福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

布と器と植物 こまのぐ

2016-07-18 | 西区靱本町・京町堀・江戸堀・土佐堀
先日、靭公園の北側の道を歩いていたら、歩道に気になる立て看板を見つけました。

『布と器と植物 こまのぐ』

この辺りはここ10数年でお店がぽつぽつ増えてにぎやかになりつつある所。
でも新しく出店するのは飲食店が中心で、雑貨や器のお店はまだまだ少な目です。
ちょっと気になって、ビルの二階に上がってみました。
(このビルがまた、築40年くらいの味のある建物なんですよ)



お店は階段から上がってすぐのところなのですが、
ごく普通の事務所のような一室で開業しているため、
「ほんとに入ってええのかな」と一瞬とまどいました。
部屋はそんなに広くはありませんが、通りに面して大きなガラス窓があり
明るい感じがします。
テーブルや棚の上には民芸のうつわや布が並べられていました。
丹波の清水俊彦さんや小鹿田焼の坂本創さんなど人気の作家さんの作品が多く
名前は失念しましたが、沖縄のやちむんの有名作家さんのものもありました。



布は店名の一番先に出ている割にそんなに多くはなかったように思う。
入り口の近くで伊勢木綿が置かれているのは見ましたが…
伊勢木綿はちょっと前から興味がありましたが、実物を触るのは初めてでした。
日本の着物用の木綿生地というと、目が粗くてぼったりと厚みのあるもの、
久留米絣のような堅牢なものか(本当にすごく固いんですよ…)
浴衣用のコーマ生地みたいなちょっと頼りないもの、というイメージを持っていましたが
伊勢木綿はちょっと違う。
どちらかというとなめらかで柔らかいのですが、しゃっきりした所もある。
ここでは大判のハンカチくらいしかなかったのですが、こういう生地のシャツがあったらなぁ。
昔は伊勢木綿は布団のおもて生地やパジャマに使用されていたと聞いたことがありますが
本当に心地よい生地です。

私は器を見るのも買うのが好きなので(もう食器棚に入らず、あふれている状態)
こういうお店が徒歩圏にできたのは本当にうれしいです。

布と器と植物 こまのぐ
住所:大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル 2F
電話:06-6444-6907
営業:11:00〜19:00
休日:日曜日・祝日 
備考:神戸にも店舗あり、通販も可能。

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