佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

渡航準備

2009年10月30日 07時52分48秒 | 日記
渡航と言っても外国へ行く海外旅行では有りません。

越佐海峡を佐渡汽船で本土に渡る渡航です。

毎年恒例の秋の取入れが済んだ後の自分の家、子供たちの

暮らす滋賀県への帰宅です。

自宅は八月まで次女家族が暮らしておりましたが、自分たちの

持ち家をして引っ越しましたので今は空き家です。

近くに住む三女宅に泊まって、次女の新築住居を見たり

孫たちと過ごしたり10日ほど過ごしてきます。

昨日は西三川のさかや農園さんへ出かけて恒例の

みやげ物の果物の買出しです。

この時期はりんご、なしとリンゴジュースを買いこんできました。

子供や孫たちも毎回喜んでくれます。

今朝早くから荷物を車に積み込んでいます。

米、野菜、果物、野菜は昨日ネギ、白菜、大根、にんじん、ミニトマト

を畑からとってきました、

明日朝、両津発一便のカーフェリーに乗船します。

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ライスセンターの作業も終わり

2009年10月28日 07時04分45秒 | 農作業
9月の26日から行っておりましたアルバイトのJAライスセンターの

作業も昨日で終わりました。

正確には本日も最終の清掃作業が半日あるのですが私は昨日で

今年の最終としました。

滋賀の方に帰ってくる支度と畑の大豆の始末などを済ませるため

一日早く終わらせてもらいました。

今年のライスセンターの出荷量は30キロ袋の作成カウンターで

5000足らずでした。

夏の低温と秋の台風上陸前のあわただしい刈りいれの為か

センターで扱った米の品質は昨年よりは少し落ちているようです。


私のところの稲作も心配しましたが、収量は少し少なかったものの

品質としては良くて、全て一等米でした。

味のほうはどうなのでしょうか?実はまだ完全な新米は味わっていないのです。

くず米として出たものをもう一度ふるいを通したものを最初に食べるので

まだ完全に新米に切り替わっていません。


新米を出荷して、農機具を掃除して片付け、作業場を片付けて籾殻を

始末して、今年の稲作の完了です。

一段落したら、今年の作業の内容をふりかえり、反省して来年の

作業への参考とします。

簡単に考えてはじめた稲作ですが中々やって見ると難しいものです

なにしろ、結果が見えるのが半年後。

肥料や消毒等の結果がすぐ見えることはありません。

何度繰り返しても初心者です。

最終的に結果を大きく左右するのはお天道様。

秋が終わり、又来年の作業を初心者マークをつけて始めます。

米が終わると豆類、小豆や大豆の取り入れです。

大豆は晩秋から冬にかけて、味噌を仕込みます。

手前ミソと言いますが、義姉の指導で毎年作っている味噌の味がよく

子供たちにも渡しております。

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故郷、岩船を偲ぶ

2009年10月24日 06時22分49秒 | 郷里
故郷、岩船の祭りが終わると一気に秋は深まり、木々の

紅葉も進みます、

今年の祭りはあいにくと天候は不安定な一日だったようです。

当日は、前に自分で撮影したビデオやこちらの図書館で見つけた

岩船大祭のビデオを見て故郷の祭りの思い出に浸りました。

子供の頃、前日からほとんど寝る間もなく母が作った祭り料理、

この時期は鮭の母川回帰で鮭のシーズンとなるので

鮭料理が主となります。

ハラコ(イクラ)、氷頭(ひず)なます、やきもの、煮物・・・

現在はどうかわかりませんが、岩船祭りは無礼講

各家々は、戸口を開け放ち着飾った娘たちが座り

「おめでとうございます」と言って入ってくる見ず知らずの

人でもご馳走でもてなします。

はっぴ姿の屋台の引き手の若連中も徒党組んでなだれ込んできます。

自分の町内の屋台に置いていかれ路地裏や知らない家の戸口で

ひっくりかえって居る者、・・・・

祭りの喧騒の夜はふけていきます。


ここで、漁業で栄えてきた岩船で魚の料理は数々ありますが

鮭に関しては古くからの戒めがあり、岩船の人達は今でも

堅く守っていることがあります。

 一つは、川に上った鮭を絶対採ってはならない。

 鮭で鮨を作ってはならない。

これは次のような由来から来ています。子供の頃、父から聞かされた

事なので、あるいは一部間違っているかもしれませんが、自分なりに

今でも覚えていることは次の内容です。

 昔、岩船の集落が石川の河口の小さな集落の頃、石の船に乗った
 
 石船(岩船)神社の神様が海から来て、浜辺の崖を、ふじづるにつかまって

 上陸した。

 集落に来て一夜の宿を願ったが、丁度、各家は石川に上ってきている

 鮭の捕獲シーズンで保存食の鮭の飯鮨つくりで忙しくて断られた。

 他の家では不幸があって弔いが有るから断られ、

 次の家では、嫁がお産したばかりで穢れているがそれでも良ければ、ということで

 とまることが出来た。

 この地にとどまった神様は漁業他の技をつたえた。

以来、岩船の民は、藤づるは焼いてはいけない。

            石川に上ってお宮の橋をくぐった鮭は神の使いなので
            捕獲したり、いじめてはならない。

            鮭で、飯鮨を作ってはならない。

これを堅く守っています。

正月料理で飯鮨を作りますが、鮭は使わず、鱒や、身欠きにしんを使います。

この故事は、私なりに思うに、我々の先祖は、古来より鮭の母川回帰を

知っていて、母川に戻ってきた鮭を保護すること。

さらに、シーズン中に保存食を作る為に多量に捕獲してしまうことを

いましめて、適量だけを収穫するように。

そんな意味があるのではないでしょうか?

