犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】日本は、ちっぽけな国か、大国か

2022年10月22日 | 日々是好日なり
 ロシアの国土面積は、1710万km2に対して、
 日本の国土面積38万km2で、45倍の広さがある。
 一方、人口はあまり変わらない。ロシアは1億4千万ほどである。
 
 一言でいえば、
 ロシアは、広くても寒くて作物も育たず、人が住めないところばかり。
 日本は、狭いが作物はよく育ち、海の幸も豊富で、人が住めないところはない。

 中国もロシアと似たようなところがある。
 人の住めないところも多い。
 国土が広い割には水が不足する。
 だから、過剰となった人口は世界中へ流出する。

 中国と比較では分かりにくいが、ロシアと比較すると日本という国の大きさが分かる。
 国土も人口も同等である。
 司馬遼太郎のいう「ちっぽけな国ではない」

 さらに人口の中身をみると、
 ロシア、中国ともに、広い国土に分散している人口は、宗教・言語・文化が異なる数十の民族によっている。
 広すぎるために、分裂し崩壊する危険を内包している。
 片や我が日本は縄文、弥生から現代まで、1万6千年の歴史があり、一つにまとまり、崩壊のかけらもない。
、民族、宗教、言語、文化があまりの同一性のため、これを羨む大陸の勢力によって常に分裂を促す外圧に晒されるような状況である。

 大国といっていい規模の人口が、適度な国土の広さに暮らしている。
 むかし、こんな国に住めないから、地上の楽園に向かった者たちがいたなあ(-_-;)
コメント
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