今年度内での星空観察会は昨晩が最後でした。
しかし、今年は新たな組織からの依頼もあり、例年より沢山観察会を開催しました。
冬至を控えて日没が早いので今回は17:30からの開始としてありました。
午前中一杯どんより曇り空で危ぶまれましたが、午後から晴れ出して15時過ぎには快晴です。
この天気なので、今回は屋内での説明等は一切せずに屋外での観望オンリーのため、機材を組み立てて16:30には準備完了。
黒い巨大ドブソニアンは星雲や星団には最高ですが、今日は満月に向かう月があるので淡い天体は厳しいですね。
まだ明るいですが、月のクレーターと明るい木星は問題無く見れます。
巨大双眼鏡も稼働。
17時を過ぎると、予約の来場者の車が続々と到着しました。
月もちょっと大きいですが、今回は木星、土星、火星の惑星観望が主なので体制に影響無し。
そうは、云いながらも18時くらいになってみれば、天の川も薄っすら見えて、星座の説明にも力が入ります。
シーイングも最高に良く、強拡大の惑星観望も土星の環や木星の縞模様もかなり鮮明に見えて、来場された20数名の方も全員満足され、小学生高学年の子などは帰り間際に「楽しかった!また来たいです!」と大きな声で車の窓を開けて叫んで帰って行きました。
この寒さの中での年度最後の観察会にしては上出来でした。
気温を見れば2度。
ただ、風が殆ど無く体感温度はさほどでも無く、かなり好条件でした。
来場者の方々には喜んでもらえて嬉しいです。
スタッフ全員で何時ものお店で夕ご飯を食べて解散です。
私は、肉うどんとミニネギトロ丼のセットです。
やっぱり、寒い思いをした後は体の温まるものを頂くと、元気復活ですね。