となりの村上では三面川で盛んに川漁を行いますが岩船は海でしか

とりません。

実際、川に遡上した鮭は婚姻色が出たら身が固くなり味は落ちます。


太古の昔、岩船の地に来た、石の船とは何だったでしょうか?

UFO?神様は宇宙人?

我ら、岩船人は宇宙人の子孫?

夢は広がります。






 

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故郷に想いを寄せて。岩船大祭。

2009年10月19日 21時50分37秒 | 郷里
昨18日、今日19日は私の故郷、岩船町の鎮守

「石船(いわふね)神社」の祭り岩船大祭です。

昨夜が宵祭り、今日が終日、本祭りです。

故郷の岩船町は越後の北、現在村上市に属していますが

歴史は古く、大化の改新時代に北方に対する防御として「磐舟の柵」が

「沼垂の柵」と共に築かれ、「日本書紀」に地名が登場しています。

「阿倍比羅夫」が軍船を率いて磐舟潟に来た時にすでに地名と神社が

存在したといわれております。

先年、1200年祭が盛大に行われた古くから海運と漁業で栄えてきた

町です。

私に故郷の祭りを語らせたらブログ容量がいくら有っても足りません。

一昨日よりあいにくの天候ですが、今頃故郷は祭り一色になっていることでしょう

故郷に思いをはせながら思い出を綴って見ます。


俗に「岩船者(いわふねもん)は年13ヶ月働いて、一月分を祭りにつぎ込む」と

言われるほどこのお祭りを大切にして生活しています。

地元で漁業を営む漁師たちの他に遠洋漁業、内航船、外航船に乗り込んでいる

船乗りも多く、盆や暮れ正月に帰らなくとも祭りには帰ってくる人が多く居ます。

昨夜の宵祭りには町の北の小高い丘にあって、岩船港と岩船町を見守っている

「石船(いわふね)神社」の長い参道で宵宮参りで久しぶりに帰省した人達が

すれ違い挨拶を交わしてお互いの無事を確認しあって旧交を暖めます。

祭りには古いものは江戸時代に作られた「祭り屋台」私たちは「おしゃぎり」

と呼んで大切に扱ってきた各町内自慢の屋台が9台引き出され

御神輿と共に町を巡幸します。

各屋台を運営する町内は少ない町で30戸たらず、多い町でも100戸に満たず、

この町内が今なら新築すると「数億円」時々の修理代でも「数千万」と

言われる、豪華絢爛の金箔漆塗りの祭り屋台を守ってきてここまで

続いてきています。

祭りにかける思いとエネルギーが感じられます。

漁師町ですから先頭を行く屋台は「お船様」を乗せた岸見寺町町の屋台

御神輿は巡幸の後部で進みます。

今日の夜明け前から巡幸のコースを先太鼓が回って道筋を清めます

私たちは「やれかか」と呼んでいます。

太鼓と金のリズムが「やーれ、かかあ、おきろ。おこわまんま、ふかせ。

てれすこてんてん、すってんてん」と聞こえます。

夜が明けると船を大漁旗で満艦飾にはためかせ。

船の神棚、船魂様にお供えを供え、

各町内からそろいのはっぴ姿の若衆が屋台を引き出し神社に終結

して、御神輿に御神体、お船様にあらみたまが移されて

木遣りが上がり巡幸の開始です。

各所に見所はありますが、夜になり各屋台はちょうちんで飾られ丁度今頃から

ひときわ見ごたえがあります。



物心付いた時から屋台に乗ってきた私たちは故郷を離れても

祭囃子は身体に染み付いていて思い出すたびに身震いして

鳥肌たつほどの興奮を覚えます。


語ればきりはありません。

祭りは明日の夜明け近くまで続きます。

昼のニュースで一部今日の巡幸の様子が流れました。

飛んで帰って参加したい気分になりました。


ふるさとは 遠きにありて おもうもの

そして かなしくうたうもの よしや うらぶれて 異土の乞食と・・・

犀星でしたか・

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久しぶりの昼寝

2009年10月14日 06時49分06秒 | 農機具
昨日はライスセンターへ出勤しましたが雨となり稲の

受け入れも無く午前中にたまった籾殻の始末をして

午後からは休みとなりました。

ライスセンターへ出ている時はバイクで通勤して昼は帰宅して

昼飯を食べすぐ折り返し出勤しています。

そのため昼休みの昼寝は出来ません。

昨日は久しぶりに昼寝をたっぷりしました。

疲労のたまってきている身体に休養が出来ました。

昼寝をしてから稲刈りの終わったままで掃除していなかった機械類の

掃除をしてカバーをかけて片付けました。

計量器、籾摺り機、乾燥機、

終わったらイカ釣りに行こうと思って始めていたのですが

終わったのが20:30.

入浴して夕食を食べ、早めに寝てしまいました。

コンバインと精米機の清掃、片づけがまだ残っています。

次の休日まで持越しです。

今朝は天候も回復して晴天です。

肌寒く、バイク通勤はそろそろこたえます。

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