niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

5月27日 新潟100名山67座目 青田難波山(青田南葉山)そして、オオルリ 

2018年05月29日 | 上越の山々
日曜日、身体が空いたのが10時ちょい前。これから登れる山は。
14時までには山頂に着ける山。
近くても登りに2時間くらい掛かる山。
遠くても登りに時間の掛からない山。
やはり11月にすぐ撤退してしまった新潟100名山・青田難波山でしょ。
高速飛ばして、山頂まで3時間ちょっとで着く計画。
コンビニに寄ったりしても、南葉高原キャンプ場の登山口を12時25分には出発することができた。

スタート   :12:25
時間     :3:12'06
距離     :6.41 km
上昇     :476 m
下降     :469 m
上昇継続時間 :1:09'35
水平移動時間 :1:01'04
下降継続時間 :1:01'27.1
最高地点   :959 m
最低地点   :487 m






駐車場はほぼ満杯。登山の人か、キャンパーか。
この時間に登り始める奴はいないなぁ。

1225 南葉高原キャンプ場をスタート


オダマキ






木落し坂コースへ


1231 秋に撤退させられた看板


1233


登山道を覆うように木々が被さり、展望はない。
最初はなだらかな道だが、次第に斜度が増し、ホントに99くらいあるんじゃないかと思わせられる九十九折の登山道が続く。

1255 水場 途切れることなくしっかり出ている。




水場の先も急登が続く。


1306 7合目。見晴らし展望台への道が右に分岐。




刈羽三山方向の眺めが良い。




1313 7合目を過ぎると、道はかなり平坦になる。


1316 もはや登山とはいえないような緩斜面が続く。




1319 道の脇に残雪が出てくるが、それが細い川になって道の真ん中を流れるので平らな道だが歩きにくい。


1321 この辺りからタムシバが多くなる。今がまさに見頃。純白の花弁。






1328 雪の中から跳ね上がったばかりかと思われる枝。雪面に圧痕がくっきり。

ここまで、10数名の下山者とスライド。
先ほどすれ違った母子2組+犬1匹のグループ。犬を連れたお嬢さんがちょっと道の端に避けてくれた途端、細い枝が雪をつけたまま頭より高い位置まで跳ね上がった。びっくりするやら可笑しいやら。

1330 9合目 まだ暫くこの平らな道が続くのか?




1335 山頂着。三角ベースくらいなら出来そうな芝生?の山頂。


南葉神社


山頂からの頚城三山の雄姿を期待して来たのだが、広く刈り払いされてるのに周りの木々に邪魔されて四方八方展望無し。
頚城三山の山頂付近が僅かに覗く。

火打山


妙高山



この山頂標識がすっぽり埋まるくらい残雪のある時期じゃないとダメなんだ。
GW頃だろうか?

籠町南葉山方向に少し下ってみるが、木落し坂コース同様、木々に囲まれすぐに戻る。


そうとなれば長居は無用。豚汁雑炊を胃袋に納め、ちょっとバードウォッチングして下山開始(1430)









1453


1506 キャンプ場が見下ろせた。




前方から話声と熊鈴の音が聞こえて来た。
こんな時間から登って来るの?
すると、登りでスライドした4人+1匹の親子連れ。
袋に筍一杯に詰めて。随分のんびりと採ってたんだなぁ。今晩の食卓に並ぶんだろな。
お先に~と追い越すが、その頃から、綺麗な鳥の鳴き声が聞こえてきていた。妙なる調べ。
声の方向を探すと、いた!
オオルリなんじゃない?逢いたかったよ、幸せの青い鳥。




山頂の展望がなかったのも、これで帳消し。動画撮影で鳴き声もゲットした。
早く降りて、どこぞで頚城三山の撮影を、なんて思っていたが、これは早く帰宅しなきゃ!


オオルリ撮ってる間に、親子連れに追いこされ、また最後尾。

1527


1532 木落し坂コース入口付近


1538 キャンプ場戻って来た。


遠くに越後三山が霞んでいた。


さあ早く帰ろ、と車に荷物放り込み発車。曲がりくねった林道を軽快に駆け下り、暫くして気づいた。あれ?
カメラは?
駐車場について首からカメラを外し、車の屋根の上に置いた覚えがある。慌てて路肩に停め降りると、なんとカメラがそのままの位置に載っていた。
奇跡、だな。南葉神社の神様ありがとう。ちゃんと二礼二拍手一礼しといて良かった!

というわけで、ブログに写真載せることができたのであった。


越後百山    50座目(丹後山や大毛無山もちゃっかり1座にカウントして漸く半分)

新潟100名山  67座目




五頭連峰で遭難した親子が発見されました。
改訂版「越後百山」にも、やはり松平山からの下りで迷い、沢に降りてしまったという記述があります。同じコクラ沢なのだと思います。
年間を通して老若男女が気軽に訪れる五頭連峰ですが、こんな危険をはらんだ山塊であると、我々は再認識しなければなりませんね。合掌。




コメント (10)
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