先日のサークルで製作した「100円ON/OFFタイマー」がサークル時は正常に動作していたが、持ち帰り動作させたら動作しなくなった(タイマー時間が0になってもOFFにならない)という報告が有ったので、ロジック回路供給電圧の関係が無いか確認を行った。
というのはHCMOS(この回路にはTC74HC74Pを使用)の最低動作電圧2.0Vなのに対し、LEDの定電圧特性を利用した回路の出力電圧が実測1.9Vと、動作電圧以下になっているのが気になっていた。
可変電圧レギュレータIC(LM317)を使い、多回転半固定抵抗で電圧可変してみた。
ところが、意外な結果となった。
なんとLM317の最低電圧1.25Vでも正常に動作したのだ(タイマーの液晶表示は薄くなるが)。
あくまで、今回の回路での動作ですので、他のロジックICとか複数使用した場合の動作は判りませんが。
高い方は、どうかというと、動作は問題無いのだが、液晶表示が、2.3Vになると0(ゼロ)のデータでも7segがすべて濃くなり8(はち)に見えてしまう。
判別出来る限界としては2.0V程度ということで、現状のままで良い様だ。