トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

スマホ(LGL22)内蔵のバッテリー交換

2015-12-18 15:32:57 | 携帯電話

 使用していたauのスマホ(LGL22)も購入から2年弱で継続使用時間が短くなって来て、どうやらバッテリー(BL-T11)の寿命が近い様なのだが、メーカー交換は高価(2万円前後らしい)なので自分で交換することにした。
バッテリーはヤフオクで新品が入手(2500円)可能。取り外し工具も添付されている。
ネットで、交換の動画が公開されており、自分で出来そうだったので挑戦してみた。
思ったよりは簡単で30分程度で問題なく完了した。
嵌め込みの裏蓋を外し、見えて来た内部カバーのYねじを添付ドライバーで外す。ねじロックが付いているので意外と力がいる。ねじ山を舐めない様に押しながら回す。

ねじが外れたら、やはり添付の、ギターピックの様な板を合わせ目に入れて、周囲を回しながら蓋を外す。入れる場所が掴めれば意外と簡単に外れる。

このとき、電源とボリュームのボタンを紛失し易いので注意のこと。

バッテリーの上を通っているケーブルのコネクタをバッテリーを含め4箇所を外す。嵌め込み式なので爪で引っ掛けるだけで簡単に外せる。

問題はバッテリーの交換である。
接着剤で本体にくっついているので、周囲にマイナスドライバーを差し込み、徐々に引き剥がしていく。バッテリーの外皮は破れてしまうが廃棄となるので構わず行う。この作業は液晶を壊す恐れがあり、そうなってしまうと元も子も無いので、細心の注意が必要である。

後は、外した逆順で組み上げていく。バッテリーコネクタは1番最後のが安全かと思う。
コネクタは極小なので、正確に合わせて押し込む必要がある。
電源ONで問題なく動作した。消耗も少なくなった様である。
尚、リチウムイオン電池を取り扱うので腕に自信のある方でも、自己責任で対応して下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トークアロングの修理依頼が沖縄から

2015-12-18 13:10:03 | おもちゃ病院

 ブログを見た、沖縄県の方から「トークアロング(アナログ式)」のカードが動かなくなったので修理出来ないかという問い合わせメールがあった。

治せそうなので、カードも一緒に送ってもらった。
カードがピンチローラーの直前までの状態では回るものの、カードが掛かると止まってしまう(モーターは回っている)。
分解しようと切り替えツマミを取ろうとしたが外れない。思いっきり力を入れたら、基板(安価な紙フェノール製なので弱い)が引っ張られて4分割されてしまった。
スイッチのシャフトが何故かツマミと接着されていた。またスイッチの固定ナットも無かった。
余計な仕事を作ってしまった。切断されたパターンは半田メッキ線で接続して、割れた部分はクイックボンドで固定した。

分解して確認すると平ベルトとアルミ製フライホイール間がスリップしている。
ベルトやホイールを清浄するが変化無し。ベルトが経年劣化で伸びているのが原因の様だ。
寸法を測定すると折り寸法:128mm(直径に換算するとφ81.5mm)、幅:4mm、厚さ:0.4mm
類似品(φ80又はφ75、幅5mm、厚さ0.5mm)は千石電商で販売されているが、手元には無いので、別な方法で対応することにした。
ベルト通過部分に丁度ねじ穴が有るので、M3の長ねじとM3スペーサーを3mmで抜いたものを組み合わせて、これでベルトを内側に押さえることで、スリップが止まって正常に再生出来る様になった。消磁器でヘッドの消磁も行った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする