虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

永井豪の作品映画化

2004年10月05日 | 映画の話題
今度は「デビルマン」です。
早速見た方のレビューは散々でした。

忍之閻魔帳

「キューティー・ハニー」も友達が寝た、って言ってたし
なんであの原作のパワーが反映されないのかなあ。
大作主義だのなんだの言われてるハリウッドの今の映画でも
キャスティングはものすごく考えられてるじゃないですか。
今度の「バットマン」だってかなり思い入れたっぷりにくらーく作ってるみたいだし
何よりキャストは、絵空事を納得させるに足る人材だよね。

映画はその世界にパワーがあればあるだけ
それを持ちこたえられる力量が作る側にないと
凄惨な出来になる。

これまたどうしよう。ビデオ待ちかな?

永井豪さんはほんとに満足してるのかなあ?

大人力

2004年10月04日 | 
現在のEXITEブックスの大人力は結構シビアで笑えました。
チェック本もかなりあってお得な気分にもなれました。加藤ゑみ子さん、これからチェックです。

EXCITEブックス 大人力で勝負

 私も「ベンキョせねば!」と思い込んでるところがあるので、川島隆太、和田秀樹のところはちょっと痛かったです。「受験は要領」も持ってるし。(この本の勉強法はそこそこ参考になりました。PCの勉強に、シスアドの対策本2冊買って、ひとつはばらして持ち歩き、もう一冊を参照用と問題演習に使ったり。それにいきなり数学教えなきゃいけなくなった時に、詳しい回答がでている参考書の回答を写してると、それなりに感覚や記憶がよみがえって来ます。)あ、私は弘兼憲史・中谷彰宏はだめです。

 大人検定はちゃんと大人でした。
 ワタクシの考える大人の必要条件は
・事務手続きがちゃんと出来る
・状況に応じた対応ができる
 これだけは必須です。「世事に疎い」というのがものすごく非難される家庭の方針の影響もあるのでしょうが、そう思います。
 もちろん、「状況に応じた対応」を適切に、はすっごく難しいことなのですが、あくまでそうしようという姿勢を持たずに何の大人ぞや、なのです。

 というわけで、「オトナ」の勉強の為にワタクシもささやかに推薦。
 「第9軍団のワシ」
 「ともしびをかかげて」
 ともにローズマリー・サトクリフの歴史小説。小学校高学年から。
 立派な大人の姿、というものが味わえます。
 ガキンチョにあこがれられずして、なんの大人ぞや、です。
 日本の時代小説なんかもいいのがど~っさりありますが、選ぶのが難しいのでとりあえずこれだけ。

ピアニスターHIROSHI

2004年10月03日 | エンタテインメント
PAPPOPさんにちょっと紹介したら
気に入ってくれたみたいなのでチョーシに乗って
ほかの皆さんにも広報活動したいです。

もうとっくにメジャーなエンタテイナーではありますが

華麗なるピアノの魔術師

ピアニスターHIROSHI

にご注目!
様々なジャンルの音楽を軽がるこなし、右手ポップス左手クラシック同時演奏など奇想天外にして斬新極まりない、キーボードの世界のスーパースター!
確かな技巧と、常人にない耳を感じさせるそのアレンジ!

彼のすごさはもう一度聞けば飛び上がって、即座に納得。
どっかで試聴できないかな、と思ったけど見つかりませんでした。残念。でも、AMAZONのカスタマーレビューでもその衝撃の雰囲気はわかるのでみてね!

展覧会のエッ!?

新・動物の謝肉祭

イチロー記録を260へ

2004年10月03日 | 日記・雑記
驚きました。
昨日書いたの記事で、イチロー選手のことはちょっぴりなのに、このトラックバックの多さ!
それだけ注目なんですね。
普段野球は、野球映画以外見ない私まで記録達成の試合放送探してリモコン握りしめてたんですから、盛り上がって当然ですよね。

本日もまた記録更新です。ヒット260本を記録しました。
この記録樹立をリアルタイムで経験できるというのも今生きている幸せにカウントできますね!

ヨウ様、いよいよ全国区へ、かな?

2004年10月02日 | エンタテインメント
 今日は午前中にちょっと用があって外出、午後はイチローのニュース追っかけたり久しぶりにテレビ(の番組を)たくさん見てました。大リーグ選手のなかでは、本当に華奢に見えてしまう鈴木イチローさんですが、30歳にして、実にいい顔していますね。"accomplish"って感じでしょうか。
 そしたら、日本テレビのバラエティ番組の中で、YOYOs北海道で大ブレイク!ということで、大泉洋さんがど~んと!ちょっとお久しぶりで懐かしかったですわ!
「水曜どうでしょう」でなくて、「1×8いこうよ」という番組に出演していて、それもまた人気爆発ということでした。
 YOYOsのもうお一人の木村洋二さんというアナウンサーは初めてでしたが、柔和な感じの小柄な方でミスターとは違ういいコンビみたいでした。番組の中で、「北海道版の明石家さんまと徳光アナウンサーの掛け合い」みたいな紹介してましたが、全然角の取れ方が違うように思います。

 なんにせよ、ヨウ様、全国区になっても今の風合いをそのままにがんばって欲しいです。

 それから、映画「笑の大学」のテレビCM。私が見たのは検閲官を西村雅彦がやっていた。映画の役所広司はかなりオーバーアクションに見えてしまった。もちろん、映画になって変わることは覚悟しなくてはいけないのだが、どうしよう?見に行こうか、ビデオを待とうか…

LOVERS (2004/中国)

2004年10月01日 | 映画感想ら行
十面埋伏
HOUSE OF FLYING DAGGERS
監督: チャン・イーモウ
出演:チャン・ツィイー 金城武 アンディ・ラウ

唐王朝が衰退を始めた9世紀中頃の中国。反乱軍の“飛刀門”リーダーを殺すことを命じられた、ジンとリウ。遊郭の芸妓、シャオメイが飛刀門の前首領の娘であることを知り、彼女を囮に飛刀門へ入りこもうと、捕らえられた彼女を脱獄させ、一緒に逃げるが…

 これは、三角関係とロミオとジュリエットを混ぜたようなストーリーですが、男二人は添え物みたいで、チャン・ツィイーをこれでもかこれでもかこれでもか…と美し~くとってあります。
チャン・ツィイー、アクション上達しましたねえ。「グリーン・デスティニー」の時みたいについ比べちゃう上級者(ミシェル・ヨー)と共演でもなかったし、共演の男性二人もチョウ・ユンファより貫禄はなかったし。この映画全体で「傾国の美女」の名を冠するほどに美しい、人生を賭けて悔いない美女を浮かび上がらせます。
 予告編でわくわくさせられた妓楼の踊りのシーンは本当に美しかったし、アクションシーンは相変わらずワイヤーアクションはワイヤー以外の何者でもないとばかりの使い方で、サービス満点。衣装と色彩の美しさはヒーローに劣りません。細かい突っ込み無しよ、で見ないといけません。ラストシーンでああなるのは、挟雑物を排除して、鮮血を際立たせるためなんですから。
 それに、やっぱり全体にヒロインの感覚に寄り添って見るように作られてるんじゃないかと思いました。盲目の彼女が感覚で捕らえているであろう、息とか気配とかが見ている方が感じるように作ってあるんだろうな、というところがずいぶんありました。

 しかし、ジェット・リーとドニー・イエン、トニー・レオンの「HERO」のほうがいいなあ。金城武、一人でのビジュアルはすごくいいけど顔大きい。2人のラブ・シーンたら思わずリチャード・ギアとジョディ・フォスターを思い出してしまった。アクションはアンディ・ラウのほうがうまかった。