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忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

期待通り!d(・∀<)

2011-10-06 23:25:50 | のんきの日記
何が、って言うと・・・

内村、マンガでイメトレ!金へ意欲/体操



のんきは、自分自身でスポーツをするわけじゃないし、野球やサッカーを食い入るように見るタイプでもありません。
だけど、そんなのんきが、ありとあらゆるスポーツ選手の中で、誰が好きか、っていう・・・




間違いなく彼でしょう。(^ー^)ノ☆*.。


内村航平くんです。

時々記事としても取り上げてきましたね。

おめでとう! ダブル優勝!

のんきが彼の事を一番最初にブログで取り上げた記事は、こちら。(ゝω・)
閏年

こんな記事もご用意した事があります。
のんきのアニソンベスト10~番外編~

はい。 そうなんです。
Ganba Fly High Opening - Ganbarist Shun


共通してのんきが取り上げてきたのが、コミック版「ガンバ!Fly High」、そしてアニメ版「ガンバリスト駿!」
その主人公、「藤巻駿くん」の事。

体操界のエース、内村航平くんと藤巻駿くんを重ねて見ていたからにほかなりません。
内村君が登場した時、のんきの中では、「ついに藤巻くんが現れた!」って感じたのが正直な感想でした。
ではでは。記事を抜粋してみます。

 内村、マンガで2冠イメトレ完了!!体操のロンドン五輪予選を兼ねた世界選手権(7日開幕)で団体&個人総合の2冠を目指す内村航平(22)=コナミ=ら男子日本代表が5日、本番会場となる東京体育館で練習を行った。内村は床運動で両ふくらはぎに違和感を訴えたが、大事には至らず。外国メディ
アには憧れの選手として体操マンガの主人公の名前を挙げ、金メダルへの意欲を語った。

 世界王者には、実在する人間では物足りない?! 練習後に内村を取り囲んだ海外メディアは、耳を疑った。

 「憧れの選手? 『ガンバ! Fly high』の藤巻駿です」

 体操ニッポンを支えた往年の名選手や、海外の有名選手を期待した報道陣は「Who(誰)?」と口をポカ~ン。通訳がマンガの主人公であることを伝えると、爆笑に
包まれた。

 東京・東洋高入学時はアテネ五輪男子団体総合金メダルメンバーの塚原直也に憧れていたが、今や国内外にライバルは不在だ。そんな中、中学の体操部に入部したド素
人の藤巻が、逆立ちから始めてやがて五輪で金メダルを獲得するサクセスストーリーに「現実離れしているから好き」と共感する。鉄棒で才能を開花させていく主人公
に、自分を重ね合わせたのかもしれない。

 マンガ以上の屈しない心はこの日の練習に表れた。9月上旬に覚えた両ふくらはぎの違和感が床運動で再発。それでも直後のあん馬で会心の演技を見せた。「若干、つ
るクセがついている。疲れもあると思う。でも気にせずにいくのが一番」。ノンフィクションの実世界で、内村がマンガを超越する。(山田貴史)


そう。内村君もその理想の中に、藤巻駿君を重ね合わせて見ていたんだ!!
このニュースを見て、超の30乗くらいうれしかったね

内村くん。君の頑張りを、のんきは応援しているよ!!


日本の未来は明るい!!

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地デジ化、完了しました(o|o)

2011-07-23 23:12:37 | のんきの日記


はい。今日は珍しく、写真からの出だしです。

地デジ化、完了しました。

当初は地デジチューナーで安上がりに済まそうかな、って思ってたんですが、せっかくだから、ってんで思い切ってTVを買ってみました。

このところ、ニュースでは中国製や韓国製のTVが輸入されてる、なんて話もあったので、のんきとしては、絶対に日本製にするぞ、という気持ち
で商品は選びました。パナソニックの製品です。

明日の昼間で地デジ放送は終了するんだそうです。せっかくだったら地デジが終了する瞬間を見たかった気もするんですが・・・

まあ、ね。

だけど、のんきには最近、どうしても疑問なことがあります。
それは、このニュース。

地デジ完全移行へ最後の商戦 家電量販店もメーカーもうまみ少なく

そう。よく耳にしてましたよね。地デジ化が近づいてくるにつれ、地デジ対応TVの値段が下がってきている、って。
いや、のんきにも判るんですよ。他店との競争もあるでしょうし、「今現在保有してる在庫」が将来地デジ化が終了した後に過剰在庫になる可能性も
ありますから。

ある程度販売して、利益を抑えた後に安くなるのは、判るんです。だけど、不思議なのがニュースの途中。

>メーカーも出荷数の増加が利益に直接結び付かず、「いくら作ってももうからない」(大手)状態に陥っている。

そう。過剰在庫で保有する地デジ対応TVが捌けずに困っているわけではないんです。
むしろ作っても作っても在庫が足りず、>急きょ中国メーカーの製品を輸入し、さらに>多くの製品の納品が8月以降にずれ込んでしまう
程に売れ行きは好評なのです。なのに、メーカーは>「いくら作ってももうからない」と。

これ、おかしくないですか?

のんきが今までに学んだ経済の常識では、「物」が不足している状況では、「デフレ」は発生しにくいはずなのです。
供給が過剰だから物の値段が下がるのであり、物が不足している状況では、むしろ物価は上昇するはずなのです。

確かに販売量が増え、物を大量に製造することができるようになれば、当然原価を抑えることが可能になり、原価の金額に応じて物価が下がるので
あれば、それはのんきにも理解できます。ですが、そうではないのです。

大量生産によって原価を抑えることが可能になり、その影響が物価に反映されたというレベルを超えていませんか? と言うこと。
これほど大量に売れているのであれば、「いくら作っても儲からない」状況は明らかに異常です。

こんなときほど政府が、「地デジ買い替え補助金」等を設置し、たとえばアナログTVと交換で地デジを購入された消費者には購入金額の何%を補助
する、などの対応を行い、消費者にも、メーカーや小売店にもきちんと利益を取らせるような工夫が本来であれば必要であったのではないでしょうか。

そう。エコカー補助金がそうであったように。

地デジ切り替えは政府が行った政策です。であれば、これを利用してデフレ対策に充てるくらいの知恵が政府にはほしいものです。
消費者にも、メーカーにも、小売店にも得をしてもらい、なおかつ税収が増えるのであれば、これほど素晴らしい政策は無いと思うのですが。


ま、何はともあれ、のんきの部屋のTVの地デジ化も、地デジ切り替えに間に合わす事が出来ました。


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おめでとう!! なでしこジャパン!!

2011-07-18 12:17:00 | のんきの日記
なでしこジャパン。ちょっと乗り遅れた気がする。

っていうか、なでしこジャパンがこんなすごいことになってるなんて、実は彼女たちがワールドカップに進出した、っていう頃でも
まだピンと来てなかったんです。

ちょいと精神的に落ち込んでいた時期でもあるし、関心を持ち切れなかったんでしょうね。

ところが、ですよ。なんかだんだんTVが騒がしくなってるんです。
特にドイツを破った辺りから。

普段、報道では男子サッカーってものすごく注目されてますけど、女子、ってあまり報道されませんよね。
体操日本で記事にしましたが、体操だって、まさか体操女子があんなことになっているとは夢にも思ってなくて・・・


たとえば、日本の女子バレーも実はすごいことになってたって、皆さん知ってました?


なんと、世界ランキングで第3位!  中国よりも上に位置していますね・・・。すごい 
何時の間に・・・。 ちなみに、画像はWikiより引っ張ってきています。

ちなみに、男子は14位なんだそうです。

話をなでしこジャパンに戻しますが・・・。テレ朝やTBSで加藤浩次さんややべっちがサッカー専門の報道番組をなされていますけど、
やっぱり話題の中心は男子サッカー、であるわけです。そんな策略に乗せられて・・・と言いましょうか、女子サッカーって、男子ほど
注目されにくいですよね。

んで・・・のんきはこの騒動に乗り遅れた、と・・・

思いっきり言い訳をしましたが。




やっぱり、この一言に尽きますね。

おめでとう!! なでしこジャパン!!



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まずい・・・

2011-07-13 23:46:24 | のんきの日記
いや、別にサボっているわけじゃないんです。

体力と時間がブログを記す事を許さないだけで・・・・

え~え~。興味深い記事を記さないからって見捨てないでね。


そういえば、今日のキーワード検索で、こんなキーワードがありました。
















血液B型ってのんきなの?
























いいえ。 のんきはO型です。

酔っ払いのんきより。


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意外にいける!? 『Facebook』

2011-06-27 21:43:02 | のんきの日記
ちょっと珍しい?
のんきのブログとしてはあまり取り上げたことのないデジタルチックなネタを、今回は取り上げてみます。


・・・っていうか、ちと体力がなくて、狐(きつね)と狸(たぬき)のばかし合い~狸編~の続きを書く余裕がないだけなんですけどね

何カ月か前から、のんきはFacebookにチャレンジしています。
ブログとしてはツイッターともmixiとも連携させているのですが、基本的に、ブログ→twitter、ブログ→mixiという流れを維持してきました。

まあ、これはFacobookについても同じなんですが・・・
たとえば、twitterについては、こっそりとtwitterバナーを貼らせていただいていたのですが。
Twitterボタン

皆さん、ご存じだったでしょうか。
Facebookについては、このtwitterからFacebook側へも内容が反映されるようにしています。

こんなバナーも設置していますね。

これは、保守政治系のSNSなんですが、のんきはこちらでも記事を作ることがあります。だいぶ間があいちゃいましたけどね。
もちろん、ブログ記事へのリンクも掲載されています。

んで、そんな中で、「Facebook」なのですが。
これはのんきにとってはチャレンジですね。なぜならば、Facebookを利用するメリットは、「実名」を公開することにあるからです。

つまり・・・























↓こちらに進むと、のんきの正体の片りんにめぐり合うことができる、と言うことです。


バナーを作成

もちろん、ツイッターからのつぶやきだけでなく、Facebookだけで投稿しているニュースなども見ることができます。

最初はねぇ。やっぱり抵抗はあったんですよ。実名をネット上に配信することに。
実際始めたは良いものの、なかなか知り合いを発見することもできなかったし、友達を増やすきっかけすら見いだせない。

登録するだけで終わるなぁ~、って思ってましたし、しばらく放置していましたし。

日本人にはなじまないよなぁ、なんて感じにも思ってました。
のんきがFacebookを本格的に利用するきっかけとなったのは、「google Gmail」。

謎でしょう? 

