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ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

HAPPY GO LUCKY!(3/13・3/20)より抜粋1

2025-04-08 20:35:00 | メディア
前回ご紹介した甲斐バンドのニューアルバムに関する、サンスポの記事に…
亡き大森さんのインストゥルメンタル曲が収録されることが記され
「大森さんが天国から参加したことで、メモリアルアルバムに4人が顔をそろえることになった」
…という一文に、うるうるした奥さんですが(苦笑)

いまだに「オリジナル甲斐バンド」に対する思い入れが強いらしく
「それなら長岡さんのことも忘れちゃダメでしょ!(笑)」…ということで
甲斐さんのビルボードツアー中にオンエアーされた、長岡さんのラジオ番組2週分の中から
甲斐さんと大森さんにまつわるエピソードを抜粋して文字起こしさせて頂きます♪

まず、3月13日放送分では、番組の最初に…
「私ね、先日…3月2日にね、福岡行って来たんですよ」…と長岡さん
「目的はね、甲斐よしひろくんのソロライブ…
(『ホント仲良いですね、甲斐さんと…(笑)』とアシスタントの方)…イヤー、ナンかね(笑)

中身はね、えーと…ネタバレになるんで、あんまり言えないんですけど
甲斐バンドのコンサートと全然違う…ソロライブだから…
選曲もね、お客様のリクエストからの選曲らしいんですよ
(『へえー!ナンか、イイですね、それは、ファンの方からしたら…』)」

…と、おっしゃった時は「去年のビルボードツアーと勘違いなさってるのかなあ?」と思ったんだけど
その後、東京公演で「来年(のビルボードツアー)は、リクエスト大会をやる」発言があったと知って
「もしかしたら、そのお話をお聴きになったのかも知れないな」と思い直した次第です

ともあれ…「ふだん、ライブで聴くことない曲を、こう…ちょっと違うアレンジで楽しめました
終わってからね、また楽屋で、もう大盛り上がりなんですけどね(笑)
もう、可笑しい話、いっぱいあるんですよ(笑)
みんな、バカなことばっかり言い合って、笑いっぱなしでしたね

そんな中ね、今夜の1曲目はね、その甲斐よしひろソロライブで、人気が高かった曲で
私が作詞した『汽笛の響き』という曲だったんですけど
オリジナルと全然違うアレンジなので、お届けします…甲斐よしひろで『汽笛の響き』です」
…と、ビルボードシリーズ2018年のライブバージョンを流されたあと

「ナンて言うんでしょうね?これ…アメリカとかヨーロッパの、どっか田舎とかの祭りで
ギコ…こう…バイオリンがね、ギコギコ…(『ナンか、すごいノリノリというか、楽しそうな…』)
そう、もうみんな、楽しそうに踊って、収穫を祝う…そんな外国のお祭りのようなサウンドでしたよね

(『ねぇ!…ナンで、これ、長岡さんが作詞することになったんですか?』)
これねぇ(笑)あのー、松藤っていうドラム叩くヤツがいるんですけど
そいつがね…『長岡さん、曲作ろうよ』って来たから『いいよ』って言って…

アイツが先にメロディー作って来たんですよ
(『あっ、こんな感じの…このメロディーを…ハイ』)…それを『じゃあ』って
こういう詞に変えたんですけど…僕が書いたんだけど…
あのー、この頃…ナンだろなあ、僕が書くと、こういうのが多いんですよ、ナンか…(笑)うん…

(『へえー!ほんじゃ、それを甲斐さんに聴かせて…?』)…レコーディングした、甲斐バンドで…
甲斐バンドでレコーディングする時はね、こう…ベースをずーっと…

ロッド・スチュワートの曲で『Do You Think I'm Sexy?』って曲があるんですけど
それをね、中国人のベーシストが弾いてたの、カッコ良かったんですけど…
それを…ベースを結構、参考に…『あっ、こんなベースがカッコいい!』と思って作ったのを覚えてますね、このアレンジとは全然違う」

…と話されてましたが、甲斐さんが「タイトルになる歌詞がない」と、おっしゃって
「2行ほど」お書きになったことで、作詞者に名を連ねられた件には触れられず…(苦笑)
もっとも、甲斐さんご自身が「長岡、ゴメン!(笑)」と謝っておられましたが…(笑)

…で、その翌週の3月20日の放送では…
「さて、いよいよ来週で最終回となってしまいました」と長岡さん
「3年以上、あの古い…NBCが、今のここじゃないところから…

