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熊谷守一美術館 (東京メトロ副都心線 要町駅下車)

2023-11-15 21:07:18 | アート・文化

美術館のドアノブ・・・守一さんの「朝のはぢまり」

お邪魔します。

「アゲ羽蝶」を絶筆と・・・されて・・・・逝かれました。

最後の絵こそも・・・クロアゲハと花・・・だったのですね・・・

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昭和31年に軽い脳卒中の発作を起こされて以来、ほとんど家を出ない生活を送られることになる。(奇しくも私の生まれ年)

そのため画題には生活に身近なものが描かれるようになったそう。

家の窓から、眺める雨や月、庭に咲く草花や集まってくる虫たち、大切に育てている鳥、

そして共に暮らす猫など、守一さんにとって描くべきものはたくさんあった。とありました。この地で!です。

1977年(昭和52年)8月1日 97歳(数え年)で亡くなられる。

榧(かや)さんの作品

榧さんの作品

美術館のドアノブ内側は・・・守一氏の「夕映」・・・(おそらく榧さんの作品)

お邪魔しました・・・

 

「人生の最高目的は「生きる」こと」

と、母の手帳に走り書きされていたのを・・・母が亡くなってから見つけた。

どういう思いで、メモしたのかな?と「その一行」を、前にして・・・片付けしながら・・しばし見つめて、

「その一行」は、今「私の最高のお守り」になってます。

大正、昭和、平成、令和と94歳まで生き抜いた母。いなくなってしまってからも・・・「こんなこと書いてたの私に・・見つけさせて・・」

介護が必要となって最後まで「人」の生き様を見せつけてくれた母だったけど。

「この一行」からこそ!私の未来こそも!生きればいいんよとまたまた教わった思いを強くした。苦笑。笑。

守一美術館で・・

確かめられないけれど、母が書き残した「一行」もしかしたら・・・

守一さんから・・聞いたの?聞いてたの?

そんな奇跡はないかな? 

 

「今何をしたいか、何が望みか」とよく聞かれますが、

別に望みというものはありません。だがしいて言えば「いのち」でしょうか。

by morikazu kumagai

 

素敵な一日を過ごせました。

榧さん作 「父と子」 猫います。

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