文政十一年(1828)、良寛の住む越後で大地震、酒造業を営む知り合いからの手紙の返事を送った。
内容は、
「地震はまことに大変にそうろう。
野僧(=拙僧)草庵は何事なく親類中死人もなくめでたくぞんじそうろう/
うちつけに死なば死なずて永らえてかかる憂きめを見るがわびしさ/
しかし災難に逢う時節には災難に逢うがよく候/
死ぬ時節には死ぬがよくそうろう/
これはこれ災難をのがるる妙法にてそうろう」
これが被災をはねのける秘訣だ!
①不安や心配が起きるのはああなったらこうなったらと考えすぎるから
②今なすべきことを全力で実践
③その結果、周囲の人も巻き込んで仕合せになる
(『倫風』令和6年2月号より)
内容は、
「地震はまことに大変にそうろう。
野僧(=拙僧)草庵は何事なく親類中死人もなくめでたくぞんじそうろう/
うちつけに死なば死なずて永らえてかかる憂きめを見るがわびしさ/
しかし災難に逢う時節には災難に逢うがよく候/
死ぬ時節には死ぬがよくそうろう/
これはこれ災難をのがるる妙法にてそうろう」
これが被災をはねのける秘訣だ!
①不安や心配が起きるのはああなったらこうなったらと考えすぎるから
②今なすべきことを全力で実践
③その結果、周囲の人も巻き込んで仕合せになる
(『倫風』令和6年2月号より)