まあ、ネットに詳しい方々にはバカらしい話かもしれませんが。

やっぱりのんきは一歩か二歩、世間から遅れてるんですよね。
ま、たまにはこんなお話にもお付き合いくださいな。


ってことで、このお話の続きはまた後日。
んじゃ。


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次期首相はだれか、と聞かれれば・・・。

2011-05-08 23:21:27 | のんきの日記
忙しかったり、身体がしんどかったりで、なかなか記事をかけずにいました。

途中、使いたかったネタとかもあったんですが、ちょっと時期を逸してしまったりしていました。
んで、ネタが不足していたんで、今日はこんなネタから。

「もしあなたが、次期首相を選ぶとすれば誰にしますか?」

さあ。どうでしょう。
実は、のんきのネタが切れている事の一つに、世論がのんきの考え方に近づいてきている、ってことが挙げられます。
もちろん、福島原発の話とか、異論がさまざまある分野に関しては、まだのんきが嫌いな考え方をしている人たちの情報がまかり通ってますんで、
そこについてはこれまでの記事できっちりのんきの考え方はお伝えしてきましたね。

まあ、その原発事故も、「日本中が放射能に汚染される!」なんてバカな理論を平気で打ち立てるような輩は減りましたね。
どちらかと言うと、現状の数字を持ちだして、「ほら、やっぱりチェルノブイリ並みだっただろ」とか、「自分たちが主張していた通りだったろ」とか、
そういった検証系の理論。

だけど、「確かに大変な事故だったけど、何とかなりそう」って思ってる人の方が最近は増えてきたんじゃないでしょうか。
もちろん、時間はかかりますから、大切なのは馬鹿みたいに不安をあおることじゃなくって、きちんと現地の被災者たちの生活支援を枠組みすること。

そして既存の原発に対して、より安全性を高めるための方策を早急に考える事。大事なのはこの2点です。

その他に、のんきが、「近づいてきた」とおもう分野は、やはり政治分野。みんな地震と福島原発に夢中で、経済面で妙な意見を述べる余裕もあまりなく
なってるみたいですし、そのあたりについても、逆にのんきサイドに近い意見が増えてきて、ネットで掲示板とか見てても、「財政が破たんする」系の理論
をこれ見よがしに展開する輩も大分減ったように感じています。

というのも、震災から日本を復興させようと考えた場合、どうしてもケインズ経済学の理屈を使わざるを得ないからだと思うんです。
復興税を日銀に直接買い取らせよう、っていう意見が本来であれば財政破たん論の急先鋒である民主党サイドから出てきたこともその象徴的なもの。

だから、今度はのんきたちが「それはおかしい」っていうサイドに回っているわけ。買い取らせるのは直接じゃないでしょ、って。発行済みのものを買い
取らせればいいじゃん、って。

そして、何より世間の意見が本質に近づいてきたと思うのは、「菅ではもう駄目だ」という理屈。
ようやく判ったんですね。そして、菅だけじゃなく、民主党そのものがおかしいんだ、ということ。馬鹿みたいに意味のない「政権交代」などとう妄想
に引きずられて、民主党に票を投じたことを公開している人もものすごく増えてきていると思います。

そこで、改めて考えてみたいのは、「じゃあ、誰だったら首相ができるの?」という話です。

安倍晋三元首相に問う 菅政権打倒と日本再生


もちろん、まだ依然として多いと思うんです。「民主党はだめだったけど、だからと言って、やっぱり自民党に戻るのはなぁ・・・」って思ってる人。

ちょっと手繰ってみたんですが、わが記事ながら、発見できませんでしたが、のんきは過去の記事で、こんなことをお伝えしたことがあったんじゃないか、
と思っています。

「問題は自民党の中にある」と。民主党など、所詮そんな自民党内部の問題を分かりにくくするためのカモフラージュにすぎない、と。

自民党には経験があります。非常に有能な議員が多いことも事実なんです。
民主党のように官僚とけんかして仕事をやりにくくするような馬鹿な真似もしないでしょうし(実際それをやる人間が自ら身を引きましたね。渡辺喜美や
田中真紀子のように)、また根回しが上手な人も多い。どれも政治にとってはとても必要な事だと思います。

ところが、同じ自民党内部にも、やはり「足を引っ張る存在」がいるのです。たとえば離党した与謝野のように。
さあ。今現在の自民党にもいるんでしょうか。動画に示した安倍さんも、のんきが敬愛する麻生さんも、この「自民党内部にいる存在」によって半ば
つぶされたようなものです。

きっと、国民が持つ自民党に対するネガティブなイメージは、きっとそんな自民党が持つ二面性から生まれるのでしょう。

そこで、見ていただきたいのが上記動画。
のんきは麻生さんのことは具に調べてきたつもりですし、経済観念がとても優れている事は過去の記事に示してきたとおりです。

が。彼の場合、唯一引っかかるのが、その年齢。もう70歳を超えちゃったんですよね。いくら有能な人でも、やはりこの年齢的な部分にはのんきも全面的
に支持というわけにはいきません。

