珠洲市宝立(ほうりゅう)町鵜飼村を鵜飼川が流れている。
鵜飼川の上流には、小屋(おや)ダムが築造されており、珠洲市上水道の水源となっている。※
この水源から取水する、宝立浄水場があり、珠洲市の大半の住民に上水を供給している。
令和6年能登半島地震で、
宝立浄水場が大きな被害を受け、珠洲市の水道は完全にストップ。※2
小屋ダムが壊れたわけではないが、宝立浄水場に水を引き込む導水管、浄水場から送り出す送水管のいずれも損傷してまったく機能しなくなった。※3
そのため、隣の能登町行延の内浦浄水場(九里川尻川の伏流水を井戸で取水)から給水車で珠洲市民に水を供給せざるをえなかった。
教訓というほどでもないが、
珠洲市では、浄水場が1カ所に集中しており、平生の運営は効率的ではあったが、被災するとその影響が全体に及んだ。
能登町では、震源からやや遠いということもあって浄水場の大きな被害はなく、また、浄水場が4カ所と分散しており、常時の運営はやや不効率とはいうものの、災害に対してはその影響も分散でき、お互いに補完することもできるので災害に対する適応力があるだろう。だが、公道上の上水道管路が著しく損傷し、復旧に4カ月要した。
※小屋ダム(Webより)
鵜飼川の上流端は石川県珠洲市宝立町泥木であって、芦谷川を併合し、珠洲市鵜飼で飯田湾に流出する延長 10.24kmの二級河川である。
鵜飼川の中流部は河積が小さく屈曲しており、昭和36年、40年、41年、43年と出水がおこった。とくに昭和36年6月26日の豪雨災害は、浸水家屋35戸、田畑の冠水及び流失13haに及び、被害総額 5.3億円(昭和53年換算額)に達した。
これらの水害に対する抜本的対策として、昭和48年4月小屋ダムは着工し、平成5年3月珠洲市宝立町柏原地先に完成した。
ダムの目的は次のようなものである。
・ ダム地点の計画高水流量 180m3/s のうち 130m3/sの洪水調節を行う。
・ ダム下流沿岸76.7haの既得用水の補給を行い、流水の正常な増進を図る。
・ 水道用水として、珠洲市に対し、ダム地先において、 0.124m3/sの取水を行う。
・ ダム管理用発電として最大出力 270kwの発電を行う。
ダムの諸元は、堤高56.5m、堤頂長 240m、総貯水容量 305万m3、型式は中央コアー型ロックフィルダムである。
起業者は石川県、施工者は青木建設(株)、清水建設(株)、真柄建設(株)共同企業体で、事業費 189億円である。
※2 珠洲市には、メインの上水道(12,840 m3/日)と4カ所の簡易水道(狼煙、高屋、大谷、清水)がある。
上水道の宝立(ほうりゅう)浄水場は、珠洲市宝立町柏原にある。
ちなみに、住民登録人口(令和4年) 12,947人。
※3 小屋ダム 重力式コンクリート造ではなく、ロックフィル式ダム。重いコンクリートの壁を支えることができない、弱い基礎地盤のところで採用される方式であり、土石を積み上げてダム提体を造るもの。今回の地震で提体に損傷があったかどうか不明であるが、石川県河川総合情報システムによれば地震前よりも4mほど水位を下げて運転している。
ちなみに、4月中旬に現地へ向かったが、道路閉鎖(緊急車両以外の通行禁止)のため視察できず。
鵜飼川の上流には、小屋(おや)ダムが築造されており、珠洲市上水道の水源となっている。※
この水源から取水する、宝立浄水場があり、珠洲市の大半の住民に上水を供給している。
令和6年能登半島地震で、
宝立浄水場が大きな被害を受け、珠洲市の水道は完全にストップ。※2
小屋ダムが壊れたわけではないが、宝立浄水場に水を引き込む導水管、浄水場から送り出す送水管のいずれも損傷してまったく機能しなくなった。※3
そのため、隣の能登町行延の内浦浄水場(九里川尻川の伏流水を井戸で取水)から給水車で珠洲市民に水を供給せざるをえなかった。
教訓というほどでもないが、
珠洲市では、浄水場が1カ所に集中しており、平生の運営は効率的ではあったが、被災するとその影響が全体に及んだ。
能登町では、震源からやや遠いということもあって浄水場の大きな被害はなく、また、浄水場が4カ所と分散しており、常時の運営はやや不効率とはいうものの、災害に対してはその影響も分散でき、お互いに補完することもできるので災害に対する適応力があるだろう。だが、公道上の上水道管路が著しく損傷し、復旧に4カ月要した。
※小屋ダム(Webより)
鵜飼川の上流端は石川県珠洲市宝立町泥木であって、芦谷川を併合し、珠洲市鵜飼で飯田湾に流出する延長 10.24kmの二級河川である。
鵜飼川の中流部は河積が小さく屈曲しており、昭和36年、40年、41年、43年と出水がおこった。とくに昭和36年6月26日の豪雨災害は、浸水家屋35戸、田畑の冠水及び流失13haに及び、被害総額 5.3億円(昭和53年換算額)に達した。
これらの水害に対する抜本的対策として、昭和48年4月小屋ダムは着工し、平成5年3月珠洲市宝立町柏原地先に完成した。
ダムの目的は次のようなものである。
・ ダム地点の計画高水流量 180m3/s のうち 130m3/sの洪水調節を行う。
・ ダム下流沿岸76.7haの既得用水の補給を行い、流水の正常な増進を図る。
・ 水道用水として、珠洲市に対し、ダム地先において、 0.124m3/sの取水を行う。
・ ダム管理用発電として最大出力 270kwの発電を行う。
ダムの諸元は、堤高56.5m、堤頂長 240m、総貯水容量 305万m3、型式は中央コアー型ロックフィルダムである。
起業者は石川県、施工者は青木建設(株)、清水建設(株)、真柄建設(株)共同企業体で、事業費 189億円である。
※2 珠洲市には、メインの上水道(12,840 m3/日)と4カ所の簡易水道(狼煙、高屋、大谷、清水)がある。
上水道の宝立(ほうりゅう)浄水場は、珠洲市宝立町柏原にある。
ちなみに、住民登録人口(令和4年) 12,947人。
※3 小屋ダム 重力式コンクリート造ではなく、ロックフィル式ダム。重いコンクリートの壁を支えることができない、弱い基礎地盤のところで採用される方式であり、土石を積み上げてダム提体を造るもの。今回の地震で提体に損傷があったかどうか不明であるが、石川県河川総合情報システムによれば地震前よりも4mほど水位を下げて運転している。
ちなみに、4月中旬に現地へ向かったが、道路閉鎖(緊急車両以外の通行禁止)のため視察できず。
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