沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩450 傀儡国家 5

2013年08月31日 07時06分53秒 | 政治論

 アメリカ本土ネバダ州でMV22オスプレイ(普天間配備同型機)が墜落したが不思議にも死傷者は皆無だった。で、マスコミはこれを「着陸失敗」と報じたがここに極めて狡猾な作為を見なければならないということだ。

 墜落と着陸失敗とでは受け取る方に異なる印象を与え、墜落には機体の欠陥着陸失敗には操縦ミスが連想されるのである。この事故原因の差異は当然に意味が180度異なる。

 しかし操縦ミスにしろ、多くの事故報告(モロッコ等)がそうであるなら、この種の機体はまさしくミスを誘う「欠陥」機の意味になるわけで、見かけを装っても事実上危険極まりない欠陥機そのものであることは隠し切れない事実だ。

 「民主的」な仮面に守られているオバマという化け物は今、中東情勢に戦々恐々としているが、「アラブのことはアラブに」「アジアのことはアジアに」の格言通り、本来世界警察たる所以のない自国の立ち位置に引き戻して、既にレゾンデトルを喪失した世界性に準じた新たな世界史的視点を獲得することに全力を傾注するべきなのだ。

 イラクでの自身の大恥を誰が許したというのか。オバマよ、おまえさんのしていることは、おまえさんが明確に批判したであろう前任者と大差ないことを思い出すがいい。少なくとも日本の不当に領土侵犯されている一地方島嶼にあっては、「老大国」じみてきたオマエさんの国がしている図々しい植民行為を決して許しはしない。

 腐りきったジャパンがいかに尻尾振って媚びようが、おまえさんのしている戦争経済主義の非人道性を永久に告発して止まないことは、此処にきてあのおじいおばあたちが炎天下「座り込んでいる」現場を見れば直ちにわかろうというものさ。ここで欠陥機を墜落させ住民を殺し亜熱帯樹林を焼き焦がすようなことがあったなら、おまえたちの人間でない行為のことは百年忘れはしない、必ず相応の報いを受けるだろう。(つづく)



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