沖縄県国頭郡国頭村、及び東村(他に大宜味村もある)をまたいだ所謂「やんばる(山原)」と言われる地域を覆っている亜熱帯樹林帯に、米軍北部訓練場が展開し、現在もジャングル訓練が行われつつ、所謂「一部返還」に伴う代替ヘリパッド建設(例によって代替施設でなく新たな施設の強化的設置にほかならない....この、沖縄県民を愚弄する欺瞞に満ちた米国植民地政策は是が非でも糾弾されなければならない)が6基予定されていて内1基が既に強行完成し、現在2基目の建設が目論まれている。高江地区の住民、有志による監視抗議活動と「座り込み」によって、この建設現場に立ち入ろうとする丸政工務店の行動は本gooブログ「海鳴りの島から」(目取真俊氏ブログ)内「高江の様子」に詳しいが、どうやら非常に「怪しい」動きを繰り返しているようで、先ごろ県知事の沖縄防衛局に対するオスプレイ含みの自己「環境アセス」やり直し命令が出されたことが効いたらしい。同じウチナンチュでありながらの、この建設会社の行動は実に奇怪にして不愉快だが、知事命令に服さない沖縄防衛局の封建遺制的な対応を瞥見すると、この国がいかに狂っているかわかろうというものだ。当然この出先がこうした愚行を恥じない理由は、この国の政府防衛省官僚が相も変わらず執り続けている「対米追随」保守絶対主義によっている。(つづく)
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