虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

TAXi(1997/仏)

2004年10月08日 | 映画感想た行
TAXI
監督: ジェラール・ピレス
出演: サミー・ナセリ フレデリック・ディフェンタール マリオン・コティヤール


 改造車“プジョー406”で爆走する、スピード狂のタクシー・ドライバー、ダニエル。ある日、運転免許試験に落ちた(ちょっと落ちこぼれ)刑事エミリアンにスピード違反で逮捕された彼は、違反の見逃しを交換条件に事件の捜査に協力させられる。

 最近しみじみとかじーんとする映画が続いたので、たまにはお気楽アクションだぞ、でリュック・ベッソン製作のプジョーばんざい?の映画。あまりバイオレンスでない車のぶっ飛ばしと、若くてちょっぴりおばかな男の子たちを見てうふうふ笑って、肩こりが取れた気分。

 2はふざけすぎかな、と思ったところもあるんだけど、これは主役の男の子のニカ、という笑い方もなかなか可愛いくてよいのだ。こう感じるのは歳のせいだろうか?
 あのエアロパーツ、普段はどこに入ってるんでしょうね? こんなことがあるかあ!と思っても楽しいからいいや。でも本物の暴走族はきらい。
 この映画も見る前は車がんがん飛ばしまくりシーンばっかりの映画だと思ってたんだけど、コメディの芝居部分が多い。女の子はなんだかんだ言ってもきれいでしおらしくていい子ばっかで、って男の夢ですか?(普通はあんなに待っててくれない。顔踏んづけてさよなら、だと思う)
 今回はビデオだったけど、本当はオープニングのギターとバイクシーンから大きい画面と身体に響く音響でドキドキしたい。どっかの映画館で三作一挙上映しないかな。酔いそうだけど。