佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

味噌仕込み

2017年12月17日 20時21分23秒 | グルメ
毎年、自家製のみそを仕込んで子供たちや自炊している

孫に送っています。

いつもは寒仕込みで一月に行うのですが

今年は「こうじや」の都合を聞いたら

今がいい というので急遽コメを届けて

こうじにしてもらい昨日朝に出来上がったものを

もらってきて味噌を仕込みました。

8升の「コシヒカリ」を麹にしてもらい

自分の畑で収穫した大豆を煮てつぶし



塩と混ぜて約1斗の量を仕込みました。

今年から義妹のところの分も含めて

昨年までより多くなっています。


材料のコメ、大豆は自作のもので

それに塩だけ加えたものです。

完全無添加で味も「手前みそ」というくらい

うまい味噌ができます。


子供たちや孫にはできるだけ自分で作ったものを

食べさせたいと毎年作っています。



そば一日20客限定

2017年05月26日 21時06分53秒 | グルメ
そばは私の好物で旅行に行ったときは機会があれば

その地区のそばを味わうことが多いです。

佐渡の各地でもそばが作られていて味わう機会は多いです。

さらに佐渡はトビウオの出汁でそばつゆを作ろので

おいしいそばが食べれます。


おととい、佐和田に出たとき八幡の「三崎ソバ」を

紹介されました。

早速行ってみました。

メニューは十割ソバの「もりそば」だけ

一日20客限定です。

店内も囲炉裏が切ってあってなかなか雰囲気がいいです。

出汁はアゴ(トビウオ)、カマスを使っているそうです。

さっぱりした口当たりでいくらでも食べれそうです。


そば好きの哀しい「サガ」でしょうか?

うまいそばを味わうと

「どこかにこれよりもっとうまいそばが必ずあるはず」

と、思ってしまいます。

味噌の仕込み

2016年02月07日 12時13分14秒 | グルメ
麹屋にコメを渡して麹をお願いしていたのが

5日の朝に出来上がり、豆をつぶす機械、電動ミールも

借りることが出来たので5日の朝から

大豆を煮て味噌を仕込みました。

麹は6升のコシヒカリを麹にしてもらったもの

大豆は自家産の8升を大鍋で煮ました。

鍋は直径70cmです。

釜はドラム缶をカットした手製のもの。



豆が柔らかくなったら電動ミールに入れてすりつぶします。

麹と塩を加えてよく混ぜ合わせ、みそ樽に入れて

1年ほど寝かせます。

自家製の材料に塩を加えただけの完全無添加味噌です。

味も手前味噌という言葉があるくらいでおいしいです。

毎年冬のこの時期に仕込んで出来上がったものを

子供たちや自炊生活の孫たちに送っています。

ズワイガニ

2015年02月06日 11時30分57秒 | グルメ
昨日、佐和田のドコモショップへ女房のスマホのネットワーク暗証番号の

再設定をやってもらうついでに昼食や買い物などをして帰宅後

納屋の入り口の内側に青い収穫かごがあり、ビニール袋に入れたものが

入っているのが目についたのですが、女房が野菜でも置いたのだろうと

思っていました。

女房が外の洗濯物を納屋に取り込もうと入ったところで気づき

袋を覗いてみると多量のカニが入っていました。

ズワイガニのオス、メス合わせて30ハイあまりで生きています。

板引き網漁であがったばかりのカニでしょうが、誰が置いて行ったものか

見当もつきません。

漁師仲間の誰かなら携帯に連絡してくるはずですし、こっちから問い合わせるのも

気が引けます。

誰かが届け先を間違って置いていったかも知れず、しばらく様子を見ることにしました。


夜になってから同じ集落の婦人から電話がきてようやく送り主とわかりました。

一昨年まで秋のライスセンターでの作業で一緒に仕事をしていた人です。

板引き網漁の出荷の手伝いに行っていて、分けてもらったので

届けてくれたのでした。


ようやく安心して大鍋で茹でました。

二人でとても消費できる量ではないので、義姉の所へも

お裾分けします。


前に私も板引き網の出荷の手伝いをしている時には

良く茹でたカニを発泡スチロールの箱で子供たちに送っていたのですが

手伝いを辞めてからは送っていません。


箱があれば送るのですが間に合わないので今回は

二人でカニ三昧です。

素朴な田舎菓子、しんこ

2013年02月25日 10時36分52秒 | グルメ
佐渡の素朴な郷土菓子に「しんこ」があります。

団子の粉を練って、木の型に入れて形をつくり

カラフルに色つけして蒸して出来上がりです。

昨日、義姉が型抜きしたものを持ってきてくれて

女房が蒸して出来上がりました。

昔から冬場からひなまつりにかけて、各家庭で

作られていたようです。

祖母や母の周りを女の子たちがとりかこみはしゃぎながら

思い思いの型枠をつかって作っていたであろう様子が

想像できます。

今はすっかり過疎の村、子供もすくなく圧倒的に何倍もの人口の

老人が子供達の周りを取り囲む事になっています。


各家庭に伝わる「木型」もだんだん少なくなりました。

昔ながらのめでたい縁起物に加えて最近のものは子供達に

人気のテレビアニメのキャラクタなども見かけます。」

厳密にいえば意匠登録のこともありますが、営業しているわけでも

なく、自家用に楽しんでいるだけですので大目に見てもらって。


この木型を作る人もいなくなってしまい、各家庭のものを融通しながら

使いまわしている状態です。


佐渡の各地に昔から伝わっているようですが、地域ごとに

中にあんこが入ったりとかバリエーションがあるようです。

飽食の時代、今の子供達には興味をひかないようですが

伝え残して欲しい郷土の伝統です。