ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ5

2020-12-21 16:55:00 | 日記
その頃、どこかへ向かおうとしている加倉井の背後に男の影…
加倉井が電車に乗り込むと、男はナイフを取り出し襲いかかって来て
…って、男はもちろん大磯で、2人は再び死闘を開始
「そうやって…そうやって陽子も殺したのか?」と訊ねる加倉井
「だったら、どうした?」と開き直る大磯

加倉井は、腕に巻きつけた上着で、ナイフを叩き落とし
お互い素手で取っ組み合う内に、義手が外れた大磯が、今度は拳銃を取り出し
絶体絶命のピンチ!…と思いきや、電車の非常停止ボタンを押す加倉井
急ブレーキがかかった反動で転倒した大磯から拳銃を奪い
「正直に言え!これは宮島の…全て宮島が指示したのか?」と詰め寄ると

「そうだ、あの男が絵を描いた…
お前の家に気づかれずに入れたのも、あの男が合鍵を…」と白状し
事件当夜、恩師のパーティが始まる前、忘れ物をしたという宮島に
家の鍵もついた車のキーを貸したことを思い出す加倉井

「あんたの靴と同じ物をあの男が用意した」という大磯の告白から、事件当夜の再現シーンへ…
大磯が、合鍵で加倉井の家に入り、まず家政婦をナイフで刺し
2階へ上がると、寝室へ逃げ込んだ加倉井の妻を部屋の隅に追い詰めて刺し
大磯が寝室から飛び出して行ったあと、瀕死の妻は、最後の力を振り絞って警察に通報

でも「助けて…私…殺される…私…殺される!」と虫の息で伝えるのがやっとで
警官が「もしもし!暴漢がまだ家の中にいるんですか?もしもし!」と問いかけている最中に
緊急手術を終えて帰宅し、家政婦さんの死体を発見したのであろう?加倉井が
慌てて寝室に駆け上がって来て、妻が「あなた…」と加倉井を呼んだ途端

寝室の外で物音がしたため、そちらへ行こうとする加倉井を止めようと
「ヤメて!ヤメて!ヤメて!」と叫びながらしがみつく…って
加倉井の死刑が確定する決め手となった、この時の通話記録の真相がこれ…?(汗)

そのあと、加倉井と大磯の格闘が始まり、揉み合う内に2人は階段から転げ落ち
大磯が、階段の縁に加倉井の頭を何度も叩きつけて
加倉井が意識を失うと、凶器のナイフを加倉井の手に握らせ
それを庭の花壇に投げ捨てて立ち去った…トコで、場面は電車内に戻り

「待て!撃つな!撃たないでくれ!」と命乞いをする大磯を拳銃で殴りつけ
気を失わせると、大磯の持っていた手錠で電車の手すりに繋ぎ、今回は加倉井の完全勝利
…と、その時、大磯のスマホのGPSアプリに気づいて
宮島から借りた上着の襟元を引き裂き発信器を発見
信じていた友に裏切られた腹立ちまぎれに、発信器を床に叩きつけ踏み潰す加倉井

その車内での発砲事件の連絡を受け、捜査班は事件が起きた地点の最寄り駅の防犯カメラ映像に
タクシーに乗り込む加倉井の姿を発見し、Nシステムで追尾すると
加倉井が六本木方面に向かっていることが判明

その夜、六本木のオリエンタル製薬記念ホールで
宮島の理事長就任パーティが行われることになっていて
加倉井が、その会場に到着した時、宮島はスピーチの真っ最中

加倉井が「宮島!何でこんなことになったんだ?教えてくれ…宮島!」と大声で怒鳴ると
「お客様、かなり酔ってらっしゃるようで…あっ、少しお時間を…」とステージ袖へ走り去る宮島
その後を追う加倉井と、その加倉井を探す捜査班