で、もう一人名前が挙がるのが、この安倍晋三さんなんです。

はっきりいって、現自民党の党首である谷垣さんについては、どうしてもその発想が財務官僚的。つまり、「財政再建」にあまりに比重を置きすぎる節が
あるところから、全面的に支持することができないんです。これは、パートナーのようにして存在する石破さんについても同様で、経済面を彼らに任せる
気にはとてもなれないのです。

で、現自民党執行部の中に、もう一人のんきが有能だと思う人=林芳正さんがいるのですが、彼もどちらかと言うと財政再建に重きを置くタイプ。
経済や財務を任せたいところですが、やはり彼には乗り手が必要だと思うのです。

では、改めて動画を見てみて下さい。

いくつか上げたい部分はあるんですが、中でもこれは、っていうところをピックアップしてみます。
まずは、原発事故に対して。原発事故の対処の仕方であったり、東電管内の企業への提言(日中の仕事を夜間にシフトする、もしくは東電管内以外に生産拠
点をシフトする)農作物に関しては、能動的に海外へその安全性に関するメッセージを発信することの必要性を提言しています。海外には今の日本の状態を
悪用しようとする人が必ずいる、と前置きしたうえで。(しかも商売だから、とそういった存在をフォローするような発言も加えています)

震災発生後、約1カ月間は、菅内閣に協力する形で政策運営を執り行っていく考え方であったこと、菅が根回しもなく、政策のすり合わせすら行わず
に唐突に谷垣さんに対して入閣を要請したことに対して、あまりに非常識であり、とても受けられる状況ではなかったことを言及します。政権第一党と第
二党が手を結ぶこと、つまり野党が存在しなくなる事に対して、あまりに危機感が薄かった、と。それでも最初の1カ月間は惜しみなく協力してきたこと。

現在、仮に手を結ぶとしても、決定権があるのは総理大臣であり、入閣した自民党議員には指揮命令権限がないこと。
今の民主党一党ですらまとめきることができない総理大臣に、自民党が入ってもうまくやっていけないだろう、と。総理との信頼関係が築けないだろう、と。

条件として菅が代表から退くことを挙げていますが、その上で連立を組むとしても、期間を半年~1年で限定して、期間が過ぎれば解散総選挙を行うこと
を条件とすることがさらに必要だ、とも述べています。

ここから厳しくなりますね。菅政権が、当初生産現場に対して、節電を積極的に行っていくことに言及したことに対し、「それは間違いだ」とはっきり言って
いますね。生産を維持し、出来れば成長につなげていくことが大事だ、と。

実際、電力が不足するエリアは東電エリアだけですね。 ですから、それ以外の地域で果実を得て、それを東北の現場へ持っていくことが大事だ
と言っています。しかも、電力の配分についての記憶力がすごい。割合をかなり事細かに記憶しています。

どこぞの空き缶とは大違いですね。 鳩山とも大違いだし。
やっぱちゃんと勉強して、こうやって細かい数字をきちんと把握している人がトップへ立つべきですね。

そして、日本を「省エネ大国」だと称賛した上で、原子力以外の発電体制にシフトし、競争力を高めていくことの必要性についても言及しています。
ただ単に「脱原発」などと訴えるんじゃなく、「競争力を高める」ことが必要だというあたりがやっぱり発想が凄いと思う。

また、きちんと自民党の原子力政策についても発言していますね。
自民党への批判があることについて、「自民党の中に安全神話のようなものがあった」ことを素直に認めていらっしゃいます。

そして、それはそれで反省しなければならなかったこととして、その上で、地震に対してはきちんと発電所が停止し、冷却電源もきちんと作動していた
こと、津波によって電源が失われたと。そして8時間、予備電源での冷却期間があったが、本当はその時間内に電源をつながなければならなかったのに、
つなげなかったということ。その部分に甘さがあった、と。原子炉ばかりに目を奪われがちだが、そこを見るべきではないか、と。

現在停止中の原発を再稼働するにいたっては、その部分の安全性を確保し、同意を得たうえで改めて再稼働することが必要だと言っています。

で、ここからです。のんきが知りたかったのは、安倍さんの経済観念について、でした。
それがここから語られます。

まずは漁業について。復興ビジョンとして、「大型化効率化を進め」ることがビジョンとして考えられるのだそうです(ノルウェー方式)。その他、
世界からアイデアをもらって、その上で被災した地域で復興をモデル事業化し、成功したら、その復興プランをビジネスモデルとして海外に輸出すれば
いいのではないか、と。「未来に夢を見ながら」復興を行っていくことが大事なんですね。

んでんで。
前回の記事でお示しした復興予算の自民党案についても言及があります。

言ってほしかったんだよ、それをっていう意見です。

のんきの発想になかったんですが、仮に復興予算として20兆必要なのであれば、全額を1年で発行する必要はない、と。4年かけて復興をすると考えて、
1年に5兆ずつ発行すればよい。

そして、ここです。「復興予算として国債を発行し、国債は日銀にある程度引き取ってもらう。これは、直に取ってもらう、ということではなく、市場
から取ってもらっていいんですよ
。今でも月に1.8兆円、取ってますよ。」
え・・・ そうなの?
のんきはてっきり年間で1.8兆かと思ってた。月に1.8兆も取ってたんですね。
で、リーマンの時はこれが1.4兆円で、リーマンの後の4000億円増やしたんだそうです。つまり、今からさらに後4000億円追加するだけで、
5兆円強がねん出できるということですね。 すげ~・・・。

で、で。おっしゃってますね。
「いつかは税を上げる、ということもあるでしょうが、今はまず、経済を成長させることですね」
そう。その通り!! で、さらにこんな話が。

平成14年(小泉内閣当時)はプライマリーバランス(歳入歳出の差額)が当初28兆円あったものが6兆円にまで縮小した。税を上げたわけではない。
経済成長だ


そうだったのか・・・ 知らんかった。

「デフレで、景気悪くて、震災でダメージを受けた時に、増税なんて、経済政策として根本的に間違っていると思う」
その通り!! そうだそうだ!!

