引き続き…「Best of Rock Set かりそめのスウィング」の感想など
書き連ねてさせて頂きますので
秋ツアーのネタバレNGの方はご注意下さいね
CD-2の1曲目は、各メディアでも取り上げられた【非情のライセンス】
甲斐さんが、ビルボード・ツアー初日のMCで
この曲をカバーされることを話されて以来
「ああ だから ああ もっと もっと愛して」というフレーズを
甲斐さんの声で歌われたら…と楽しみにしていた奥さん(笑)
予想以上の「ためいき路線(笑)」に大喜び(笑)
「『ダムール』までカバーしてる〜♪」と
ニマニマが止まらないみたいです(笑)
幼稚園の時に聴いた曲を、小学生の時に出会った甲斐バンドが
今年ライブで演奏するなんて、妄想すら浮かびませんよね(笑)
続いては、40周年メモリアル・シングル
【Blood in the Street】クラップ入りバージョン
「刑事 吉永誠一」は、現場を離れましたが
「得心がいってない(笑)」武井竜二役の方は現役バリバリです(笑)
そして…【氷のくちびる】【ポップコーンをほおばって】【冷血】と
この辺りから、ライブ後半のラインナップが続々登場
【冷血】は、歌詞カードにアルバム「ラブ・マイナス・ゼロ」のと同じ
ロバート・B・パーカーの書いた一文が添えられてます
奥さんは、当時、日本に数台しかなかったスウィング・スピナー(だっけ?)に
「こんな照明、初めて見た!」と度肝を抜かれたそうだけど
この4機がナカナカ上手く連動しないことが多くて(汗)
「2番目だけ動きが違う」やら「3番目が止まっちゃった」やら
照明にばかり気を取られたこともあったらしい(苦笑)
6曲目の【破れたハートを売り物に】といえば
「やっぱり、花園!」と奥さん
メンバーが、一列に並んでステージに立たれたことに驚き
ビニールシートを投げるファンがいることに驚きつつも
まだ人波が押し寄せて来ることも知らず(汗)
ただひたすらステージを見上げていたんだとか…
そういえば、このベストアルバムの歌詞カードには
アルバム「破れたハート…」の歌詞カードに使われていた
花園ラグビー場の写真が載ってましたね
7曲目【感触】に関しては…【裏切りの街角】のヒットを受けて
周囲に期待された「続編」ではない
【かりそめのスウィング】を出されたことを踏まえて
【HERO】の後にリリースされた曲という経緯があってか
甲斐さんが、湊剛さんに「【HERO】は1位になったのに
【感触】はどこがダメなんだろう?」とお訊ねになった
…というエピソードがありましたけど
最近では「甲斐バンドのヒット曲は、全部パターンが違うからね」と…(笑)
奥さんによると…当時の甲斐さんは
「フィーリング」や「ニューミュージック」という言葉がお嫌いで
「雰囲気だけで何となく判ったような気になるんじゃなくて
自分で納得がいって、自分で触れて確かめられるものしか信じない
この曲は、誰でも本物をつかまえることが出来るってことを歌ってる」と
話されていたそうです
8曲目の【漂泊者】を聴いた途端
奥さんの頭の中に浮かんだのは「学園危機一髪」のタイトルバック
あのイントロのギターと、甲斐さんの声のエコー感が
毎週楽しみにしていたドラマと直結したらしい
でも、この視聴者プレゼントのドーナツ盤が
正式にリリースされることになった際に
佐藤綱さんは、某化粧品メーカーのCMソングとして
すでに発売になっていた【ビューティフル・エネルギー】と
カチ合ってしまうことをお詫びしに行かれたんですよね?
ともあれ、その後に「イラン動乱で立ち上がる民衆」を捉えたジャケットや
ライブのアンコールで、甲斐さんがいきなりこの曲を歌われたために
照明が素明かりのままだったこと
いつも何かに駆り立てられるように荒々しく歌っておられたこと
…などなど、近年のライブでは考えもしなかったことを
まざまざと思い出したようです
更にその後が、奥さん待望の【レイニードライヴ】
こちらは、かつて甲斐さんが「ポップスやなあ!(笑)」とおっしゃったという
松藤さんバージョンではなく、甲斐さんのボーカル・バージョン
この曲と次の【ラブ・マイナス・ゼロ】は
「PARTY」ツアーのイメージですね
秋のツアーには、岡沢さんもいらっしゃるでしょうし…
まあ、奥さんは「上綱さんがゲストで来ないかな(笑)」と
欲張りなことを申しておりますが…(苦笑)
そうそう!この曲のイントロと共に流れているのが
大統領選挙発表時のNYのグランド・セントラル駅の雑踏を録ったもの
…という記憶はあるものの、その時の大統領候補が誰かは覚えてないらしい(汗)
さて、いよいよ、オールタイム・ベストのラスト曲【最後の夜汽車】
【100万$ナイト】でも【熱狂】でも【この夜にさよなら】でもなく
この曲をライブの最後に歌われるってことですよね
奥さんにとっては、長岡さん脱退後にリリースされた
「武道館ライブ」のメモリアル・シングル以来の
長岡さんに対する甲斐さんのアクションのように思えるみたいだけど
当時の「甲斐バンド」にとっても
ひとつの転換期を迎える直前の「矯め」の一曲だったんじゃないかと…?
