習近平国家主席が第20回党大会後に
各国首脳と相次ぎ会談、伝わる中国外交のプラスエネルギー
中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の成功裏の閉幕後1週間のうちに、習近平国家主席は4ヶ国の首脳と相次いで会談し、中国の特色ある大国外交に色濃く鮮明な新たな章を記した。中国と各国の首脳は北京で共に友情を語り合い、協力の大計を話し合い、一連の共通認識に至り、多くの成果を収め、変動する世界に共に発展と進歩を図り、平和と安定を促進するプラスのエネルギーを与えた。新華社が伝えた。
■互恵・ウィンウィンの協力の深化に新たな原動力を与える
習主席は今回のホームグラウンド外交において、中国が自らの新たな発展によって世界に新たなチャンスをもたらすことを望むと繰り返し表明した。世界と利益を分かち合い、共に発展を図る中国の意向と確かな行動は、互恵・ウィンウィンの協力の深化に新たな原動力を与えている。
この間、相互接続関連の良いニュースが連日伝えられた。中国とベトナムは「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの共同建設と「2回廊、1経済圏」の枠組みでの連携・協力の推進に関して、両国政府間の計画の協議・締結を加速することで合意した。中国とパキスタンは「中国パキスタン経済回廊(CPEC)」の枠組みで、グワダル港、1号鉄道幹線の高度化などのプロジェクトの推進を加速する。中国とタンザニアは「一帯一路」の質の高い共同建設における協力を深め、タンザニアーザンビア鉄道の高度化を積極的に推進する意向を表明した。
中国とドイツの実務的協力の大きな将来性にも期待が寄せられている。習主席は「双方は引き続き共通利益の『パイ』を大きくし、従来分野の協力の潜在力を広げると同時に、新エネルギー、人工知能(AI)、デジタル化など新分野における協力の活力を引き出す必要がある」とした。中国政府は、ドイツ側と貿易・投資、製造業、防疫分野の協力を強化し、気候変動対策協力体制の構築を積極的に推進し、両国間の直行便を秩序良く増やして、双方間の人的往来を一層円滑化する意向を表明した。
■平和と安定の共同促進に一層のプラスエネルギー
「中国はドイツと欧州が和平交渉の促進に重要な役割を果たし、均衡の取れた、実効性のある、持続可能な欧州の安全保障枠組みの構築を推進することを支持する」「核兵器を使用してはならず、核戦争をしてはならないことを提唱し、ユーラシア大陸における核危機の発生を防ぐ」「真の多国間主義を守り、国際公平・正義を守り、発展途上国の共通利益を守り、世界に安定性とプラスのエネルギーをもたらす」「中越両党は人民の幸福を図り、人類の進歩を図ることを堅持する必要がある」。習主席の気迫のこもった力強い言葉の一つ一つは、常に人類の前途と命運を気にかけ、世界の平和と安定の維持を堅持し、人類運命共同体の構築促進に尽力するという責任ある大国の指導者としての風格を示しており、これによって国際社会は、中国が常に「相互尊重、対等な付き合い、平和的発展、共同繁栄」という価値観を堅持していることを、よりはっきりと理解することとなった。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月7日