ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろのセイ!ヤング21(1/19)その5

2024-02-16 17:56:00 | メディア
「それだけです(笑)」と「サガ」についての話が終わり…
「曲に行っていいですか?ハイ、スイマセン」と甲斐さん
「えー、スプリングスティーンの2枚組の…ナンだっけ?…ベスト
あ、映像も付いてるんで、2枚組じゃないですね
えー、DVDも付いてんですけど…っていうのを、まっ、買ってて…買ってて…

えー、えー、買ったんですが、他にいっぱい買ったんで、そればっかり聴いてて
ちっとも聴いてなかったんですよ(笑)…っていうので、お詫びも含めて、ちょっとかけます
(『お詫びも含めて?(笑)』と松藤さん)」…ということで
スプリングスティーンの「アイム・オン・ファイヤー」を流されたあと

「ハイ、ということで…えー、この辺で、じゃあ…
えー、ビルボードツアーの告知を、松藤さん、どうぞ」と振られ
松藤さんが「ハイ、えー、甲斐さんが、今年も春にビルボードツアーを行うことになりました
2015年からスタートした甲斐よしひろビルボードライブシリーズは
今年10周年のアニバーサリーイヤーということで
新たに福岡公演を加えた大規模ツアーに拡大します
スケジュールをお伝えします」と原稿を読み始められたんですが

「5月18日土曜日、19日日曜日、福岡トヨタホール・スカラエスパシオ」と読み上げられた途端
甲斐さんが「スゴイでしょ?」と口を挟まれ(笑)
松藤さんは「スゴイです、あの…サッカーチームみたい(笑)」とお返しになり(笑)
「えー、もう1回言います」と福岡公演を読み直されました(苦笑)

更に、ビルボードライブ3会場の「ファンクラブ限定の10thアニバーサリーVIPシートは
ソールドアウトとなっております」のトコでも「これ、2万何千(円)くらいするんですけど
もう、これからまず売れちゃってますね、もう…」とカットインなさっていて
ラブリーパートナー松藤さんじゃなかったら「自分で読めば?」と言われかねないお邪魔ぶりでした(笑)

ともあれ…「ハイ、ということでですね、えっとー、福岡がついに…(『そうですね』と松藤さん)
どんどん拡大をして行ってて…えー、ねぇ?これ、あのー、ナンだっけ?」と
ビルボードツアーのチケットに関する投稿へ…
告知の途中で、甲斐さんがカットインされた通り、一番人気の「VIP席を狙って」いらしたものの
「まんまと外れ、サービスエリアも外れ、5階席」となられたという投稿者の方

「5階席」ってことは、ビルボード東京でのライブに申し込まれたと判り
東京公演8本の内、1本しか当選しなかったクジ運の悪い(笑)我が家の住人は
「一歩違えば、私もそうなってたかも…?」と、痛ましげに呟いておりましたが
甲斐さんは「ねぇ?あるんすね、中に…」と、全くの他人事のようにおっしゃってました(苦笑)

それはともかく…「しかし、ビルボード会員の夫によると
1月16日から発売になったビルボード会員(枠?)の情報では
サービスエリアがあると聴いてビックリです!ナンか、ちょっとモヤモヤしました
ですが、5階席も初めてだし、この際、色んな角度から甲斐さんのライブを楽しもうと切り替えてます
チケットも宝くじのように運だめしですね」…と読み終えられると

「それはね、ファンクラブ用、ビルボード用それぞれ、チケットの配分があるんで…
えー、もう、その結果、こうなってるということですね
まあ、だから、方々に手を…最善の手を尽くしながら、貪欲に…えー、行くっていう…」
…と説明なさってましたが、奥さんによれば、その「配分」が毎回変わるらしい(苦笑)

もっとも、今回は、VIPシートが設けられたため
最前列テーブルはファンクラブ用、2列目のテーブルはビルボード用となっていたので
ファンクラブ先行受付で外れまくった奥さんでも
2列目のテーブル席を取ることが出来た公演があったみたいです

ともあれ…松藤さんが「上から、甲斐さん観るの、なかなかイイですよ
ゲストで観る時、上からじゃないですか?いつも…(『ああ、そうそう、そうですよ』と甲斐さん)
だから、ビルボードと言えば、甲斐さんの上からの景色が、僕たちには刷り込まれてますね」と、おっしゃると

甲斐さんは「それこそ、松藤たちとか、船越英一郎とか、いっぱい厳しい人、来るじゃないですか?
だから、僕らの(ライブの)時って、その5階の所のスピーカーって、僕らが調整してんですよ(笑)
だから、要するに、その…1年間に1回しか(ビルボードライブを使うことが)ないでしょ?
したら…そうすると、いつの間にか、ナンか変な角度になってんですよ…(『ハイハイハイ』と松藤さん)

だから、ウチのエンジニアの岡元くんが行って
ゲストのために、ちゃあんと角度の調整して、音質も確認して、で、やるんですよ
(『音イイですよ』)…音イイですよね?最初、モヤモヤ、モヤモヤしてて
もう、俺の心の、ナンか胸のつかえみたいな感じだった(笑)…もう、あんまり…

ナンか、こう…誰かがね、言ったんだよね、あの…『ちょっと、音がアレだよ』…あっ!そうだ!
えーと…タメオが言ったんですよ!カワハラタメオが…○○○の店のエンジニアですね
(『そりゃ言いますね』)…言います、言います
まあ、そういうの、あったんで、まっ、ちょっと、やんなきゃな…っていうことですかね」
…って「厳しい人」のためだけじゃなくて、フツーの観客のためにもやって頂かないと…(苦笑)