…という訳で、あれこれ書きなぐって参りましたが
少なくとも奥さんは、甲斐さんがよく話されている
「曲を聴くと一気にその当時に引き戻される」という言葉を
身を持って体験したのは間違いなく
ギリギリで、甲斐バンドのリアルタイム世代に滑り込んだ幸運を
改めて実感したアルバムだったようです
書き連ねてさせて頂きますので
秋ツアーのネタバレNGの方はご注意下さいね
CD-2の1曲目は、各メディアでも取り上げられた【非情のライセンス】
甲斐さんが、ビルボード・ツアー初日のMCで
この曲をカバーされることを話されて以来
「ああ だから ああ もっと もっと愛して」というフレーズを
甲斐さんの声で歌われたら…と楽しみにしていた奥さん(笑)
予想以上の「ためいき路線(笑)」に大喜び(笑)
「『ダムール』までカバーしてる〜♪」と
ニマニマが止まらないみたいです(笑)
幼稚園の時に聴いた曲を、小学生の時に出会った甲斐バンドが
今年ライブで演奏するなんて、妄想すら浮かびませんよね(笑)
続いては、40周年メモリアル・シングル
【Blood in the Street】クラップ入りバージョン
「刑事 吉永誠一」は、現場を離れましたが
「得心がいってない(笑)」武井竜二役の方は現役バリバリです(笑)
そして…【氷のくちびる】【ポップコーンをほおばって】【冷血】と
この辺りから、ライブ後半のラインナップが続々登場
【冷血】は、歌詞カードにアルバム「ラブ・マイナス・ゼロ」のと同じ
ロバート・B・パーカーの書いた一文が添えられてます
奥さんは、当時、日本に数台しかなかったスウィング・スピナー(だっけ?)に
「こんな照明、初めて見た!」と度肝を抜かれたそうだけど
この4機がナカナカ上手く連動しないことが多くて(汗)
「2番目だけ動きが違う」やら「3番目が止まっちゃった」やら
照明にばかり気を取られたこともあったらしい(苦笑)
6曲目の【破れたハートを売り物に】といえば
「やっぱり、花園!」と奥さん
メンバーが、一列に並んでステージに立たれたことに驚き
ビニールシートを投げるファンがいることに驚きつつも
まだ人波が押し寄せて来ることも知らず(汗)
ただひたすらステージを見上げていたんだとか…
そういえば、このベストアルバムの歌詞カードには
アルバム「破れたハート…」の歌詞カードに使われていた
花園ラグビー場の写真が載ってましたね
7曲目【感触】に関しては…【裏切りの街角】のヒットを受けて
周囲に期待された「続編」ではない
【かりそめのスウィング】を出されたことを踏まえて
【HERO】の後にリリースされた曲という経緯があってか
甲斐さんが、湊剛さんに「【HERO】は1位になったのに
【感触】はどこがダメなんだろう?」とお訊ねになった
…というエピソードがありましたけど
最近では「甲斐バンドのヒット曲は、全部パターンが違うからね」と…(笑)
奥さんによると…当時の甲斐さんは
「フィーリング」や「ニューミュージック」という言葉がお嫌いで
「雰囲気だけで何となく判ったような気になるんじゃなくて
自分で納得がいって、自分で触れて確かめられるものしか信じない
この曲は、誰でも本物をつかまえることが出来るってことを歌ってる」と
話されていたそうです
8曲目の【漂泊者】を聴いた途端
奥さんの頭の中に浮かんだのは「学園危機一髪」のタイトルバック
あのイントロのギターと、甲斐さんの声のエコー感が
毎週楽しみにしていたドラマと直結したらしい
でも、この視聴者プレゼントのドーナツ盤が
正式にリリースされることになった際に
佐藤綱さんは、某化粧品メーカーのCMソングとして
すでに発売になっていた【ビューティフル・エネルギー】と
カチ合ってしまうことをお詫びしに行かれたんですよね?
ともあれ、その後に「イラン動乱で立ち上がる民衆」を捉えたジャケットや
ライブのアンコールで、甲斐さんがいきなりこの曲を歌われたために
照明が素明かりのままだったこと
いつも何かに駆り立てられるように荒々しく歌っておられたこと
…などなど、近年のライブでは考えもしなかったことを
まざまざと思い出したようです
更にその後が、奥さん待望の【レイニードライヴ】
こちらは、かつて甲斐さんが「ポップスやなあ!(笑)」とおっしゃったという
松藤さんバージョンではなく、甲斐さんのボーカル・バージョン
この曲と次の【ラブ・マイナス・ゼロ】は
「PARTY」ツアーのイメージですね
秋のツアーには、岡沢さんもいらっしゃるでしょうし…
まあ、奥さんは「上綱さんがゲストで来ないかな(笑)」と
欲張りなことを申しておりますが…(苦笑)
そうそう!この曲のイントロと共に流れているのが
大統領選挙発表時のNYのグランド・セントラル駅の雑踏を録ったもの
…という記憶はあるものの、その時の大統領候補が誰かは覚えてないらしい(汗)
さて、いよいよ、オールタイム・ベストのラスト曲【最後の夜汽車】
【100万$ナイト】でも【熱狂】でも【この夜にさよなら】でもなく
この曲をライブの最後に歌われるってことですよね
奥さんにとっては、長岡さん脱退後にリリースされた
「武道館ライブ」のメモリアル・シングル以来の
長岡さんに対する甲斐さんのアクションのように思えるみたいだけど
当時の「甲斐バンド」にとっても
ひとつの転換期を迎える直前の「矯め」の一曲だったんじゃないかと…?
…という訳で、あれこれ書きなぐって参りましたが
少なくとも奥さんは、甲斐さんがよく話されている
「曲を聴くと一気にその当時に引き戻される」という言葉を
身を持って体験したのは間違いなく
ギリギリで、甲斐バンドのリアルタイム世代に滑り込んだ幸運を
改めて実感したアルバムだったようです