佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

かき餅作り

2022年02月19日 21時05分34秒 | 追憶
子供の頃、お菓子は今ほど豊富ではなく

こどもたちのおやつに食べるお菓子類も

家庭で手作りの保存食などがありました。

祖母や母が作る手作りを手伝いながら出来上がりを

楽しみにしたものでした。

正月には親せきが母の実家に集まって何軒か分の

餅つきをして久しぶりに集まったいとこたちと

搗きたての餅をほおばりながら広い土間を走り回ったり

した思い出があります。

正月には雑煮や餡餅を食べおやつはもっぱら

火鉢や囲炉裏で餅を焼いて黄な粉やあんこをつけて食べ

15日の小正月は餅に豆を入れた豆餅や

ゴマを入れたものやらをついて固くならないうちに

薄く切って乾燥させてかき餅にして藁で組んで吊るして

あり、時々焼いて食べていました。

それがなくなるころには桃の節句となり

赤、緑、白の三食の餅をついてひし形に切って

お雛様に備え、切れ端は細かく切って干して置き

ホウロクで炒ってあられで食べました。

今、女房と二人だけの生活でおやつを欲しがる

子供たちがいるわけでもないのですが、

なんとなく餅を搗いたりしてかき餅を作ったりしています。

薄く切るには結構力が要るので、切るのは

もっぱら私の役目です。

餅きり機で切って行きます。

座敷に広げておいて乾燥させておき、

焼いたり油で揚げたりして一年中楽しめます。

横にあるとついつい手が出て止まりません。

昔、祖母は豆餅のほかにも梅干しに入れたシソの葉や

膨らし粉を入れたものなどを作って楽しませてくれたことを

思い出します。

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