LHの現職高位幹部、マンションの花壇で遺体となって発見
登録:2021-03-13 02:16 修正:2021-03-13 07:15
遺書に「地域責任者として責任を痛感」
//ハンギョレ新聞社
韓国土地住宅公社(LH)の現職高位幹部が12日、京畿道城南市盆唐(ソンナムシ・プンダン)のあるマンションで、遺体となって発見された。
12日の京畿盆唐警察署などの説明を総合すると、この日午前9時40分ごろ、城南市盆唐区のあるマンションの花壇で倒れてるAさん(56)を住民が発見し、119番通報した。
LHの前全羅北道本部長のAさんは現在、LH京畿本部の不動産金融事業管理団の高位幹部として勤務していた。自宅からはメモ形式の遺書も見つかった。Aさんは遺書で、LH職員の投機疑惑について苦しい胸の内を明かしているという。遺書には「地域の責任者として責任を痛感する」という内容が含まれているという。Aさんが勤めていた全北本部は、今回の投機疑惑が持たれている13人の職員のうち4人が勤めていた。
警察は、防犯カメラの分析結果などをもとに、犯罪の疑われる点はないと見ているが、正確な死因を明らかにするため解剖を依頼する予定だ。警察は、故人が遺書で明かしている内容について、全北本部長だった当時の状況も調べることにしている。
警察庁国家捜査本部は「Aさんは現在、京畿南部警察庁のLH投機疑惑の捜査対象者ではない」と発表した。別の警察関係者も「現在、京畿南部警察庁が捜査中のLH投機疑惑の捜査対象者ではないことが把握された」としつつ「具体的な内容は確認が必要だ」と述べた。
イ・ジョンハ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )