話のアレス
を考えてみても、やっぱり関連性が内容に見えます。
Tuesの正体は、ドイツや北欧の神話の軍神「テュール」。やはりマルスや
アレスと同じ戦いの神なのです。テュールがこれらの神と同一視された
ことが、Tuesdayの由来です。
WednesdayのWednesの由来は、北欧神話の主神、「オーディーン」。死や
魔術を司るとされたため、メリクリウス(マーキュリー)やヘルメスと
同一視されました。
ThursdayのThursの由来は北欧神話の雷神トール。雷神繋がりでゼウスや
ユーピテル(英語読:ジュピター)と同一視されました。
FridayのFriは北欧神話の美の女神、フロイア。ヴィーナスやキューピット
と同じですね。
Saturdayの由来は・・・実は、そのまんま、サトゥルヌス(英語読:サターン)
です。で、それぞれ太陽系の惑星と同じ名前が与えられたわけ。
だけど、最後に少しだけ疑問が残りますよね。そもそも、七曜って、なんで
都合よくメソポタミアの1週間と同じ数なんだろう・・・って。
実は、七曜というのは、空海が唐時代の中国から持帰った、「宿曜経」という
経典の中に書かれてある考え方。「宿曜経」はインド占星術をまとめた学習
本です。で、インド占星術はギリシャ占星術をインド語に直したものです。
多分、そのギリシャ占星術の中に、1週間の呼び名が書かれてあったんでしょ
うね。
つまり。大本は一緒。全く同じものから作られたということです。
これでこのネタは終了。時々のんきの中に神様が降りてきます。
次回また降りてきたときに、新しいネタをご紹介するとしましょうか。
それでは。
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Friday、Saturdayです。
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Dayが由来です。だから七曜のそれぞれ日曜、月曜をそれぞれあてはめて
います。
問題はそれ以外。Tuesdayは火曜。では、それが意味すると思われる火星は
というと、Mars(マーズ)。どこも被っていません。ギリシャ神話のアレス
を考えてみても、やっぱり関連性が内容に見えます。
Tuesの正体は、ドイツや北欧の神話の軍神「テュール」。やはりマルスや
アレスと同じ戦いの神なのです。テュールがこれらの神と同一視された
ことが、Tuesdayの由来です。
WednesdayのWednesの由来は、北欧神話の主神、「オーディーン」。死や
魔術を司るとされたため、メリクリウス(マーキュリー)やヘルメスと
同一視されました。
ThursdayのThursの由来は北欧神話の雷神トール。雷神繋がりでゼウスや
ユーピテル(英語読:ジュピター)と同一視されました。
FridayのFriは北欧神話の美の女神、フロイア。ヴィーナスやキューピット
と同じですね。
Saturdayの由来は・・・実は、そのまんま、サトゥルヌス(英語読:サターン)
です。で、それぞれ太陽系の惑星と同じ名前が与えられたわけ。
だけど、最後に少しだけ疑問が残りますよね。そもそも、七曜って、なんで
都合よくメソポタミアの1週間と同じ数なんだろう・・・って。
実は、七曜というのは、空海が唐時代の中国から持帰った、「宿曜経」という
経典の中に書かれてある考え方。「宿曜経」はインド占星術をまとめた学習
本です。で、インド占星術はギリシャ占星術をインド語に直したものです。
多分、そのギリシャ占星術の中に、1週間の呼び名が書かれてあったんでしょ
うね。
つまり。大本は一緒。全く同じものから作られたということです。
これでこのネタは終了。時々のんきの中に神様が降りてきます。
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