日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

「渡良瀬遊水地を歩く」

2021年11月22日 | まち歩き

 渡良瀬遊水地は埼玉・群馬・茨城・栃木の4県にまたがる面積3,300haの広大な面積を有し、洪水調節、都市用水の補給を目的に設置された日本初の平地型ダムです。増水した川の水を一時的に貯め洪水被害を防ぐ。そんな、地域と首都圏の安全な生活を支える重要な役割を担っています。

 

 施設内の谷中湖周辺ではサイクリング、釣り、カヌー、デイキャンプ等が楽しめます。またマラソン大会や熱気球レース等のイベントも行われたり、様々な種類の動植物を観察できたりと、四季を通じて市民の憩いの場としての役割も果たしています。

 

 遊水地の情報発信基地である「体験活動センターわたらせ」では遊水地の歴史や自然の紹介がパネル展示されており、案内係の方からお話を伺うことができます。令和元年10月に関東地方、甲信越地方、東北地方に甚大な被害をもたらした台風19号発生の際には、遊水地全体が水没したことによりダムの機能を果たし周辺地域の被害を最小限に留め、私たちの暮らしを守ってくれたのだと丁寧に説明いただきました。

 

by 関東支店 M.K.

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