先月から近くの川の河川工事が始まりました。
今回の工事で、何がどのようになるのかは良く分かりません。
下の写真は橋から上流を見た写真です。
天然石の部分から上流は那須の大水害の後に河川工事で新たに整備した部分です。
普段は水など一切流れていない川ですが、伏流水と云って地下を流れています。
今回、砂利を深く掘って、写真右側に寄せたのでその伏流水が流れている状況が見えた訳で、地下で伏流水が流れている証拠写真となりました。
次の写真は下流側です。
左側が山になっていて竹が生い茂り川幅を圧迫していましたが、すっかり河川敷に生えていた竹は工事で取り除かれました。
でも、あの水害直後にもこの状況に近い綺麗な状態になりましたが、15年も過ぎて殆ど元と同じ状況に戻っていました。
結局、左側から竹が根を張り出して川幅を狭めるため、反対側の土砂が削られて大きな被害となりました。
河川敷でない個人の土地から竹が伸びて来るので、そこまでは工事で処分できないのでまた20年もすると同じ状況になってしまうかも知れません。
個人の所有者はもっと自分の土地の管理をすべきだと思います。
下流に少し下がると、上流と同様に天然石の部分がありますが、ここから300mくらいの長さで右側の土砂が100mくらいの幅全て削り取られて、田んぼが全て川原と化した場所です。
恐ろしい光景でした。
その反対側です。
竹が全て取り払われて、古い護岸のタイルが見えていますが、工事前は全部竹で覆われていました。
タイルの上部の茶色いのはみんな竹の根で、機械でちぎられた跡です。
もし今回の工事でもこの根っこがそのまま残置されるのであれば、先は見えてます。
これが、強力な竹の根っこをキレイに取り除くのにショベルカーと一緒に使っていたハサミです。
家の二階から見てました。
ちぎった根っこを処分するのに土を落とさないといけませんが、その時使っていたのがこのザル。
ガタガタガタと震わせて根から土を振るい落として根っこだけ山と集めてトラックで何度も運んでいきましたが、凄い量の根っこでした。
この工事は3月まで期間がありますが、安心して住めるようになる事を祈っています。