トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

県西おもちゃ病院(2007/11)

2007-11-10 18:51:00 | おもちゃ病院

Img_3111_rrImg_3112_rr Img_3117_rrImg_3113_rr9件受け付けが有り、4件はその場で修理完了、5件が入院(内1件は修理不能でしたがIC交換で復活・・後日ブログ参照)でした。

「ねんりんピック2007茨城」の取材で忙しい中、筑西市の広報紙に掲載する記事用の写真を広報の方が撮りに来てくれました。

Img_3153_rrImg_3152_rrImg_3151_rrImg_3150_rrショベルカーはリモコン内部の接点が全て緑青状態で、接点を分解・磨き・接点グリス塗布、配線も全て酸化しており、半田が付かないので交換したが、本体もあちらこちら支点部分が折れて、右動輪は空回り、バケットの上下も内部で空回りしていました。支点部はねじ止めに変更、動輪は瞬間接着剤でシャフトに固定、バケットのギアボックスは内部のピニオンが減って空回りだったが、同じギアが無かったので、ピニオン部のみ切り離し、交換後接着。しかしやはり時々空周りする。了解してもらうことにする。

Img_3155_rrImg_3154_rrImg_3156_rrもう1台のショベルカーはボタンが3個有り、どれを押してもLEDは点滅するが音が出ないというもので、分解して、各部分のモニターおよび信号入力をして見たが、出力トランジスタ、スピーカー共問題無し、IC(例のボンディングタイプ)の出力が出ていない。ちなみにテンポを設定している抵抗にアンプをつなぐと、メロディーらしいデジタル音はするので、音声合成回路は動作しているものの、出力回路がIC内部で壊れているみたいということで、メーカー修理対応してもらうことにする。(メーカーはMARUKA.CORP MADE IN CINAとあり、ホームページも中国みたいでした)・・・依頼者に了解を取り、手作り基板に交換で復活(後日ブログ参照)

Img_3116_rrImg_3115_rrImg_3114_rr中型ラジコンカーは車側のニッカドバッテリーが容量抜けしていたが、充電器は持っていないということで、持ち帰り充電したら問題なく動作した。充電器の自作については後日のブログで紹介している。

Img_3149_rrImg_3148_rrファンタジーメロディーランプはACアダプタで動作するもので、アダプタ出力が出ていない。持ち帰り、断線部をマチバリ触診方式で見てみたらACアダプタ本体のコード出口から1cmのところで断線しており、半田付けし直した。

ブルトーザーはリモコンコードのあちらこちらで断線しているみたいで、仁平ドクターが持ち帰り修理することに。8芯の細線ケーブルの入手先については後日のブログ参照。取り敢えずLANケーブルで対応予定。

あとは、いつもお手伝いしてくれるおもちゃドクターの卵ちゃん(小5)が使っているテスターがおかしくなったとのこと。抵抗レンジが2種類ともテスター棒ショートで指針が振り切れてしまう。分解して、分圧/分流抵抗を測定したら19.6Ωが焼損しているみたいでオープン状態だった。原因は抵抗レンジに電圧を加えた為みたい。ちょうどの抵抗値は無いので、100Ωの可変抵抗器で予め抵抗調整して取り付け、無事動作した。

コメント
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