(自民党の参議院のマニフェストに10%増税が掲げられていたことに対して)
まず、「震災前の話です」と前置きしたうえで、「震災対策ではなく、恒久的な財源で伸びていく社会保障については考えないといけない。だけど、今、デフレが
続いていて、震災の続いている今、やるべきではない
と私は思う」

基本的には、デフレを脱却しなければ消費税を上げるべきではない

はい。100%。まるで経済政策のお手本のような回答ですね。

まさしくその通りなんです。復興予算として日銀に市場から買い取らせるという考え方も、結局「日本の財政は破たんすることがない」という発想が
なければ言及できません。増税についても、デフレが解消されるまで行うべきではない、と。

すごいね。これを聞いて、のんきは安倍さんの事を支持する気持ちがぐぐ~っとアップしました。

もちろん、今でものんきが一番好きなのは麻生太郎さんですけど。安倍さんだったらきっと麻生さんの後釜が務まりますね。

早くそんな時代が来ないかな・・・


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震災復興を読み解く

2011-05-01 01:23:49 | のんきの日記
先日、衆議院で第一次補正予算案が通過しましたね。

これについては、民主党だけでなく、自民党も、公明党も賛成する形で通過した模様です。
震災復興の第1次補正予算案、衆院本会議で可決

可決した、とは言うものの・・・。その内容について理解している人はあまり少ないんじゃないか、と思います。

で、探してみました。
これは、自民党の河野太郎さんのブログで上手にまとめられています。

災害救助等関係経費     4830
災害廃棄物処理事業費    3520
災害対応公共事業関係費 1兆2020
施設費災害復旧費      4160
地方交付税         1200
その他震災経費     1兆4430

合計          4兆0150億円


ちなみに、自民党案にはこれに加えて、さらにいくつか追加項目があったようです。

就学援助金の支給             500
災害救助関係費の国庫負担率100%   1750
災害復旧等公共事業の国庫負担率100% 1200
電力需給対策               980
中小・小規模企業対策           900
災害臨時交付金             1130
消防基金の上積み             100

合計                  6560億円


ですが、まずは国民にとって必要な予算が必要だ、ということで共通する部分だけでも通過させた、というのが
今回の予算組みの趣旨なんですね。

ですが。同じ与党と野党の法案でも、お互いの間で意見が対立している部分が存在します。
それは、「財源」。

これも河野さんのブログに情報が掲載されていましたので、転載します。


政府案
子ども手当の上積みの見直し  2083
高速道路無料化実験一時凍結  1000
高速道路料金の割引見直し   2500
農業戸別所得補償見直し       0
年金臨時財源の活用    2兆4897
ODAの一部削減        501
公共事業直轄負担金       551
周辺地域整備資金の活用     500
経済予備費          8100
議員歳費削減           22
国債発行              0

合計           4兆0153億円



自民党案
子ども手当から児童手当へ 1兆3000
高速道路無料化完全撤回    1200
高速道路料金の割引見直し      0
農業戸別所得補償見直し    1000
年金臨時財源の活用         0
ODAの一部削減          0
公共事業直轄負担金         0
周辺地域整備資金の活用     500
経済予備費          8100
議員歳費削減           22
国債発行         2兆2891

合計           4兆6713億円
(追加事業6560億円を含む)


赤いほうが民主党案。青いほうが自民党案です。
最もウェイトの大きい部分を太字で示しています。見ていただければわかると思うのですが、民主党案は「年金
臨時財源の活用
」。自民党案は「国債発行」となっていますね。

で、この「年金臨時財源」とは何なのか。
改めて見ていただきたいのが、のんきの作ったこの記事。

本当の年金問題
本当の年金問題2
本当の年金問題3
本当の年金問題4
本当の年金問題 完結編

まあ、全部目を通すのは多分大変でしょうから、「情報源」程度に捉えておいてください。

高齢者や障害者に対して支給されている年金財源は、現在1/2が国庫負担、1/2が現役世代が当年に納めた年金
保険料の総額から仕送りされる形で、現在はまかなわれています。

ところが、現役世代の保険料は、毎年余剰金が発生し、これが毎年「年金積立金」として、加算され、年金特別
会計として計上されています。その額は「国民年金」「厚生年金」「共済年金」を全て合わせると、総額で200兆
円に上ります。

