【日々是好日なり】黒塚古墳（大和の柳本古墳群）

　黒塚古墳と桜井市立埋蔵文化財センターへ。
　「黒塚古墳」は、３世紀後半、古墳時代前期に築造されたと推定。
　全長１３４メートル、高さは１１メートル。
　小ぶりの古墳で親しみが湧く(^^;)


　被葬者は不明、当時のナンバー３か４ほどの人物らしい。
　同時期に築造された古墳で有名なのが、箸墓古墳。
　黒塚古墳から１６９号線を南へ３ｋｍほど下る。
　全長２８０メートルとかなり大きい。
　被葬者は、第７代孝霊天皇の皇女・ヤマトトトヒモモソヒメ。

　黒塚古墳は、３０年ほど前に発掘が行われて三角縁神獣鏡が３３面も出土。
　全国で２番目という多さで有名になった。
　古墳隣接の「天理市立黒塚古墳展示館」に展示。
　古代中国の神仙思想の神仙や神獣などが表現されている。
　全国で５５０面以上、出土し、三角縁の神獣鏡は大陸で見つかっていたないとのことで、
　日本で鋳造されていたようだ。
　すでにそんな技術があった!(^^)!
　　
　竪穴式石室のレプリカも復元されていた。