ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

近況&雑感2

2024-08-22 15:05:00 | 日記
我が家は、元々「朝ドラ」を観る習慣はないんですが、たまに奥さんが心惹かれる作品があると
毎朝8時からガッツリ視聴することになります(笑)
今回の「虎に翼」は、甲斐さん絶賛の「ひよっこ」の「米屋の娘」役で我が家を虜にした(笑)
伊藤沙莉さんがヒロインを務められるということで、制作が発表された時から観る気マンマン(笑)

甲斐さんご贔屓の岡部たかしさんは「ブギウギ!」の「アホのおっちゃん(笑)」に続き
ヒロインの父親役で出演され、イイ味出していらしたし
「Eye Love You」ロスの奥さんには「テオくんにしか見えない♪」という仲野太賀さんや
ナレーションを担当なさっている尾野真千子さん

「桂場さん」や「よねさん」「梅子さん」「花岡さん」や「轟」など、魅力的な登場人物も多く…って
番組開始当初、ロス状態の奥さんは「『花岡さん』って、みんなカッコよくて良い人だね(笑)」
…と言っていたんだけど、その後「花岡さん」の本音を聞いて「ええ~っ!?」となったトコで
その発言に激怒する「轟」を観て、一気に鞍替え(笑)

「テオくん」…じゃなくて(笑)「優三さん」の決死の覚悟のプロポーズを
「その手があったか!」と方便のために受け入れたヒロイン「寅子(ともこ)」が
結婚式を挙げ「仮面夫婦」となったあとに、恋に落ちる瞬間や
出征のシーンと戦死を知らされたシーン、両親の死、学友との別れや恩師との確執などなど

明るく楽しい場面ばかりではないものの、娘とのこじれた関係を修復すべく
母娘2人だけで新潟へ赴任することになり、新潟編がスタートすると
地元出身でいらっしゃる高橋克実さんが弁護士役で登場されたり
東京編のキャストとのビックリするような再会があったり
岡部たかしさんに代わって、息子さんの岡部ひろきさんが出て来られたり

…と新たな展開を楽しみに観ていたところへ、今夏の連ドラ「新宿野戦病院」がスタートし
「ふてほど」で、テレビ業界に一石を投じられたクドカンさんの脚本ということで
「どれどれ」と初回の放送を観てみたら…

新宿・歌舞伎町で開業なさっている甲斐さんのかかりつけの鍼の先生が治療院に来られる際に
酔っぱらって路上で寝てる人や熱中症で倒れている人がいっぱいいるとおっしゃった
…という話に説得力が増すような、ちょっとヤバい空気感の中
クドカン流のヒューマンストーリーが展開するんだけど

それより何より「とらつば」で亡くなったはずの
「お父さん」と「優三さん」が、別人格に生まれ変わっておられ(笑)
更に…お亡くなりにはなっていないものの、家族との遺産相続問題にカッコよくケリをつけ
いったん退場された「梅子さん」までが、レギュラー出演なさっていて
ネット上では「『新宿野戦病院』は『虎に翼』のスピンオフ」と騒がれていてクスクス(笑)

そして…新潟編が終了し、舞台が東京に戻った途端
「新宿野戦病院」では、小池栄子さんの母親役で
茶髪ぐるぐるパーマに、ド派手なファッションをお召しになっていた余貴美子さんが
和服姿の上品な奥様として登場されるや、またまたネット上では
「余貴美子さんの振り幅がエグい」とか「『新宿』から逆輸入」と大騒ぎ(笑)

ただ、奥さんは「新宿野戦病院」で、橋本愛さんが、昼間はNPOの熱心なボランティア
夜は3年先まで予約が埋まっているらしきSMクラブの「女王様」を演じておられるのを拝見して
「余さんが、愛さんに縛られてるトコ、想像してしまった(笑)」んだとか…(苦笑)
奥さんにとって余さんは「甲斐バンドのアルバム
『虜』のジャケットを飾った方」との認識が薄れていないみたいです(苦笑)

ともあれ…寅子が、ふとした言葉に引っ掛かったり、納得がいかない時に
思わず口をついて出る「はて?」というフレーズは、もっと流行るかな?と思ったんですが(苦笑)
その前に、観ているこちらが「はて?」と首をかしげるような展開になったりしながらも
ナンとか最後まで観続けることになりそうです(笑)

そうそう!新潟編の最後に、声優の田中真弓さんが「砂山」を熱唱されるシーンがあったんだけど
Kainatsuさんは、田中さんのことを役者さんだと思ってご覧になっていたみたいで
言われてみれば、民謡歌うシーンで、こぶしをきかせるところ、ルフィーの声だわ」とおっしゃってました(笑)

でも、奥さんは「イヤイヤ、それより、お父さんの大好きな童謡を『民謡』って…」とツッコミ(笑)
もっとも、甲斐さんが「サンスト」の「カラオケ大会」でお歌いになった時とは
確かに「おもむき」が全く違う、歌い上げっぷりでしたが…(笑)

それはともかく…「翼」と言えば「虎に翼」の主題歌…米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」の中に
「♪もしも私に翼があれば 願う度に悲しみに暮れた♪」
「♪どしゃ降りでも構わず飛んでく その力が欲しかった♪」
「♪瞬け 羽を広げ 気儘に飛べ どこまでもゆけ♪」…という歌詞があったり