そこへ突然、保坂警視の上司が部下を引き連れてやって来て
…って、捜査班にもGPS発信器が仕掛けられてたのか!?(笑)と思うくらい唐突に登場し
「これ以上の失敗は許されない!ここは俺が仕切る!
これまで何度、加倉井を取り逃がした!」と怒鳴ると
保坂警視は、上司に拳銃を突きつけ「加倉井は俺のもんだ」と一言

その頃、ついに地下二階の倉庫室らしき部屋に行き着き、鬼ごっこは終了
かつてのザイルパートナー同士は、かくれんぼに移行
加倉井が「宮島…お前、何バカなことやってんだ!
俺の妻を殺し、俺も殺されかけた…石森もお前が殺ったのか!?何やってんだ!
オリエンタル製薬は、お前に何をしてくれるんだ!?」と怒鳴りながら、室内を探すと
調理場から手にしていた包丁で襲いかかって来る宮島

揉み合う内に、薬品棚が倒れて薬瓶が割れ発火
サイレンが鳴り、スプリンクラーが作動し、水が降り注ぐ中
加倉井の背後からロープで首を絞めながら
「お前を殺したところで、俺は罪にならない!
お前は死刑囚だ!俺は正当防衛で助かる」と宮島

加倉井は、そのロープからは逃れたものの
その弾みで転倒した宮島が、床に落ちていたナイフを拾い
脚を切られた加倉井が倒れたトコへ「お前は良い友達だったよ、加倉井…もう終わりだ!
俺がお前の最期を看取ってやる」と、とどめを刺そうとした瞬間
銃声がして、仰向けに倒れる宮島
拳銃を構えた保坂警視、続いて捜査班が駆けつけるのを目にした加倉井は呆然

保坂警視は、以前に宮島が口にした「加倉井は、あなた方より頭が切れる男だ」という言葉に
「俺は、少なくとも、あんたよりは頭が良い」と返し…って結構、根に持つタイプ?(笑)
「加倉井が無実だってことは、初めてあんたに会った時に感じた」と保坂警視
「なぜ?」と訊き返す宮島に「話したところで、あんたには理解できない」とニヤリ(苦笑)

急所を外して撃たれたとはいえ、血を流し横たわったままの宮島の止血をしながら
「宮島!しっかりしろ!…お前は憎い」と告げる加倉井は、やはり根っからの医者なんだなあと…
そういえば、加倉井は最初からずっと、成り行きで応戦はするものの
自分から、凶器を手にして攻撃したことは1度もなかったんじゃないかと…

ともあれ…加倉井に手錠をかける保坂警視に部下たちから
「班長!その必要は…」「加倉井はもう…」と異議を唱える声が上がるも
「逃走、窃盗、器物破損、不法侵入…立派な犯罪者だ」とキッパリ!
…まあ、確かにそうなんですけどねぇ(苦笑)
「最低の上司だけど…」「最高の追跡者かも知れない」という部下たちの言葉に1票です(笑)

その保坂警視の上司は、自分が加倉井を逮捕したと、記者たちから囲み取材を受けており
「冤罪かも知れないという、いい加減な記事も出ましたが
私は、今でも加倉井が犯人だと思ってます」とコメント(苦笑)
でも「大磯という男が真犯人ではないんですか?」との質問には
「それは…誤報じゃないか…」と歯切れの悪いこと(笑)
こちらは間違いなく「最低の上司」確定…(苦笑)

その大勢の報道陣から守るため、警察車両に乗り込む前に
「これで顔を隠せ」と自分の上着を脱いで加倉井に差し出す保坂警視
が…「家族はもういない…傷つける人は誰も…」と断る加倉井
おびただしいフラッシュの光と、矢継ぎ早な質問の嵐の中を歩き車に乗り込むと

保坂警視が「もう逃げなくていい」と声をかけ
「ああ…もうたくさんだ」とため息をつく加倉井に
「手を出せ」と言って手錠を外し「部下たちには内緒だ」と囁いた途端
加倉井が「俺の知ったことか」と返すカットでエンディング
加倉井の無実は証明されたものの、後味の悪い幕切れを迎えたこの事件を
このシークエンスが救っていたように思います

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