呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

春霞 木の葉ラベル

2020-11-01 | お酒
飲んだ気になっていたけど飲んでいなかったお酒シリーズです。

春霞 木の葉ラベル




春霞は秋田県の栗林酒造店さんのお酒です。
https://harukasumi.com/


開封
香りは大分薄いです。前回の天賦よりも不明瞭です。
それでもと香りを探すと鼻に刺す感じの香りがありますね。
酸味が強いか辛さがあるのかもしれません。
色は陶器の酒器だとはっきり分かる黄色。ガラスの酒器だと
ほんのり黄色味が分かる程度です。

では頂きます。
酸っぱい。とても酸っぱいです。
ただ後を引かない酸味です。
甘味はほぼ無く、少し口内に刺々しさを感じさせる苦みが
後口にあります。
それでもとてもアッサリ。

純米酒で精米歩合80%とは思えないスマートさ。
まるで吟醸酒のようです。
かなり甘くないので日本酒度でいえば+4~5かそれ以上あるかも。


初日のおつまみは刺身。
生臭さを消すのは当然でほんの少しお酒の甘味が出て、さらに
強かった酸味がほんの少し和らぎます。
それでも完全に裏方というよりは一歩退いただけ。
邪魔をせずとも存在感はある そんな感じです。


さて二日目
風味は変わらず酸味が飛びぬけています。
少し抜けが鈍くなった感がありますがそれでもアッサリなのは
変わりません。

二日目のおつまみは焼きホタテ風味のかまぼこ。
ちょっと気になったので買ってみました。
見た目はかなりホタテの貝柱です。
味はゆるぎないカマボコでした。残念。
今回のお酒との相性は悪くは無いが良くも無い。
本物の海鮮には勝てませんね。


ストレート且つ実直なお酒でした。
辛さ=苦みが苦手というのは何度も書いておりますが、今回のお酒は
しっかりとした辛口でありながら然程苦くない。
さらに甘くない。

派手な香りやフルーティーな甘味が無い分食事に合わせやすいのが
良いお酒でした。
コメント
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