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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

RCカー用モータードライブ回路検討

2010-04-01 23:56:00 | おもちゃ病院

Mr6a_01 Rccont2 Img_7414_r  Img_7416_r 先日のブログで紹介したが、モーターの正転/逆転に使っているフルブリッジドライバIC(TA8428K)だとロスが大きくてトルクが相当弱くなり、実用にならないので、ドライブ制御回路の見直しを行った。

通常は左回路の様にPNP/NPNトランジスタによるフルブリッジを組むと良いのだが、ものぐさな性格で、組むのが大変なので、右回路図の様にアレンジして、リレーにより正転/逆転する様に考えて組み始めた。

リレーには秋月の2回路DC5V用941H-2C-5D(100円)を使用。高感度品なので、ドライブ電流が30mA程度とLEDを点灯させるのと、さぼど変わらず、半導体の様なロスが無いのがいい。しかもドライバICより割安である。

受信回路は電池電圧低下によるクロック周波数ズレが無い様に安定化することにし、シャントレギュレータ(TL431)を使用。

受信ICの最低動作電圧が4Vで赤外線受信モジュールも3Vからの動作品を使用する関係から4.1Vとした。

モーターへの供給回路にはポリスイッチを入れて、過電流によるトランジスタ破壊を防止することにした。確かに突入電流が押えられる様だ。

完成して動作はするものの、前進だけが誤動作しやすい。

安定化電源の出力に1000μFの電解コンデンサを入れることで、問題無く動作する様になり、トルクもロスが無いのでキビキビ走る様になった。

後は、送信器をジャンク送信器ケースに組み込んで完成となる。

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おもちゃのキーボード分解・比較して見る

2010-04-01 17:25:46 | おもちゃ病院

Funfunkeybord 先日入院で修理不能のキーボードですが、同様なものがオークションで見つかったので購入して分解してみました。
写真上が入院品(赤)で、下が購入品(青)です。
安いと思って落札したのですが、ネット検索したら、新品でも最安値が1200円でしたので、それほど変わらず、ちょっと損した気分です。
これだけ安いと、本音として修理をするか考えてしまいますが(損得抜きで修理を楽しんでいる私ですので、それは無いですが)。
こちらの方はトイローヤルという知られたメーカー品(同じ中国製では有りますが)ですので品質は、いくらかいいのかなと思います。(不良品は中国得意のコピー商品でしょうか)
内部構造も、壊れたものに比べると強度的(キーの押え等)に配慮されています。
キーの数、寸法、位置はそっくり同じですが、ボタンのファンクションがいくらか違います。基板も違っていました。
ICは同じく垂直基板になっていますが、やはり作りは違います。
接合部もホットボンドで補強してありました。
スイッチ下のLEDですが電源ONで点灯と思っていましたが録音中とか演奏中のみ点灯/点滅でした。
点灯条件を勘違いしていたので、再度、動作確認しましたが、やはり全然駄目でした。

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