佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

棒鱈

2021年12月29日 13時42分33秒 | 未分類
正月のおせち料理には各地域ごとに

特色があります。

私は越後の北の方が郷里ですが正月の

餅は越後では切り餅です。

しかしここ佐渡は同じ新潟県でも越後とは

ちがって、餅は関西地区と同じ丸餅の文化です。

郷里では生家が漁師でしたので秋の祭りや

正月の魚は鮭が主体でした。

しかし佐渡では鮭に関する食文化はありません。

現役時代は関西で生活していた私に正月には

母が塩引き鮭を良く送ってくれました。

デパートやスーパーのおせち料理のコーナーでは

棒鱈の甘煮が出ていましたがその値段もそこそこに

高価なものでした。したがって買ったことはありません。

子供の頃、干からびた鱈を母が毎日水を換えて戻して

いた記憶はありますが正月に食べた記憶はありません。


今年の春、ふと思い立って漁協で鱈を2本買ってきて

頭と中骨はアラ汁にして身を年末まで干しておきました。

乾燥して木のように固くなった棒鱈を25日に水に浸け

毎日水を換えて今朝水から出しました。

適当な大きさに切って

七輪で炭火にかけ時間をかけて煮ています。



いちど水から煮上げて湯を捨て、だし汁でしばらくにて

味を付けて煮詰めます。

果たしてうまくいくかどうか?


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