呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

六歓 みのり 純米酒

2017-08-28 | お酒
今回は京都の東和酒造有限会社さんの 六歓 みのり 純米酒です。





全く知らないお酒は色々とドキドキしますね。
初見のお酒は裏の成分表示すら見ずに飲みますよ。

開封
うん?薫りは大分薄いですね。
色は結構黄色見がかっています。
というか少し濁った黄色です。

わずかに感じる薫りは熟成香か老香に近い感じかな?
木や根っこに近い香りがします。
また酸味を彷彿とさせるツンとした感じもあるのですが
酸味が強いのかな?

では戴きます。
上で感じた木のような薫りがふわっと口に広がりますが
さらりと消えます。
酸味も危惧した程ではなくほどほどな程度。
甘みは殆ど無く結構な辛口のお酒です。

薫りの主張が一瞬強いですが消えるのが早いのでかなりアッサリ。
後から追いかけてくる米の風味とアミノ酸感が残る不思議なお酒です。
似ているお酒を探すのが難しいです。

近いお酒・・・傾向が似ているという点では沖縄の本醸造 黎明ですかね。
黎明の口当たりを良くして、温度管理をしっかりしていたらこんな感じかなぁと。

初日からおつまみ投入。
最近よくコンビニで見かけるサラダチキン。鳥の胸肉です。
今回はスモーク風味。
うーん、悪くはないのですがスモークでもちょっと弱いです。
鳥の胸肉なので脂っけが無いんですよね。
このお酒には高めのハムやソーセージのようにガッツリ脂が滴るモノでも良いかも。

おつまみ第二弾。いわしの佃煮。
魚はどうかな?と持ってきました。
・・・日本酒の強みは生臭いお魚との相性だと思うんですけどね。
微妙に会わないお酒です。
生臭さは消えますが苦味が出ます。


さて二日目。
味はあまり変わらない感じもしますが米っぽさが強くなったかな?
二日目もおつまみを投入。

まずは冷奴。
豆腐自体は味は強くないですが、薬味のかつおぶしが強いですからね。
うん、先のスモークチキンと同様に燻した薫りと合うようです。
これは悪くない。

ついで揚げたサバをぶちこみますよ。
うーむ。
サバというのは結構独特の匂いがありますよね。
しかしこのお酒はサバの臭みを飛ばしてさらに自己主張をするくらい強いです。
サバが霞む。
食べ物と合わせると辛味が目立つ気がします。

こいつは強敵です。
合うとすれば・・・スモークチーズとか案外良いのかな?

ちびっこだと思って手を出したら世界レベルのハードパンチャーだった感じです。
コメント
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