こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

なんでこんなに硬いのか

2009年06月11日 05時08分37秒 | Weblog
 産地から業者が来た時に、「是非食べてみてください」とコシヒカリを置いていったので、昨晩、そのお米を試食してみることにした。

お米を触った時から「妙にサラサラしているな」と感じていたし、研いでいても「研ぐときの音が、なんか違うな」とは感じていたのだが、「浸水させてから炊けば、特に問題は無いだろう」と思って、浸水時間についても水加減についても、いつもと同じようにして炊いたのだ。

炊き上がって蓋を開けた時の感じでは、「艶も出ているし、米粒も均等に膨れているな」と、悪いイメージは無かったのだが、杓文字を入れた途端「あれっ」という気持ちになって、茶碗によそる時には「杓文字に付かない米だな」と怪しく感じ始めていた。

で、一口食べてみてビックリ。とにかく硬いのだ。

お米は均等に膨れているし見栄えも良い。
米にシンが残っている訳でもない。
粘りもコシヒカリとしては平均的に出ている。
したがって、炊くときの水加減を間違えている感じはない。
なのに、米粒一粒一粒そのものが硬いのだ。

今までも、栽培方法や肥料配分によって、炊き上がりが硬いという米は沢山あったが、ここまで硬いのは始めてである。
これはダメ。
こんな炊き上がりでは、まず売れないし、絶対に「上手に炊けない」とクレームとなるだろう・・・
コメント
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