虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

エクソシスト ディレクターズカット版(2000/米)

2004年10月27日 | 映画感想あ行
THE EXORCIST: DIRECTOR'S CUT
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:マックス・フォン・シドー ジェイソン・ミラー リンダ・ブレア エレン・バーンステイン

 なんだか風邪引いたみたいです。関節が痛かったりしたので、毛布に包まってやはり風邪気味なもう一人とエクソシスト・ディレクターズカット版を見てました。友人が貸してくれたものですから。
 オリジナルが1973年ですから、30年も前で、当時のショッキングな映像も今ではもっとえげつないのが横行していては、その当時の衝撃度はなかなかわかりません。ちらちら浮かび上がる怖い映像も、無いなら無い方がもっと怖いかなと考えてしまう。
 それより病院の検査シーンが痛そうでいたそうで見てられない。十分拷問。今は超音波断層装置とかあるから、あそこまで苦しい検査はない…といいな。

 ラスト15分追加されてるそうだけど、忘れてることもあってどこが追加なのかあまりわからない。公開コピーに言うほど禁断、という気がしないのはすれっからした私の感性のせいでしょうか?

 リンダ・ブレアもすごいけど、主人公はカラス神父ですよね。彼が自分の神父として、人間としての役割と居場所への迷い、母への罪悪感などの葛藤を経て、悪霊との対決のなかで、自分の行動を選んでいくという、ホラーよりは、サイコサスペンスとしての傑作。

また人質事件ですが

2004年10月27日 | 日記・雑記
「旅行者?理解に苦しむ」 早くも人質に厳しい見方 (共同通信) - goo ニュース

あああ、やっぱり~
この前の人質事件で、帰った途端になんだかうやむやになっちゃいましたからねえ。
いわゆる「自己責任」とか「日本政府のすべきこと」も。
「危ないところへ行くのが悪い」、というのと「国家が自国民に対する暴力を許さない態度をとる」というのと、「国家として約束を守る」ってまた議論がぐちゃぐちゃにならないといいけど。