今夜はね、ちょっと、この番組が始まった時から
『最後にはこの話をしよう』と思ってたことについて話そうと思います
今夜のテーマは『親友』について、語りますね

親友って、そんなに沢山いなくてもいいんですよ
私の場合、1人の親友がいます…でも、彼はもう亡くなって、居ません
その親友ってのは、福岡の大学で出会いました
…で、3年の時には、同じ下宿に住んで、隣同士の部屋で暮らしてました

…で、一緒にバンドを組んで活動しました
そして、そのまま同じバンドで上京して、甲斐バンドのメンバーで活躍しました、一緒に…
大森信和くんって言うんですけども、甲斐バンドのギタリストでした

今夜の1曲目はね、彼が、いっつも部屋でギターを爪弾いて、聴かせてくれた曲です
お聴き下さい…ジェームス・テイラーの『You've got a friend』
邦題はね『僕の友だち』という曲です」…と曲を流されたあと

「ね?この曲は、実は、キャロル・キングって言う人が…女性なんですけど…作ったんですね
『キング』っていうのは女性なんですけど…
キャロル・キングとジェームス・テイラーは、親交が深くて…

あるライブハウスのリハーサルで、この未発表の、この曲を
キャロル・キングが、ピアノ弾いてたんですって、歌って…
…で、それを、ジェームス・テイラーが、すっかり、こう…袖で聴いてて、気に入ってしまって…

自分が先にレコーディングして(笑)発売してしまって、そして、ヒットしてしまいました
そんな経緯のある曲なんですけどね
これ、歌詞がね、私たちにも、ホント判りやすい、愛情あふれる親友関係の歌ですね

訳すと…簡単に訳したのがね…『もし、君がトラブルに落ち込んで、手助けがなくて、途方に暮れる時には
目を閉じて、僕のことを思い出して、浮かべてほしい』と…
そして…『真っ暗な闇夜の中だったとしても、僕の名前を呼んでおくれ』って

『そしたら、僕は、どこからでも、いつだって、すぐに、僕は君の隣に飛んで会いに行くよ
たとえ、寒い冬、暑い夏、春でも秋でも構わない
だって、君は僕の友だちなんだからね』と…
『君の光を遮る、どんな雲がかぶさって来ても
僕が、手助けして、取り去ってあげよう
だって、君は僕の友だちなんだもん』…っていった歌詞なんですけど…イイでしょ?ねぇ?

今夜の話は長いですからね、聴いて下さいよ
この歌詞をね、やさ~しく、語りかけるように歌ってくれるんですよ
こんな、包んでくれる親友がいるってことは、生きる支えになりますよね、すごくね

この歌をね、ギターで弾いていた大森くんは
いつも『私も、こんな名曲ば、作らなイカンよね』と、口癖のように言ってました

アマチュアのバンド活動をしながらね、大学の3年の時に、私ね、大失恋をしたんですよ
その夜中に、近所の居酒屋で、僕、あの…お酒、1人で飲んで
おでんを食べてたら、すっかり酔っぱらってしまって…悲しくて…

…で、公衆電話からね、下宿にいる大森くんを呼び出して
『歩けない!おんぶしてくれ!』って言って
背負ってもらったの、覚えてるんですよ(笑)
…で、背中で、ずーっと泣いてたんですけど
もう、泣くほどに、優しく声かけてくれるんですよ

…で、大森くんのジャンパーの襟口をね、歯で噛み切ってしまいました
彼が、アルバイトで、一生懸命がんばって買った
一張羅のマクレガーのジャンパーだったんですけど
その襟のね、ゴム編みのところを噛み切ってしまい…
『仕方がないなあ』と言いながらね、嘆いていたんですけど、彼は…」…と話されたのを聴いて

奥さんは、大森さんが「仕方がないなあ」と、おっしゃったという
その優しい口調が「ホントに耳元で聴こえて来るような気がする」とうるうる…
でも、この導入部だけでも、大森さんのお人柄が窺えますよね?

もっとも、ボクは、かつて長岡さんがブログにお書きになっていた「窃盗未遂事件(笑)」…って
長岡さんから、バス停に置かれている「コカ・コーラ」のベンチが欲しいと言われて
夜中に、お二人で、そのベンチを抱え上げつつ
人が通りかかると、地面に下ろして、ベンチに腰掛けて、やり過ごす(笑)

…ということを繰り返しておられると、おばあさんが、そのベンチに座ってしまわれ(笑)
おばあさんの話し相手になられている内に、夜が明けてしまって、結局、諦めざるを得なかった(笑)
…というエピソードを思い出してクスクス(笑)
大森さんって、ホントに良い方でいらしたんだなあと…(笑)

まあ、その翌朝、バス停から少し離れた地点まで移動した
コーラベンチをご覧になった方は驚かれたでしょうけどね?(笑)
コメント
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