やはり我が家が、どハマリした国営放送のドラマ「大奥2」では…
武家の出ながら、訳あって「陰間」に身をやつしていた男性「瀧山」が
「年季が明けたら、学問に励み、己の翼で自由に飛びたい」…と
ふとしたきっかけで知り合った阿部正弘に語るシーンがあったり

…って、その正弘に頼まれ(結果的に最後の)大奥総取締になるも
病に倒れた正弘が、かつての自分の言葉を踏まえて
「己の翼が折れる日が来ようとは…」と悔し涙を流すのを痛ましげに見守ることになるんですが…(汗)

ともあれ…「翼をください」でも歌われているように、空を飛べない人間にとって
「もしも翼があったら」「自由に大空をかけめぐれたら」という思いには
満たされない現状を変えたい」「ここではないどこかへ行きたい」「叶えたい夢がある」といった
「願い」が込められていると思うんだけど
一方で「叶うことはない」という諦めにも似たものも感じさせるワードだなあと…(苦笑)

でも、甲斐バンドの「翼あるもの」には「♪俺の海に翼広げ 俺は滑り出す♪」と
力強く希望にあふれた歌詞が登場し、その目指すところというか
「たどり着く」先とされている「♪お前というあたたかな港♪」を「叶えたい夢」に置き換えれば
「♪明日はどこへ行こう♪」と迷いながらも突き進もうとする意志が窺えますし
これは、甲斐さんが、初のソロアルバムのタイトルに「翼あるもの」と、お付けになった頃から
思い描いていらしたことかも知れませんね?

ただ…それ以前に「翼」というワードは、甲斐さんがアマチュア時代にお書きになった
「ポップコーンをほおばって」に登場していて…
「♪僕らは飛べない鳥じゃなかったはず 翼を広げたらきっと飛べたんだ
僕らは飛べない鳥じゃなかったはず 君は翼があることを知って怖かったんでしょう♪」…は
「君」が躊躇ったことで「飛べなかった」とも取れますが
「君」を「もう1人の自分」として受け取ることも出来るんじゃないかと…?

ちなみに…栗本薫さんが、この「翼あるもの」というタイトルを
ご自身のお気に入りの作品にお付けになったのは
唯一無二の声と歌い方で、人々を魅了する主人公にとって
歌っている間だけが「生きている」という実感を得られる瞬間であり
音楽に乗って、どこまでも高く舞い上がって行けるような感覚を覚えているらしく

また、その歌声によって、心を揺さぶられた聴き手たちも
曲が終わると「彼」の「飛翔」の時間が終わり、羽を休めに「地上」へ降りて来た…という気がする
…といった記述があることからも、この「音楽の神」に愛された主人公を表現する言葉として
まさにドンピシャなフレーズだったからかなあと…?

そうそう!現在TVerで、映画「ラストマイル」の公開記念として絶賛配信中のドラマ「カルテット」
奥さんは、DVDを所持しているにも関わらず、飽きもせずに、また視聴している(笑)…とご紹介したんですけど
リアタイ当時やDVDを観た時には気づかなかったバイプレイヤーの方々を発見してビックリ!

松たか子さん演じるバイオリニストの服役中、カルテット「ドーナツホール」に演奏の依頼があると
その都度、助っ人のバイオリニストを探して、活動を続けていたみたいなんですが
その助っ人バイオリニストの1人を演じておられたのが、松本まりかさんだったり

奥さんの胸キュンシーンの1つ(笑)…松田龍平さんに片想い中の満島ひかりさんが
松田さんの想い人である松たか子さんと上手くいくようにと
自分は職場の男性から食事に誘われているからと嘘をつき
ピアノコンサートのチケットを2人に差し出し、デートのお膳立てをするんだけど

その満島さんに片想いしている高橋一生さんは、食事の約束は嘘だと見抜いていて
屋台のたこ焼きを買い、冷めないようにと上着の中に抱えて帰宅すると、満島さんが帰っていて…
その同じ屋台に、コンサート帰りの松さんと松田さんが立ち寄り
2人は「ご夫婦」ではなく、松田さんの「片想い」と知った屋台の大将から

「さっき来られたお客さんも『片想いの相手が、きっとお腹を空かせて帰って来るから』とおっしゃってましたよ」
という話を聞く…という種明かし的なシーンがあり
その「屋台の大将」役を務めていらしたのが、岡部たかしさんだったり…って
レギュラー出演なさっていた吉岡里帆さんのことも、このドラマで初めて知りましたし

ドラマ「カラマーゾフの兄弟」が、TVerで配信された際には
今をときめく松下洸平さんが出演なさっていることにビックリしたし

また、奥さんが、テレビから録画した映像をダビングする際に、CMを残したままにするのは
「めんどくさいから」というのはもとより(苦笑)
一方で、数年後に観返した時に「懐かCM」になっていたり
出演されているCMキャラクターの方が、お亡くなりになったり
諸事情で?(汗)テレビに出られなくなっておられることもあり
偶然に「貴重映像(笑)」化する機会が頻発することを思い出しました(笑)
コメント
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