年金支給額の国庫負担分は、現在1/2ですが、以前は1/3の負担割合でした。上昇したのは麻生内閣時。
リーマンショックからの復興予算に計上されました。

財源として、「将来の消費税増税」が充てられ、当年のたちまちの財源にはいわゆる「埋蔵金」が充てられま
した。

今年度も同じ埋蔵金が充てられる予定だったのですが、その財源を年金ではなく、復興債に充てよう、というこ
とです。


さて。民主党の示す「財源」と、自民党の示す「財源」。一体、どちらの財源が今回の「復興財源」として適し
ているのでしょうか。

赤旗の記事によると、本来年金に充てるべき財源を復興債に充て、年金として足りない分は「年金積立金を切り
崩す」つもりだと書かれてあります。

実際、年金積立金は毎年積み上げられている割に、「国民の年金保険料」の中から支払われているわけで、年金
以外に流用できない仕組みになっていることから、「使いようのないお金」でもあります。「年金が破たんしない」理由の
一つでもあります。

また、のんきとしては、麻生内閣において、年金の国庫負担割合を、「1/2」に増やす必要があったのかどうか、についても
実は具体的な情報を持っていません。そう。ひょっとして1/3のままでも良かったんじゃないか、と。

そう考えると、民主党の言う財源も、一概に批判できるものでもないのではないか、と思います。


ただし。本来年金の財源に充てるべき財源を復興債に流用する以上、「不足する」財源を年金積立金として、100%切り崩さなければ
ならないことには多少問題を感じます。今回緊急避難的に通過した1次補正予算の枠だけでは、震災の復興にはとても金額が足りません。

一方で年金から流用される財投債(埋蔵金の正体)の枠にも限度がありますから、恐らく2次補正では財源として利用することは難しい
と思うのです。

であれば、結果的に国債を発行する以外に財源はないわけですから、わざわざ無理をして年金積立金を切り崩さずとも、最初っから
国債を発行すればよいのではないか、とそう思うのです。

もちろん、これは日本の財政システムの特性上、財政が破たんすることなど120%あり得ない事がその根拠となります。
緊急を要するわけですから、財源の話は後回しにして、数字合わせに国債を発行するの裁量の策だと思うのです。

そう。高橋是清がとった財政政策も国債発行でしたね。

当時は国債を発行して、手に入れた資金を軍事へと投資し、国民の景気回復に役立てました。
今回はやはり広く破壊された公共施設や民間の住宅などの復興、就労を生む為の事業の創出などということになるでしょうか。

そういえば、是清は昭和金融恐慌の折、モラトリアム政策も行っていましたね。これも現在の日本には役に立つ方策だと思います。
住宅や自動車など、ローンが残ったままの状態で被災された皆様の為、ローンの返済を1年~数年繰り延べして、返済をせずとも済む
期間を制定するのです。

その額は当然政府が保証し、その1年~数年の間に被災者が返済可能となるような財源をじっくりと時間をかけて考えるのも良い方法なのでは
ないでしょうか。

また、「金輸出禁止」が日本の資産を守ったように、経済が回復するまでは貿易に頼らない復興を画策し、資材が不足する分野以外では必ず
国内に受注するような体制づくりも大切ですね。政府が投資するお金を、複数回市場で回転させる工夫が一番大事です。

ま~、それにしても、震災からの復興を画策する為の予算なのに、びた一文として国債が財源に計上されていない辺りがあほじゃないかと思い
ますが。

さて、みなさん。これで「年金財源流用」の意味をご理解いただけましたね。
ニュースを見るときに、「なるほど~、そういうことか~」なんて思いながらニュースを見てみて下さい。

「ただでさえ年金の財源が危ないのに、何をとち狂ったことを~」
などいう発想じゃなく、

「なるほど。本来であれば1/3で足りるかも知れない国庫負担分に会えて上乗せされている1/2財源の差額のことだな。だけどあれば年金積立金
を食いつぶす恐れがあるんだよな~」

なんて視点で見て下さい。ちょっとばかりニュース通になった気分が味わえますよ。


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想定されていた原発事故

2011-04-23 00:02:28 | のんきの日記
さて。のんきは今まで、比較的、特に今回の原発事故に関しては、政府与党、及び東電、保安院等を擁護する姿勢を貫いてきましたね。

そして、前回の記事において、初めて現与党を責める内容を書き記したかと思います。

これは、原子炉の現状や、放射線の拡散状況については、根拠のないデータや憶測で判断し、いたずらに不安を煽り、またそのことで荒稼ぎしようとする不届きな
輩が存在することが許せなかったからです。データが日を追うごとに深刻さを増すことに対して、「やっぱり与党や保安院は情報を隠していたんだ」なんてこと
を平気で言う愚かな国民にも、正直腹が立ちます。

国民を混乱させない為、情報を小出しにしていくことも当然の対応だと思うのです。
のんきは、それでもあの津波は「想定外だった」と、そう思いたかったのですが・・・。

原子炉の冷却機能の喪失を想定 平成22年度原子力総合防災訓練


これ・・・意味判ります?

