琉球王朝がさながら丸腰外交で中国日本に対峙していたことは周知のことだが(欧米の視察団がこの無防備に驚嘆した様子が文献にみえる)おかげで島津藩の武力のまえにあえなく屈し以後江戸幕府にさえ朝貢するはめになるわけだがこの丸腰外交の本質は一種「右のほほを打たれたら」の気高さを感じないこともない それをしも民意が恐怖とするなら話は終わりである 自主防衛と言う場合軍拡を柱とするかあるいは陸戦主体の国民皆兵とし防衛費を極力抑えてこれを福祉費に回すか 問題は一に国民の気概にかかっている ところで沖縄県民は基本的に丸腰外交 すなわち無抵抗主義である いずれにしろ外国の軍隊が自分らを守っているという幻想はいらない あらゆる対外脅威は最初に「自分の身は自分で守る」という基本的な心構えがなければ全て単なる幻想である 幻想に発したあらゆる軍事論は机上の空論つまり幻想だ だから抑止力という発想は初めに軍備ありきからきたこじつけ 作為的でっちあげだ われわれに武器はいらない こうした思想はヤマトゥにはないし求めもしないが沖縄琉球は米軍基地を必要としないし ヤマトゥの狡猾な沖縄搾取には徹底的に抵抗する 数百年の隣人の誼というなら隣人の礼をみせろ
最新の画像[もっと見る]