上野公園 東京国立博物館でそれは素敵な仏さまに出会えました。
それは奈良 岡寺の金銅 如意輪観世音菩薩 半跏思惟像(現在京都国立博物館寄託)でした。
京都国立博物館寄託されているまさにその「半跏思惟像」でした。
その昔、春日の仏師が災難にあった時に岡寺にやってきて31.5センチほどの尊像を造り一心に拝んだところ、その災難から逃れられたという岡寺伝があるそうなのです。その尊像が金銅「半跏思惟像」であったということ。
穏やかで美しい仏様。ほんまにほんまにどこから見ても美しかった。
仏師の技に感謝です。
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岡寺 金銅 如意輪観世音菩薩 半跏思惟像
銅造で31.2センチの小さな尊像。
弘法大師が、岡寺ご本尊(塑造 土でできた仏像)日本最大の如意輪観音坐像を、お造りになられる時、
その胎内に納められたと伝わる仏様。
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東京国立博物館 特別企画 奈良大和四寺のみほとけ (岡寺 長谷寺 室生寺 阿倍文殊院)
大垂れ幕に鎮座されているのは室生寺の国宝 釈迦如来坐像 横顔と前からのお顔の印象がまったく違っていた。
※岡寺におられます半跏思惟像はご分身です。