沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩303

2011年03月24日 09時59分30秒 | 政治論
 原発の予測された緊急事態に対する全くの徒手空拳は近代機械文明の人間的消化と吸収のないままに見切り発進を続けた当然の結果でしかなく、その最も重大な過誤は日本に落とされた二つの原爆に端を発したアメリカ主導の現代国際社会の不健全な覇権主義者共と非人間的な合理主義(非民主的暴力主義的機械的征服主義)者の唾棄すべきエゴと思い上がりと傲慢、が因源であろう。リビアに対する苦渋の選択などという言い訳は、原爆投下を悠々と命じたトルーマンのすっとぼけた指導者ずらからなんらの権力的内省もないまま経過したアメリカ戦争待望論者どもと少しも違わないのだ。日本の思潮がアメリカを目の前に腰砕けた現状で、日米軍事同盟は無論のこと、アメリカが犯した数々の大罪を白日の下に曝し、この国を世界の主要なオピニオンリーダー群から外す作業を、真面目に正確に実行すべきと考える。福島県は今や実質上ゴーストタウン化するのは目に見えているし、関東首都圏も逃亡避難移住者を増やし、さながら第三次大戦の様相を呈している。大地震大津波は天災とあきらめるしかないが、原子力の脅威は完全な人災でありその責任は途轍もなく重い。この未曾有の大災害が人間に与えた試練は尋常な対応で済む訳がない。まさに東電の経営者が頭をペコリと下げて終わる話じゃないのだ。原爆で黙した日本の思潮と、原発を「予期せぬ事故」化しようと企むエゴイストどもを徹底的に糾弾し、嘘で固めた政治と縁を切り、正当な自己主張ができる真人間になることだな。そこの、アメリカに尻尾を振るやせ犬君よ。戦争準備基地をこしらえたはいいが結局自然災害のまえには戦禍以上の惨状をみたではないか。きみらの大嘘は見え透いている。いずれにしろ現在未来の日本国民の恐るべき境遇から死んでも目を離すんじゃないぜ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。