この動画、右上に「訓練」と記されているように、原子炉のある場所こそ違うものの、「原子炉の冷却機能が全て喪失」したことを想定して行われた原子力事故に
関する「防災訓練」の様子なのです。

つまり、今回のように原子炉の冷却機能が全て喪失し、原子炉が深刻な状況になることを想定して、昨年。平成22年の10月に「防災訓練」が行われていたというこ
とです。

原子力総合防災訓練とは、平成11年12月17日に制定された、「原子力災害対策特別措置法」に基づき、毎年行われている防災訓練で、もちろん21年は鳩山さん、20年
には我らが麻生さんが同じ訓練を実施しています。

んで、です。見ていただきたいのが次の動画。

驚愕 !! 防災基本計画を知らない総理大臣


これなんです。まず、冒頭で菅総理が、この原子力災害特別措置法の内容について「原子力について関心がある」という割に、まったく把握していない、という
事が述べられるのですが、見ていただきたいのはそれよりも4:40ころから始まる討議。

まず、菅総理に対して、今回のような事故が起こると想定していたかどうか、という問いかけが自民党脇雅史氏から問われます。

これに対して、菅総理は「原子炉の冷却機能が失われると緊急の電源が入って冷却機能が回復すると考えていた」と回答します。
そして、5:00頃から。脇氏から、上部動画にある、原子力総合防災訓練について、「訓練内容を覚えているか」と菅総理に対して問いかけます。

ところが、菅総理は、この質問に対して、

原子炉の冷却機能が喪失されたという想定で、菅直人が本部長として参加した、この訓練の内容

覚えていない

と回答するのです。あ、厳密には違いますよ。ものすごく端折って記してますんで、具体的には動画をご覧ください。

つまり、本部長として、トップに立って訓練をしていたにも関わらず、菅直人は、その内容の一切を失念していたのです。

そして、にもかかわらず、

そのことに対して、菅は国民に対して、心底からの謝罪の言葉を一切述べず

自分と、自分たちの政党の正当性ばかりを主張

します。まあ、じっくりとみて聞いてやって下さい。事情を判ってみれば見るほど、菅をグーで殴りつけてやりたくなりますから。

このことから、ついに菅は身内である桜井福財務大臣からもNoを突き付けられます。
桜井財務副大臣が首相退陣論を正当化 「菅降ろし」が加速

当然ですよね。これでおかしいと思わないヤツの方がおかしい。後に矛先は納めている様ですが、みなさん。こんなやつに原子力事故の対応を任せられますか?

原子力事故だけじゃない。震災全体の、様々な障害に対する対応だってそう。一向に、何も進まないじゃん!!

ああ。のんきは思ってたよ。震災対応が収束するまでは少なくとも菅に総理の座にいてもらわなけりゃならない、って。
じゃないと、司令塔を失って、日本の国はさらに混乱する、って。

政局を口にすることは、却って被災民を路頭に迷わせることになる、って。・・・だけど、やっぱり違う。

こんなやつに任せてたら、本当に日本は終わってしまう!!

もちろん、被災地のみなさんには、投票場所も十分に確保できない状態で、さらにご負担をかけることになるでしょうが、本当に被災地の皆さんの事を
思うのなら、やはりさっさと内閣を解散し、総選挙に臨むことが、本当にこの国の為になることですね。


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LEVEL7という風評被害

2011-04-17 21:49:43 | のんきの日記
放射性物質、発生13日で既にレベル7相当に

こんなニュースがこの間日本中を駆け巡りましたね。

で、いろんなSNSサイトを使って、のんきは国民の反応をずっと見比べてみました。
多かった意見は、「やっぱりそうだったか」という意見。

政府や東電はやっぱり隠してたんだ、って。

だけど、のんきは思います。「何で誰もレベル7がどのくらい危険なのか、誰も調べようとしないの? 」って。

「チェルノブイリ並」という言葉をマスコミは多用しました。
福島原発事故、最悪「レベル7」と発表 チェルノブイリ並み

ところが、一方で同時にこんなニュースも国内を駆け巡りました。

チェルノブイリとは異なる…レベル7に海外機関

記事中にはこう記されています。
国際原子力機関(IAEA)のデニ・フロリ事務次長は12日の記者会見で、福島の事故とチェルノブイリ事故は規模などが「全く違う」と強調し、同列
には扱えないとの考えを示した。事故発生時、チェルノブイリ原発は稼働中だったが、福島第一原発は停止後で圧力容器の爆発も起きておらず、
放射性物質の放出量が大きく異なると指摘した。


はい。チェルノブイリ原発はなぜ爆発したか。でのんきが記したとおりですね。

で、政府や東電、保安院側から、「チェルノブイリの1割程度の放出量だ」なんて言葉もよく聞かれるようになりました。

福島原発「レベル7」 IAEA、事故構造・規模で見解
gooニュースからなんで、記事はすぐに消えちゃいます。なので、記事を転載しておきます。ソースは産経ニュースです。

■「チェルノブイリと全く異なる」

 【ロンドン=木村正人】福島第1原発事故の国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価が、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられたことについて、
国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)のフローリー事務次長は12日の記者会見で、福島とチェルノブイリは事故の構造や規模において「全く異なる」と指摘した。

 フローリー氏はチェルノブイリ原発は試験運転中に原子炉が爆発して大規模な火災が発生したが、福島第1原発は震災直後に原子炉が自動停止したと事故の違いを強調。
福島第1原発から放出された放射性物質の量は現時点でチェルノブイリ原発の14分の1だと説明した。

 日本政府がレベル7と判断するまで1カ月を要したことについては、「避難地域の設定や環境対策が遅れたわけではない」と述べ、日本政府の対応を擁護した。


実際、TVを見ていると、東電側や保安院側から、「チェルノブイリの1/10」という言葉もよく耳にします。

「で、いったいどの情報が本当なのよ!
はい。ひよこさん。 ではでは、情報を具体的に分析してみましょう。


政府の発表した「レベル7」に相当する放射性物質とは、「大気中に放出された放射性物質の量」のことです。
福島原発事故、最悪「レベル7」と発表 チェルノブイリ並みに記されてますね。

