呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

栄光冨士 闇鳴秋水 無濾過生原酒 純米大吟醸 2020

2020-11-08 | お酒
今回の一本は一年ぶりの限定酒 闇鳴秋水 です







闇鳴秋水は山形県の冨士酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.e-sakenom.com/


開封
ふむ。2019年はあまり香らないと書いてありますが2020年版は
結構香りますね。いつもの栄光冨士シリーズの強く甘い香りに
麹っぽい香りも感じられます。
色はガラスの酒器に注いでぎりぎり分かる程度の黄色です。

では頂きます。
今回の一本も麹っぽい香りが飛び込んできますが、それよりも
強く感じるのが甘味ですね。
前回も甘酸っぱいと表現していますが今回の方がインパクトはある
気がします。

お酒を舌の上にのせるとほんのりと刺激があるようでまた苦みも
あります。無濾過生原酒との事なので少し炭酸由来のものがある
のかもしれません。

上に書いたとおりそこそこの苦みがあります。強くはないですが
じわーっと結構長く残りますね。

初日のおつまみはひじきの煮物だったんですが…味わった記憶がない。
という訳で初日はなし。


さて二日目
麹風の香りが薄くなったかも?慣れただけかもしれませんが。
甘さは健在。巨峰の甘い部分に似ているような感じもあります。
瓶のラベルを撮影していて気付きましたが日本酒度が-5でした。
前回が-2でしたので確かに甘口に寄っていますね。

二日目のおつまみは某コンビニ製鶏皮の唐揚げ。
衣の味しかしない。
甘いお酒ですが邪魔しないです。
ただスナック菓子のようなつまみにこのお酒はどうなんだろう?
という疑問は出ます。

次いで二品目。
個人的お気に入りの豚タンの唐辛子味噌焼き。
どこのコンビニかバレますね。
濃い味付けの豚タンと甘いお酒で大丈夫なのか?と思いましたが
これが良い感じに合います。
唐辛子の辛さとお酒の甘さが邪魔をしない。それでいて少し残る
獣臭さが消えるという特典付き。
難点はお酒もつまみも減るのが早いことですね。


2020年の闇鳴秋水も美味しい一本でした。
ただ他の栄光冨士シリーズと比較すると少々麹っぽさとでも言い
ましょうか藁のような独特な香りが強いです。

ついでに個人的要望を挙げると2020年版はちょっと甘さが強いかも。
元々冨士酒造さんのお酒は甘く香る物が多いのですが、闇鳴秋水は
それほど際立つ甘味が無いお酒という認識でした。
それが結構甘くなってしまったので他のお酒との違いが曖昧になって
しまうかなとか思ったり。まー2021年版(があるかどうかは不明ですが)
がどう出てくるか楽しみでもあります。
コメント
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