続いて…「あのー、これはね…えーとー…」と、紙のガサガサする音がしたあと
「あっ、これです!」と、初めて投稿なさった方からのメールへ…
「自分は23歳なんですが、23歳、もしくは、それ以下に聴いて欲しい甲斐バンドの曲を教えて下さい」
…との内容に「難しいですよね…(『難しいです』と松藤さん)…ハイ

でも、もう、僕、これ読んだ時に、ちょっとお酒入ってて
あの…イイ感じだったんで、すぐ浮かんだんですよ…『からくり』っていう…
(『「からくり」バッチリかも知んないですねぇ(笑)』)
『HERO』のB面に入ってた曲なんですけど…
世の中の仕組みを判りやすく説いているっていう、説教くさい曲があるんですよ(笑)

ね?『からくり』イイでしょ?…(『イイですね』)
世の中の仕組みを、お前、覚えろ!(笑)」…と話されてましたが
甲斐さんご自身が、一番最初に「世の中の仕組みが判った」と思われたのは
リリース時期を遅らせてまで、得心の行く曲…「裏切りの街角」を作られ、それがヒットした時に
「自分の時代の捉え方は間違っていない」と確信なさった時じゃないかと…?

ただ、そのあとに「同じ路線の曲を」という、レコード会社の意向に反した
「かりそめのスウィング」のリリースを強行され、思ったような結果が出なかったことで
「アレは若気の至りだった(笑)」とおっしゃっていたし
ちょうど投稿者の方と同じくらいの年齢の頃に書かれた「風が唄った日」に関しては
「社会や時代を歌っているような感じだけど
実は、自分のことしか歌ってない」と、後に振り返っていらしたので

本当に「世の中の仕組み」というか、時代を捉えられたのは
「俺たちは、来年1位になります」との宣言通り
「HERO」で、広く世の中に認知されるようになられた
その前年リリースのアルバム「誘惑」に収録された「からくり」をお書きになった時じゃないかと…?

実際に…「あと『翼あるもの』ですかね?えー、これ、X JAPANのボーカルのToshIくんが
『中学か高校の時に夢中で聴いた』って、僕に告白してくれて
『おお、そうなんだ!?』って言ったら、年齢的にはイイっすかね」…と
「明石家紅白!」で、ToshIさんとご一緒された時のエピソードを披露なさってましたが
この「翼あるもの」も「誘惑」に収録されてますよね?

そして…「あと、まあそう…『漂泊者』ですかね?
『俺が世の中を変えてやる!』って、気迫に満ちてる…ダメですか?(笑)
(『もう絶対「HERO」とかじゃないのね』と松藤さん)…当たり前だ!そんなの…
『俺が世の中を変えてやるんだ!』っていう気迫に満ちた、あの曲書いて
まあ、あんまり世の中動かなかったっていうことを知れ!ってことですかね?(笑)ええ…」と甲斐さん

…って、当時、ドラマの主題歌として書かれたこの曲は、シングルリリースの予定がなかったのが
視聴者プレゼントへの反響の凄まじさを受けて、緊急発売となったという経緯があり
その際に「HERO」は「最大公約数」に訴えた曲だったのに対し
「漂泊者」は、ドラマの主旨に沿ったこともあり「若い奴ら」に響く曲…
甲斐さんによれば「土佐の一本釣り」的に、ターゲットを絞った曲だったそうだけど
その「若い奴ら」に浸透して、他の世代も無関心でいられなくなれば…との思いもおありだったんですよね?

ただ、この曲が出来たプライベートな事情(汗)や
「こんな曲をあと何回書けるんだろう」と思われたほどの手応えに「ミュージシャンなんか辞めて
詩人のランボーが奴隷商人になったように、どこか違う所に行きたいと思った」
…と明かされていたことを思うと、現代の23歳の投稿者の方に、どう伝わるのか?全く読めません(苦笑)

もっとも、この話題の最後は…「歌で変えることは出来なくても
歌を聴いた人から変えることは出来ますからね…(『そうですね』)…ハイ
それはもう、みんな…ストーンズもみんな言ってたし、ジョン・レノンも言ってましたから…
そういう形で、やっぱりハマって行くんですよ、みんなね
(『だから、教わること多いですよ』)…そうです、そうです」…と着地なさっていて

そのミック・ジャガーの言葉…「音楽は世界を変えることは出来ないが
人間を人間らしくする力を持っている」を思い出した次第です
ちなみに、奥さんは、同じミックの言葉でも…
「人の声は最も美しい楽器である。しかし、最も難しい」…が好きみたいで
…って、それは「ある特定のボーカリスト」の声を思い浮かべてのことなんじゃないかと…?(笑)

余談ですが…「『HERO』とかじゃないのね」「当たり前だ」のやり取りを拝聴した時
「『HERO』がヒットして、甲斐バンドが広く世間に認知されたのは嬉しかったけど
この曲よりもっと良い曲がいっぱいあるのになあ…と思ったの覚えてる」と奥さん

西日本新聞社に連絡して入手した、1月20日付の甲斐さんのインタビュー記事の中で…
「西日本新聞で昔連載した随筆『九州少年』では
博多の食文化として『おきゅうと』の魅力を書いていました。やはり粋なんですか」との質問があり
甲斐さんが「『おきゅうと』は博多の食文化の肝だよね。ラーメンでも辛子めんたいこでもなく。
甲斐バンドの曲で言えば『翼あるもの』かな。『安奈』のシングルB面だったけど
アルバムでコンセプト全体の重要な曲になった」…と、お答えになっていることに

「『HERO』が、とんこつラーメンで、『安奈』が、めんたいこ
『翼あるもの』が(真のソウルフードである)おきゅうと…なら
(もう1つのソウルフードである)うどんは『漂泊者』なのかなあ?(笑)」と申しておりました(笑)
コメント
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