だけど、放射性物質放出量、炉内の1~2% 保安院が推定値公表←この記事では少し違う数字が示されてます。

 推定値は主な放射性物質としてヨウ素とセシウムを分析したもので、ヨウ素131が約2%、セシウム137が約1%だった。12日に今回の事故の
国際的な事故評価尺度(INES)を旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」(深刻な事故)に引き上げる根拠になった。当初、放出量だけしか
公表しなかった。

 保安院によると、事故前に1~3号機の炉内にあった放射性物質は、ヨウ素131が610万テラベクレル(テラは1兆、ベクレルは放射能の単位)、
セシウム137は71万テラベクレルだったという。


ベクレルのことがわからない人は、こちらをご覧ください。

テラ、なんて表現されていると脳が沸きそうですが、日本流に表現すると、610京(けい)ベクレル。京とは兆の一つ上の数の位ですね。

要素131は、まだ炉の中に610京ベクレル閉じ込められていて、そのうちの2%、つまり12.2京ベクレルすでに大気中に流出していますよ、という話。
セシウム137が71京ベクレルの1%ですから、7100兆ベクレル大気中に流出してますよ、ということですね。

う~ん・・・福島原発事故、最悪「レベル7」と発表 チェルノブイリ並みのニュースにある数字とずいぶん違いますね。 両方とも保安院の数字なんですが・・・。

ここには、「ヨウ素換算」という妙な仕掛けがされていて、放出されたセシウムの危険性を要素の危険性に換算した値、ということらしいです。
ちなみにINESの資料によれば、セシウムの危険性はヨウ素の40倍なんですと。「合計でいくらいくらの放出量」と説明するときにヨウ素換算
のほうが正確に伝わりやすいから、っていう理由みたいです。・・・まぎらわしい。

こちらの記事によりますと、

「ヨウ素131が13万テラベクレル、セシウム137が6千テラベクレル」というのが正式な値みたいです。(保安院の値)

保安院と原子力安全委員会で、それぞれが公表するデータが異なってるのは一体どういうことなんでしょ。
ちゃんと整合性取ってくれないと、国民が判断に迷うじゃん。

↓こちらはチェルノブイリの数字です。

財団法人 高度情報科学技術研究機構 データベース部の数字です。

1PBq(ペタベクレル)とは、10000TBq(テラベクレル)なのだそうです。
ヨウ素131の値が、最大1660PBqと記されていますから、166京ベクレル。セシウム137が最大85PBqと記されていますから、8.5京ベクレル。


ってことで、実際には、要素の放出量はチェルノブイリに比べて1/12.7の値。セシウムがチェルノブイリに比べて1/7ほどの値・・・ということになり
ます。

総量をヨウ素換算すると、セシウムはヨウ素の40倍ということですから、福島の値が13000+6000*40(万テラベクレル)ということで合計37万テラベクレル。
チェルノブイリの値が166+8.5*40=506(万テラベクレル)ということで、福島の値はチェルノブイリの1/10未満に抑えられてますよ、ということになり
ますね。

・・・疲れた。

で、で、なんですよ。 本日のタイトル。「LEVEL7という風評被害」。
考えてほしいのは、上の表。これ、実はチェルノブイリ原発事故が発生してからたった10日間で計測された放射性物質を放出した値なんです。

いろいろ調べてると、こんな意見を見かけることがあります。
「チェルノブイリは10日間で収束させたのに、福島はいまだに収束していない」と。

・・・バッカじゃないの!!

こんだけ莫大な量の放射線を放出しておきながら、10日で収束してるわけないじゃん。
ただ単に、熔鉱炉まで吹っ飛んだから放射性物質がそれ以上放出されることがなかった、ってことでしょ?

福島では、それだけの放射性物質をいまだに溶鉱炉内とその周辺に閉じ込めてる、ってだけでしょ?


・・・それと、たった10日間で、これだけ莫大な量の放射性物質にさらされたチェルノブイリ市民と、漏えいこそあるものの、その1/10未満に抑えている
福島の例が同じであるわけないじゃん!!

のんきは思うんだよ。

「レベル7」、なんて公表する必要がどこにあったんだ! バカ民主党!!

今までで最大の風評被害だよ!

原発事故はどの位かかるかはわかりませんが、事態さえ終息に向かえば、それに伴う風評は、やがて終息するでしょう。

だが、今回のレベル7発言は、将来に渡って、永続的にこの国の威信を貶める、最悪の売国行為だよ!

数値がかりにレベル7に相当する値であったとしても、それがチェルノブイリに相当するほどのものでないのなら、国家機密に位置付けてでも、御宅らが
墓場までもっていかなければならないほどの、それ程重要な情報だろ!

お宅らの仕事は、真実を有りのままに伝えることじゃない。お宅らの命にかけてでも、この国の誇りと、国民の名誉を守り続けることじゃないのか!

それが今までこの国を支え続けた。
何度どん底に叩き落されても、何度でも、何度でも這い上がってきた。立ち直ってきたんだ!


国を守る覚悟もないのなら、さっさと政権の座から立ち去れ!

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