昨年の10月に行われた「見沼ウォーク2008&見沼代用水路クリーン作戦」の開催が、主催者都合によって今年は中止になったため、ひと月ほど遅くなったが、継続こそが大事と、関東支店で自主企画し社会貢献の一助として清掃活動を行いました。
見沼代用水は、280年ほど前に八代将軍吉宗の命により井澤弥惣兵為永という土木技術者が開削した歴史のある農業のための用水路です。
もちろん今でも利用されており、自然と環境に配慮した保全が行われています。
見沼代用水ウォーク&クリーンのコースは、昨年と同様に、さいたま新都心駅に集合し、見沼代用水(西縁)沿いを歩きながらゴミを拾っていくものです。
用水路沿いには、浦和レッズ大原サッカー競技場、浦和博物館、三室ホタル生物保全施設、見沼氷川女体神社、見沼氷川公園と続き、新見沼大橋を渡って、見沼代用水(東縁)に入り、東縁用水路見沼原形保全区間の緑のトラスト1号地を経て見沼自然公園に至るものですが、今朝からの生憎の雨が強まってきたのと想像以上のゴミの収集により、浦和博物館あたりで終了、5kmほどの活動となりました。
いろいろなゴミがありました。
最も多いのはペットボトルや飲料缶で、他には折畳傘、雑誌などがありました。
拾うほどに量が増えて、雑誌などは雨の水分で重くなりましたが、ウォーキングや散歩に利用されている用水路沿いの小道、少しはきれいになったのではないかと思っています。