犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】イノシシと鹿

2022年10月24日 | 日々是好日なり
 イノシシは、畑を荒らすので困る。
 10月22日 朝、村のイノシシ捕獲名人に箱ワナを仕掛けてもらった。餌は、米ぬか。
 10月23日 早朝、箱ワナ近くのクルミの木の下から、草藪越しに「ガリガリ」とイノシシがクルミを齧る音がする。 
 10月24日 箱ワナに加えて、栗の実を置く。栗の実も大好物。
 用心深い性格だから、簡単には鉄柵の中には入らない。クルミなど天然のエサも多い。
 そのうち、天然のエサが少なくなってくれば、見込みがある。
 食いしん坊だから、警戒心よりも食欲に負けて引っ掛かるだろう。

 縄文人の動物性の蛋白源は、鹿とイノシシだった。
 鹿はすばしこいので簡単には捕獲できない。人間の生活圏にも近寄らない。
 イノシシは、用心深いが人間の生活圏近くにも出没する。落とし穴で捕獲できた。
 雑食で人間の食べ残しの掃除屋としても役に立つのでイノシシは飼いならされて豚になった。

 イノシシは人間にとって食べ物として美味しく身近な存在だが、間抜けな食いしん坊だから軽くみられる。
 方や、鹿はすばしこく姿かたちに品があるので、神獣や神使になったりする。
 縄文の世界が終わって創建された、鹿島神宮/香取神宮の「鹿島」は「鹿」の島であり、「香取」は「鹿」と鳥ではないかとも言われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする