トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

電子工作サークル(第78回)

2011-01-09 16:31:00 | PIC

今年初めてのサークル開催となった。
皆さん、大体課題の工作は完成しており、思い思いの工作や、珍しいグッズを持って来たりしてそれぞれに注目が集まる。

1.サークル員の製作品がそれぞれのペースで多種同時進行となって来たので、前々から構想はあったのだが、今年こそは共同作品を製作しようということで、皆さんからアイデアを出してもらった。
・PICや人感センサーを応用して、大型のものを作る。
・私の案だが、センターグランドで見れる大型のLEDデジタル表示電波時計を作る。


2.暗くなったら一定時間LEDライトを点灯させる。応用として、音声(音)に反応して点灯させることも出来る様にする。・・・これは、実際ホワイトボードに回路案を書き出してみた。(既存の回路で簡単に出来そうなので、次回サークルまでに回路図と配線図を用意することにした)

3.コンクリートマイク
設備関係の仕事をされているメンバーで、設備の音などをモニターしたいと前回話が有り、部品を渡したところ早速完成させて持って来た。マイクには静電スピーカー(100円警報ブザー用)を使いLM386で増幅している。あとはマイクと検出物との接触方法に工夫が要りそうだ。

4.毎回面白いジャンク品や100円グッズを持って来て「解体ショー」を楽しませてくれる、発掘などを仕事にしているメンバーがLEDブレスレッドの電池交換が判らないというので持って来た。軟質プラスチックがはめ込み(見た目は一体に見える)になっており外せたが、何故か使用されているボタン電池が3V+1.5Vの構成になっている。異種の電池組み合わせはタブーだがそこは中国製、何でも有りの様だ。仕事で使う地磁気センサー?も拝見させてもらった。

5.工作が終わったメンバーには、回路図エディタ(bsch3v)と基板配線エディタ(PasS)の操作方法について説明。

6.先日紹介したRS232C信号光伝送について、吉本先生が実物を持って来たので距離との関係を実際に受信波形を見ながら調査した。
フォトトランジスタから出力を出しているだけなので、受信感度が良くない。
後日OP-AMPによる増幅、コンパレータを追加した回路を送り、改造・実験してもらうことにした。

7.光(2色)によるステレオ信号伝送
3Dテレビにヒントを借りて、赤(R)と青(L)LEDで信号を送り、赤青のセロファンによる分光フィルターでそれぞれの信号を取り出す様にすれば、簡単にアナログでステレオ信号が送れないかというもの。場合によってはPWM変調で送ることも、そんなに回路は難しく無いので、やってみたい実験である。

コメント
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