東北支店で平成24年度に設計を行い、昨年に完成した橋梁を見てきました。橋長130mで、「3径間連結PCバルブT桁橋」と言う形式です。
この橋梁は大地震にも対応できるよう、上部工を免震支承で支持し「地震動の長周期化」と「減衰効果」で、地震被害を軽減する『免震橋梁』として設計を行いました。
現地で見ると、設計図で想像していたよりも、出来上がった姿は大きく感じられ壮観!!この橋が今後、地域の方々のお役に立つのかと考えると、建設コンサルタントの技術者として感慨深いものがあります。管理技術者として設計に携わったT.A.さんによると「仮設計画など苦労も多かった。」との事ですが、出来上がりを満足そうに見られている姿が印象的でした。
今回は、別件で近くに来たついでに立ち寄りましたが、施工中を含め現場を多く見ることで、設計時のイメージと実際の出来形を比較することができ、総合的な技術力のアップに必ずつながるものであり、「可能な限り現場に足を運ぶようにしよう。」と改めて思いました。 (M.I.)