沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩349 沖縄と日本 11

2011年10月27日 20時38分03秒 | 政治論
 よろしい。では君たちの言うこの国の安全とは一体何だ。アメリカの言うアジアの安定した安全保障とは一体誰のためのものなのか。彼らがいう仮想された敵とは当然中国と北朝鮮であり、更に想定されたテロ集団である。最初に言っておくが、君たちはアメリカがイラクやアフガン、リビアで実際に実行している戦争が現実にどういう状況を呈しているかについて知っているのだろうか。有事、有事というが例えば中国が仮に宣戦布告して開戦した場合彼らの標的、使用武器は何かと言えば当然アメリカ軍であり弾道ミサイルであろう。西太平洋の覇権を争うとすれば中国は第一に在沖米軍を狙うに決まっているが「沖縄県民」は、まっ先に「在沖米軍家族」を救出する米軍を指をくわえて眺めているしかないのだ。よーく考えてくれ。どんな戦争でも必ず軍事基地のある場所に近いほど確実に死地であることを。沖縄県民がボランテア精神で本土の唐変木どもの盾になろうというのならそれもいいだろう。日本国民の代表として立派に死んでいきますといえば君たちは満足なのだろう。軍事専門家でもないくせに日本の安全中国脅威北朝鮮の危険性などアータラコータラ抜かす連中にはほとほとあきれはてるが、そういう本土のウスラトンカチのいるおかげで沖縄が煮え湯を飲まされ割を食った歴史が日本の国家としての近代化の実態なのだよ。つまり君たちの沖縄県民に対する政府の御用聞き的な責め句は「差別」と「侮辱」と己の「無知」と人々への「無神経」という意味にしかとられないと思え。(中断)


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