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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

バカ釣り日誌

2008-05-02 09:17:47 | 家族・友人
 のっけからまことに恐縮ですが......
「お~い、うんこのうんって一体何だ?」
パソコンに向かっていた夫が大声で私を呼びました。 

 夫が読んでいたのはブログのコメント欄。
gooのブログでは、コメントにタイトルをつけないとタイトル欄が『Unknown』と表示されます。
ひょっとして奴は.......『Unknown』を.........???

 この夫、決して私を笑わせようとサービスしている訳ではありません。
大まじめでやらかすことが、いつもそこはかとなく馬鹿っぽいのです。
連休で帰省していた息子が
「素でここまで出来るオヤジはすごい!!」
と妙に感動しておりました。
あのスザンヌや『羞恥心』の三人組の基礎学力をもってしても、こんなふざけた読み方は絶対にしないでしょう。
ショックで引きつった私の顔は、なかなか元には戻りませんでした。

 
 さてなんとか気を取り直して......釜石方面に釣りに出かけました。
今季初の釣りなので私も仕方なくお供しました。
しかし大槌(おおつち)町の海岸は風が強く波も荒く、埠頭には誰も釣り人はいませんでした。
夫は海釣りの初心者で、まだ2度しか経験がありません。
準備の手際は悪いし、道具の使い方も不慣れだし、その上風向きも考えずに釣り糸を放るので、何度やっても釣り糸が岸壁に戻ってきます。
四度目でやっと自分のあやまちに気がついて場所を変えました。


                


 向こうに見える可愛い小さな島は『蓬莱島』。
NHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』のモデルとなった島です。
原作者の井上ひさしさんは釜石市に住んでいたことがあり、この島が『ひょっこりひょうたん島』のイメージに結びついたそうです。
子どもの頃、毎日楽しみにしていた番組でした。
夫が釣りをしている間に、埠頭の先端から島に上陸してみましたが、サンデー先生や生徒たち、ドン・ガバチョの姿はありませんでした。

 魚がお留守だったのか、技術が追いつかなかったのか?
夫は、お目当ての鰈(カレイ)を釣り上げることは出来ませんでした。
帰路、がらにもなくしおらしく
「ああ!オレはまだまだ釣りの基本が分かっていない。
道具の扱いには手こずるし、風の向きすら考えないし!
今日はちょっとバカだった。誰もいなかったのだけが幸いだ......。」
としきりに反省しておりました。

 『バカ釣り』から『釣りバカ』への道のりは、まだまだ険しく遙かです。



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MAMA)
2008-05-02 12:38:53
今日の私のタイトルは「うんこのうん」です。
まさかねえ、そんな風に読めるなんてねえ。
ご主人の天然ぼけは、スザンヌや羞恥心には当然勝っていますね。
くずし字にはまっていると英語もくずし字に見えてしまったのかな?
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MAMAさんへ (nihao)
2008-05-02 16:30:16
そう、そう、その通り!
最近くずし字ばかり熱中しているから、つい英語もひらがなで読んでしまったみたい.......とは、心優しき(?)妻からの弁護です。
なにせ夫は、私よりも一生懸命にくずし字研究に余念がありませんからね。
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ローマ字式だと (すずめ)
2008-05-02 18:02:49
言われて見れば、読めなくもないですが・・・
私も最初の頃、よくわからなくてネットで調べました
横文字に弱いものですから・・^^。
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すずめさんへ (nihao)
2008-05-02 20:12:56
確かに読めそうではありますが、英単語を全然連想しないという言語センスがどうかなあ?.....って。
今さら英語力強化しても仕方がないので、釣りの方だけでも頑張ってもらいたいと思っています。
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Unknown (京こまめ)
2008-05-02 20:53:52
そういえば・・私いつも「うんこのうん」ですね(笑) 
全然考えもしなかったので、おもしろいです・・旦那さん。
「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島が日本にあったなんて・・びっくりです。
今度はどこに釣りに行きますか?
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こまめさんへ (nihao)
2008-05-02 21:31:06
この島は、もう少し別の角度から見たら「ひょっこりひょうたん島」そっくりで納得出来るんですよ。
ちょうど出かけた日は、町内で「ひょうたん島祭り」をやっていて賑わっていました。
次回の釣り場は秋田県を予定しています。
温泉つき道の駅の側なので、私は温泉に.....。
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泣くのはいやだ笑っちゃおう(^^) (風の又三郎)
2008-05-02 23:54:33
ひょっこりひょうたん島には
海賊のトラヒゲやメガネの博士もいましたね
ドンガバチョは政治家でした
「みなっさあ~ん!」といつも呼びかけてましたね(^^)

いやはや懐かしい番組でした。ほとんど見逃さず
見てましたよ。こんな船みたいな島に乗って世界中
を回れたら楽しいだろうなと思ってましたが
不思議に航海の描写はまったくなくて、いつも
島の中で起きている出来事でした
面白かったですね

♪♪
波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかき分けて
雲をすいすいすいすい追い抜いて
ひょうたん島はどこへゆく
ぼくらを乗せてどこへゆく♪♪

まるい地球の水平線に
何かがきっと待っている
苦しいこともあるだろさ
悲しいこともあるだろさ♪♪

だけどぼくらはくじけない
泣くのはいやだ笑っちゃおう
すすめ~♪♪

ひょっこりひょうたん島
ひょっこりひょうたん島
ひょっこりひょうたん島~♪♪

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又三郎さんへ (nihao)
2008-05-03 08:48:13
これはおそらく、又三郎さんが小学校低学年の頃の番組ではありませんか?
白黒画面でしたよね?
初期テレビ放送の番組としては、斬新な内容の子ども番組でしたね。
子どもたちを毎日テレビにくぎ付けにさせたのは、井上ひさしさんの放送作家としての才能と力量のなせる技だったと思います。
私は殺し屋ダンディとドンガバチョが大好きでした。
テーマソングもなつかしいですね。
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