呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

山本 純米吟醸 うきうき

2018-03-18 | お酒
日本酒のラベルといえば古風な感じの物から妙に洒落てる物まで様々です。
個人的に好きな栄光冨士シリーズは毎回凝っていますし、これはワインかな?
と勘違いするような日本酒っぽくないラベルも結構あります。

そんな中今回の一本がこれ。







一度見たらそのインパクトはしっかり記憶に刻まれるラベルです。
春酒は桜の花を模したピンクが使われる事がありますが、これは蛍光ピンクですよ。
離れていても判る派手さ。

そんな訳で今回は秋田県の山本合名会社さんのお酒 山本 純米吟醸 うきうきです。
http://www.shirataki.net/
貼った写真で判るか微妙ですがバーコードが酒瓶の形ですよ。凝ってますね。

開封
薄めですが柔らかな吟醸香が漂います。
ラベルと違って落ち着いた香りです。

では戴きます。
ふむふむ。
口に含むとこれまた柔らかな香りと柔らかな酸味が抜けます。
これらがサラリと消えるアッサリさ。
日本酒度は高くないように感じます。
どちらかというと甘めと表現したいのですが、アッサリ消えるので何とも表現が
難しいです。
最後におりっぽさを舌に残しつつ、これまた落ち着いた苦味が後をひきます。
飲みやすく美味しいお酒ですね。


さて二日目。
香りはほぼ変わらず。
口に含んだ時に感じる甘さは初日よりも強いかも。
ただ消えるのは変わらず早いです。

今回のおつまみは新幹線内で売っているホヤの乾燥物。
ほや酔明です。
実はホヤ初体験だったり。
戴きます。
・・・個人的にはあまり得意では無いタイプの代物ですね。

うん?お酒と一緒に食べるとなかなかいけますね。
ただ独特の苦味が工業製品を彷彿とさせるなぁ。
ま、珍味ですね。


見た目の派手さとは反対にとても落ち着いたお酒です。
ラベルで惹きつけてしっかり美味しいという侮れない逸品でした。
花見の喧騒の中ではなく、静かな公園の地味な桜を見ながら飲みたい一本ですね。

山本シリーズは全体的に落ち着いた感じの中、うきうきは突然変異のように飛びぬけていますね。
お。ドキドキもこれまた派手ですね。
夏酒ですか~。発見したら買ってみようかな。
コメント
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