トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

Technics SU-A6オークションで入手

2011-01-13 09:13:25 | オーディオ

Sua6f Sua6bアンプも何台もあるので、必要無いといえばそうなのだが、前々から聴いて見たいコントロールアンプのTechnics SU-A6がオークションに安く出ていたので、ついつい落札してしまった。
全段Aクラスの純正DCアンプで、phonoは20Hz~100kHz(RIAA±0.5dB)、tuner等は20Hz~200kHz(+0dB、-3dB)と、高域まで延びている。MCカートリッジが使えるのも良い。
外観の汚れが有ったので、会社で使用している油汚れ取り(水性)で拭き取る。大体綺麗になった。
音だし問題無しということだったが、到着して確認すると、片CHが聞えず、DC-via-toneセレクタの接触が悪くオルタネイトプッシュスイッチ(6回路)の途中だと正常に聞えたりする。そのほかにはLRバランスのボリュームが接触が悪く、音が途切れる。
この不良はネットで検索してみると、間違い無く多い様だ。
当時(1980年頃)の標準価格は100,000円ということだが、分解して見ると、一般に入手出来るOP-AMPなどが使われており、松下らしい安っぽい?中身(基板)になっている。とても100,000円には見えない。重量もカバーを外して見ると本当に軽い。表面パネルだけはダイキャストで成形されていた(これが高いのかも知れない)。
スイッチの分解方法を参考にして外したが、作業が悪く、内部の可動接点を変形させてしまった。
同一スイッチがあるかネット検索したが見つからなかった(秋葉原のジャンク店にでも行けば特殊接点構成で無ければあるかも知れないが)。
仕方が無いので、入手出来るまではリレー切替またはアナログスイッチする方法を考えている。
今のスイッチ(基板ピッチ4mm、移動量3mm、固定金具ピッチ20mm)を取り外し、別なジャンクのオルタネイト電源スイッチ(ON-1回路のみ)を取り付ける(取り付けピッチ、ストローク、寸法関係は同じ様だ)。
リレーは2トランスファのタイプしか無いので3個使用する。これの電源を先ほどのスイッチでON/OFFさせてやれば動作するだろう。動作電圧は5V用なので、アンプの電源電圧によって直列か並列か決めたいと思う。
元々のスイッチだが、内部の可動接点が2種類(ショーティング/ノンショーティング)使い分けられているが、リレーではどうしようもない。試して見るしか無い。
バランスボリュームは接点スプレーを塗布して良くなれば良いが、ダメなときは分解清掃か交換となりそうだ。
参考にしたページ
ハイファイ堂SU-A6
Technics SU-A6の追加メンテをしました...

Technics SU-A6 コントロールアンプを入手....<続き4>

SU-A6プチメソテ

SU-A6 No.2 修理の様子

 

コメント
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